2008/12/29

病床

結局昨日は重い瞼をクレーンで持ち上げつつ、「ダンス・ダンス・ダンス」を読み終えてしまった。いつも思うが、どうも僕は小説をじっくり読むことができないらしく、読みだしたらノンストップで最後まで駆け抜けてしまうようだ。

最近夢をよく見るようになった。昨日は宮本浩次に会ってきたし、今日は今日で何かの夢を見た。どうして夢というものは起きてすぐ忘れてしまうのだろうか、何か凄い夢だったのに何だったかは覚えていない。でもよく夢を見る時がどういう時なのかは分かるようになってきた。

昼食を取りに外に出かけたので、ついでに新しくこれを読みだした。

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中島 敦

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高校時代、漢文の授業は国語の中で唯一聴くに耐えうるものだと思っていたのだが、一番気に入っていた話が「山月記」だった。文章のリズムも好きだったし、こう表現するのが適切かどうかはよく分からないが、内容も優等生のくだらないプライドをくすぐるにはうってつけだったような気がする。漢文が好きだったのも、今思えばその頃の精神状態の一つの象徴だったのかもしれない。



昨日は洋ナシを食べたので、今日は林檎を食べることにした。林檎の皮を包丁で剥くのだが、ただでさえそれほど上手くなかったのに、どうも昔より下手になってしまったようで、時間がやけにかかり出来上がった林檎は段々になっていた。

林檎というと、どうも病人が床に伏している時に剥いてもらうもの、というイメージがある。そんなことを思いながら剥いた皮をつまみあげていると、なんだか自分まで病人になった気がしてくる。

年末という事もあり、近くの店はそろそろ休みに入るらしく、食事をするのに少々困る。僕はというと、明後日には実家に帰って、新年2日にはこちらに戻ってくるつもりだ。短い帰省だが、卒論もある事なのでそういう事にした。そのスケジュールだと愛知の人には誰にも会えないが、そういう事なのでまたの機会という事にしてほしい。恐らく3月中旬にはまた帰る。

0154追記;
この記事を書いたあと、先輩から連絡がきて銀座に飲みに行った。別に断る理由もなかったし、一日目を酷使していい加減違う事をしたかったということも僕を後押しした。彼らと会えるのは久し振りで嬉しいのは勿論、社会人の人と飲みに行くと、行きたかった店などに連れて行ってもらえるので、そういう意味でも面白かったりする(金銭的な意味を除いても、学生が行くにはふさわしくない店があるだろう)。結局帰宅したのはこの時間で、まぁ久しぶりによく飲んだと言うべきか、やはり飲みたい気分にさせてくれる状況とそうでない状況はあるものだなぁ、なんて思いながら床に就こうとする年末の夜。

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