2008/01/31

メモ代わり

成長論を取っていた人なら分かる話。
http://neweconomist.blogs.com/new_economist/2008/01/solow-lucas.html

しかしコメントにもあるけど教育の効果といっても様々なpathがあるからしてあまり安易にyears of schoolingとかをproxyに使うのも良くないだろうなぁ。

真夜中に見慣れたトピックがあったので思わず貼り付けてしまったが、bloggerにはトラックバックはデフォルトでは付いていないようで、勝手にリンクを貼るしかないみたい。

つかこんな記事見てる暇があるなら勉強しろ、いやむしろ早く寝ろって話ですけどね。

過剰反応?

ついついブラックレインを見てしまった。見所はなんといっても松田優作と大阪、いやOSAKAのぶっ飛んだ感じの映像。本当に大阪があんな街だったらかなわんなーと思いつつ鑑賞。バブル期の大阪ってどんなかんじだったんでしょうねぇ。何か雰囲気的には僕が生まれるより前の映画のような気がするけど、実は僕のほうが年上。


しかし中国産の餃子だか何だか知らないけど、ワタミの反応は過剰じゃないかと思いつつ、まぁでも実際どうなってんのか良く分からない。そんなに中国の食品加工のレベルが低いのかどうなのか良く分からないが、中国には品質保証マークみたいなものはないのだろうか?日本の食品加工も色々あったけど、流石にここまでひどいのは無かった(と思われる)ので、このままだと中国にとっては損な展開になりそう。中国政府としては早急に対策を打たないとマズイでしょうね。対策を打ってもどうにもならなかったら、輸入禁止になりかねない雰囲気ですし、本気で対処しないと。

自由貿易に反対するとして「外国製品」に対する不信感というのがあるそうです。国によって色々でしょうけど、日本人の場合「やはり質的には国産が一番」と思っている人が多いと思われるので、こういうことがあると尚更その信念は強くなりそうですね。

2008/01/30

講義が無いと

もう補講期間なので、一日中図書館にいたりして勉強中。講義が無いと一日がこんなに長く感じられるなんて、これは講義なんぞ無いほうが一日が幸せに感じられる気がしてきた。

で、その長い一日はひたすらゲームの復習と過去問を解いていたのだけど、結構難しい。しかし解けないと思われた問題が解けたので、今日は良しとした。そのせいでとある約束すっぽかしてしまったけど。

たまたま鉢合わせた、ロースクールに行くと言う先輩と色々話していたら、なんだか春休みにポリエコ(Political Economy)的な何かをかじろうという気になってきた。懐かしのFernando de SotoのThe mystery of capitalじゃないが、経済発展と法制度の関係みたいなものをもうちょっと洗ってみようという事で。法学部な皆様にご教授願うかもしれませんが・・。あわよくば卒論に(笑)

もう一人、たまたま購買部であったサークルの先輩には「Vistaはダメだ。XPを」という呪文を3,4回唱えられ、またPC買い替えで悩む結果に。そもそも理系みたいに研究室がもらえて、そこにはデスクトップがあって、って環境じゃないことが選択の幅を狭めているのだけど・・。来年はMatlabとかもいじるのだろうから、結局大学のwindowsの前に座らないといけないのだろうか・・・。

しかし普通研究室って言うとイメージ的には教授とか助手とか博士とか修士の人が同じ部屋にいるイメージなんだけど、少なくとも経済学部ではそういう環境では無さそう。理系ではよくありそうな「研究室の予算で買いなさい」というのもあまり聞いた事が無い。博士課程や修士課程の学生もstataで回帰を走らせに電算機室に向かっているとは想像したくないが、実際そんな感じっぽい・・・。自分のPCにあの高価な統計ソフトウェア群を入れているとは到底思えないしなぁ。外部から大学のPCに入ってるソフトウェア群がGUIで簡単に使えればいいのに。リモートデスクトップ的な感じで。

明日も講義が無いので一日勉強しまーす。

2008/01/29

雨降りにて

総合図書館から帰ろうとしたら、雨が降ってて帰れず、致し方なくメディアプラザに戻ってきた。何となく疲れたので、来年のゼミの教科書を探してみた。

とりあえず、何となく夏学期は開発ミクロと計量をやるという雰囲気なのでそれにそってみた。計量は先日紹介したwooldridgeが一番よいと思うのでそれは割愛して、肝心なのはミクロの方。まだみんなが何をやりたいかは全く聞いていないが、どうせ開発ミクロなんてそうは種類が無い(暴言)と思うので羅列してみた。

