2008/12/28

あなたの名前が書けません

今日はなかなかひどい一日だった。

朝は割と早く目が覚めた。色々論文をいじろうかと思ったが、もう正直飽きてきたので今のまま完成度を高める方向にシフトさせることにした。この手のものはいつまでもウダウダやっていると、効率が悪い。これでいいやと思ったら「えいや!」としてしまうのが手っ取り早い。

そんなことをしていたら、いつの間にか14時ごろになっていたので、昼食を取りに出かけた。特にあてもなかったうえ、時間も時間なので探す気もあまりなく、近くの商店街にある、まだ入ったことのないイタリア料理屋にランチをまだやっていることを確認して入った。入ってみると特に洒落ているわけでもなく、地方都市の郊外によくありそうな普通のスパゲティ屋だった。ペペロンチーノが食べたい気分だったので、それをオーダーして小説を読み時間をつぶした。相変わらず「僕」は不思議な女性と話をしている。

取り立てて美味しいというわけではないし、雰囲気がいい店でもなかったが、それなりに満足して店を出た。近くに座っていた女性の友人二人組は非常に盛り上がっていて、彼氏の話をする連れに「それ自己中じゃんー!」と言っていたのが耳に残った。

しばらく商店街をフラフラと散歩していると、とある先輩からメールがきた。住所を教えてくれ、というメールだった。時期的に考えて、きっと年賀状を出そうとしているのだと思った。しかし僕は年賀状を出すのをやめてしまっている。

少しばかり歩きながら考えたが、相手が明らかに出そうとしているのだから出さないのは良くないと思い、コンビニに年賀状を買いに行った。年賀状は五枚セットしかなかったので、それを買った。余った四枚で他の人にも出せばいいと思った。誰に出そうかといろいろ考えたが、付き合いが深い人というよりは、今年から付き合いが深くなった人に出そうと思った。理由は特にないが、昔から仲がいい人に出しても「今さら何なのだろう」と思われるかもしれないとちょっと想像してしまったのが理由なのかもしれない。

帰って来て、年賀状を書いていると、自分の字がえらく下手なのに絶望した。冷え症で手がうまく動かないせいなのだろうか、それともロクに字を学んでこなかったせいだろうか、いくら書いてもしっくりこない。特に宛名がしっくりこないのだ。おかげで五枚あった年賀状のうち、気が付いたら三枚は無駄になっていた。習字でも本格的に習いたい、そんなことさえ思ってしまった。一応出すことになった二枚にも不満タラタラだが、わざわざコンビニに行って買いなおすのもバカらしい。それにきっとこういう日は何をやってもうまくいかない。本当は送るはずだった他三名の人には申し訳ないが、そういう事なので理解してほしい。といっても誰の事かは自分しか知らないのだが。

自分の名前は何回も書いているから、もう自分の中で完成されているのでこういった問題はない。それにかなり気持ちの悪い告白をするが、名前を書く機会がありそうな近しい友人や知り合いの名前は一回くらいは書くのを練習していたりする。書いた文字のイメージが自分の中でしっくり来るまで書き続けるのだ。はた目から見ると呪っているようだが、僕としては非常に真摯な気持ちで書いているのでその辺りを誤解されると少々困ってしまう。しかし今年初めて年賀状を出すような相手の名前はさすがに練習していないので、今日みたいな惨事が起きてしまったりするのだった。

結局その生き残った二枚を無事ポストに投函して、今は昨日飲み会から戦利品として獲得した洋ナシと林檎をむいて食べようと思っている。果物を自分で剥いて食べるのなんて、ものすごく久しぶりだ。少しばかり、優雅な気がする。

2 件のコメント:

  1. 誰だか知らないけど、嫌がらせをくらったみたいですね!

    PCで書けばいいのに…w

    返信削除
  2. そうですね!

    宛名も自筆で書きたいのです。PCでやるくらいなら出したくないですw

    返信削除