僕はいまいち乗り気ではないけど、一部で噂になっている定番udry。

Development MicroeconomicsDevelopment Microeconomics
Pranab Bardhan Christopher Udry

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これも定番。ちらっと読んだ事あるけど、内容が若干古風な感じかなぁと思う。
Analytical Development Economics: The Less Developed Economy RevisitedAnalytical Development Economics: The Less Developed Economy Revisited
Kaushik Basu

Mit Pr 2003-01
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上の二つより学部生向きの書き方っぽい。無駄に厳密でもあまり意味が無いので、簡単な方がいいのかも。
Development EconomicsDevelopment Economics
Debraj Ray

Princeton Univ Pr 1998-01-12
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最近出た開発のゲーム。春休みに読む予定。
Games in Economic DevelopmentGames in Economic Development
Bruce Wydick

Cambridge University Press 2008-01-31
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なんだか羅列していて思ったのだけど、どれもいまいちゼミでやっても面白そうな気がしないなぁ。重要そうなトピックをかいつまんで教科書や論文を横断的にやった方がいいのかも。別に積み立て式の学習じゃないと思うし。

個人的にもう一回読んでおきたい開発関連としてはこれ。一度質問表を作った後に読んでみて分かる事もあるのかも。
The Analysis of Household Surveys: A Microeconometric Approach to Development Policy (World Bank)The Analysis of Household Surveys: A Microeconometric Approach to Development Policy (World Bank)
Angus Deaton

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ということで、まぁ結局いまいちこれと言ったものが無い状態でもあるので、やはりここは個々のコンテンツをひねり出す方が先でしょうね。教科書を読むためにゼミをやる訳ではないので。

2008/01/28

ロック魂

ロックという音楽がどのようなものなのか良く分からないが、たまに「もしかしたらこれがロックというものなのかぁ」と感じる事がある。

昨日テレビをつけていたら、声をかすらせながらそういう曲を歌っているミュージシャンを見た。名前は聞いたことがある。あまりに耳に残ったので、いくつか貼っておく。あんまり動画を貼るのは重くなりそうだから嫌なのだけど。たまにはいいかなと。



そしてこれも。



ウコンの力で聞いたことがある酒好きな皆様もいるだろう・・・。どうでも良いがカメラを引いたときの全身の華奢なフォルムと動き、それに髪の毛のぐしゃぐしゃな感じは結構好きだ。



こちらは古い名曲だそうだ。確かに聞いたことがある。これを期に今度CDでも借りてこようかと思い中。

今日は一日勉強。sequential equilibriumの計算の面倒さに辟易としてしまった。このままだと試験が出来る気がしない・・・。せっかく夏学期頑張ったのでここで頑張らないと元の木阿弥・・。

2239追記
ニュースステーション見てたらIMFを世界銀行とミステロップしたという訂正が入った。思わずスープを吹きそうになった・・・。中学生並みの間違え方だなぁ。でもテロップとか作ってるの多分バイトの人だから、そんなにニュースに詳しい人が打ってるとも限らないわけで、しょうがないといえばしょうがないのかも。

2008/01/27

慣れ

なんだか新しい人に会うたびに覚えのある新鮮さ--矛盾しているようでしていない--を感じる。昨日もなんだかそんな感じだった。毎回人と始めて会うときには新鮮さを感じるが、すぐにその新鮮さは失われ、次の人に会うときひょこっと顔を出すのだけど、それは新しくない新鮮さ。

国に関してもそうで、割とあちこち行くと普通な所に行ったところで驚きもそう大して無い。「あぁまたこういう感じか」といった具合で、妙に慣れた気になってしまう。これはきっと良くない。もうちょっと好奇心を持って色んなものを見ていたほうがいいような気がする。観察が浅いのだ、多分。もしくは本当に人間が住むようなところは大して変わりも無いのかもしれない。人間自体も。

しかしそれでも新しい人や国に会いたがるのは今まで感じた事も無いものがあるからかもしれないという期待からであって、たまにそういうことがあると興奮するわけだ。そうは出会えなけど、無い事も無い。

春休みどうしようかなぁ。

2008/01/26

真面目な

朝から腹痛でメンバーに迷惑をかけてしまったが、今日はインゼミで良かったですねと。

毎回思うのだけど、明らかに日本の経済学部生は韓国や中国にくらべて大学院進学者が少ないように思える(サンプルバイアスの可能性もあり)。なので必然的に発表の中身も学部生っぽいわけで、ちょっと背伸び?して難しいモデルを作ったりする向こうとは大違いだ。だからといってクオリティが低いとかそういうことを言うわけじゃないけど。

今日も飲み会で色々話を聞いていたら、どうやらPh.D志望の人がかなり多いそうだ。まぁ確かに中国人の留学者は多いと聞くし、それが天下?の精華大だったらそうだろう。どうしてこう同じ経済学部で雰囲気が違うかが良く分からないが、まぁ真面目な学生が多いのは悪くは無い。英語のクオリティもなんか向こうの方が高い気がするし、これはリアルアジアの壁の予感。頑張らねば・・・。ちなみに韓国同様ファイナンスの人気が高いのも実感。逞しい・・。

しかし隣に座った労働経済学者志望の人に
"What kind of games do you like?"
と聞かれて、
「うーん、やはり王道のrepeated gameかなぁ」
なんて思って言おうとしたら、
"I mean what kind of sport..."
といわれて自分の病的な状態に気がついた。それを説明したら大笑いしていたけど。そんなにゲーム理論フリークじゃないのに何でこんな事になるのだろうか。げんなりだ。

何はともあれ、Lさんの獅子奮迅の働きと上手な中国語には感服ですね。中国人だから話せて当たり前だけど(笑)。いつも上手すぎる日本語でけたけたとコミュニケーションしているだけに、中国語を喋っているのを見ると「中国語うめー」と思ってしまう辺りが面白い。

明日からは本格的にテストの準備ですね。あと二週間か。

2008/01/25

英語・肉・計量

なんだかんだで、やはり会話などで正確な対応が求められる場面では英語を操れていないなぁと思う今日この頃。まぁその場になれば何となくやり過ごせてしまう辺りが逆に良くないのかもしれないが、かなり集中して何とか8割程度聞き取れ、かつやっとのことで5割程度の意志を伝達出来るという現状は何とかせねば・・・。毎回あんな力の入れ方をしていると疲れてしょうがない。しかし毎日使うものじゃない言葉をわざわざお金を払って勉強するのもなんだかなぁという気がするので、やはりさっさとどこかに身を投じるというのがよさそうだ。

今日久しぶりにステーキハンバーグ@せんごくを食べたら、おなかがもたれてしょうがない。肉を皿に取ったら、とある先輩に「お前は肉を食わないんだろ?」と冷やかされた事があったが、ジューシーな肉はきついという事が今日サポートされました。牛肉ならローストビーフくらいの薄さか、安い固い肉じゃないとダメなようです。まぁ僕結構固い肉好きなのでいいんですけど。鶏胸肉とかもわりと好き。

今日は計量の最後の日でした。学部レベルという事もあって気持ちの悪い計算とかはしなくて良くて結構楽なのだけど、それでも有用な果実は色々とあるわけで、ある意味データを扱う人ならばどんな人にでも意味のある講義として経済学部の中でおすすめできる講義じゃないかと思っています。Wooldridgeのテキストも非常に分かりやすいし、厚さに面食らうことなくひたすら読めば一通りの事は理解できます。実用的な例が多いのもグッドです。和書の有名な二冊(黄色いのと若草色の)より初学者にはいいと思いますけどねー。高いのが難点ですが。

Introductory Econometrics: A Modern ApproachIntroductory Econometrics: A Modern Approach
Jeffrey M. Wooldridge

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2008/01/24

北京と東京

今日は中国からきた学生一行のウェルカムパーティーとやらに夜行ってきた。毎回ああいうパーティとかで困るのは、特に聞きたいことも話したい事も無い中で、どうやって会話を乗り切るかという事なのだが、立食パーティーのいいところはその気になれば会話をそれとなく回避しつつやり過ごせるあたりで、あれは非常に効率的な形式だ。話したい人は次から次へと場所を変えて移動する事が出来るし。別にああいう場の食事なんか誰もそれほど気にしていないわけで、落ち着いて食べたいなんて人がいないのだからあれでいいと思う。

パーティー自体は傍から見てる分にはとても面白く、我らがゼミ長が突然の挨拶要求という無茶振りに応える姿は見ていて思わず笑ってしまった。まぁでも僕はああいうのは苦手なので、ああいうのをそれとなくこなすのは偉いなぁと思いつつ、でも無茶振りに応える姿からフィリピンのあの悪夢を思い出してしまい偉くねぇとも思いつつ(笑)

その後うちで先輩達を招いて?二次会をしつつ、来年度の社会人ゼミの話に。中々時間的制約などが厳しい中でやるのは大変だけど、社会人になっても実証論文などを読み続けようというのは僕も賛同できます。細かい計量理論の方とかは僕がカバーできるようになってると便利だという事なので、そういうモチベーションも含め参加しようかと思います。実現したらですけど。

2008/01/23

あぁ、あの子はきっと遊びたいお年頃なのよ

遊びたいお年頃というのがいつなのかは良く分からないが、何もやる気がせず「えーい時間を浪費してしまえー」となる日が一年に数日かあるわけで、今日はそんな日になりかけていた。ところが、理性的判断によって「これではいかん」となり、図らずもひたすらプレゼン資料の補強をすることとなった。試験勉強よりは頭を使わずに出来ると思っての事。おかげで2hそれに使われたが、ボーっとしているよりはるかにましだ。ちょっとだけ肩が痛いけど。

今日はおじいちゃん先生の最後の授業と言うことで、昼は大学の近くの某フレンチにて皆で食事。人と一緒に昼食をとる事もそう無いが、昼間からフレンチなんて何年ぶりだか分からない・・。先生はあさって渡米して向こうの大学で教鞭をとるらしく、うちの大学の講義も最後だとか。あの年になってまた渡米ってのもパワフルだなぁ。ボストンは寒そうなので、お気をつけて。

そんなパワフルな先生を尻目に、結局疲れた僕は久しぶりにゆっくりと音楽を聴きつつリラックス中。明日は一限からかぁ・・。

simply bluesimply blue
akiko

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2008/01/22

カルダモン

と言われてなんだかすぐ分かる人は結構なマニアかもしれません。

今日近くのスーパーに買い物に行ったら、「カルダモン」というフレーバーのスウェーデン製クッキーを見つけました。ポップにはスウェーデン伝統の香り付けみたいな事が書いてあります。食事に関しては比較的積極的な僕としては、この想像もつかぬカルダモンクッキーを買わずにはいられません。

というこで、買って家で食べてみたのですが、想像とはかなり違う味をしていました。なんともアジア的な、いやもっと言えばインドっぽい味。インド料理屋に行くと最後にでてくる、何ともいえない匂い消し用のミントみたいな味。しかしスウェーデン製だというのだからこれは何かの間違いだと思い、ググってみたら「カルダモン」は立派なインドの香辛料である事が判明しました。コショウ科らしいです。多分あのミントっぽいのもカルダモンでしょう。

wikiによると、紀元前2世紀ごろには既にヨーロッパに向けて輸出していたらしく、北欧諸国ではシナモンより人気があるとか無いとか。パン屋や菓子のフレーバーに良く使われるそうです。中東ではカルダモンコーヒーなるものもあるらしく、言われてみれば飲んだ事があるような無いような。北欧に定着したのはいつだかよくわかりませんが、多分wikiのヨーロッパってのはローマ帝国のような気がするので、もうちょっと時代を下った頃でしょうね。というか北欧の歴史なんてほとんど知らないわ。食べ物の歴史も調べてみると結構興味深いものです。

あぁ、話は微妙に変わりますが、韓国の唐辛子も実は取り入れられたのは最近だという話も聞いた事がありますし、「伝統」なんていうのは案外新しいものかもしれません。カルダモンの話は良く分かりませんが、「伝統的」と思ってたものがそうでもなかったというのは結構ありそう。神前結婚式もそうでしたっけ?

2008/01/21

サークルという響き

今日サークルの勉強会の為に経済学部の演習室を借りようと思い、長期休暇中の使用のためまずは学生課で申請用紙を、ということで学生課にいってきた。

「すいません、こうこうこういう訳で、申請用紙をもらえますか」
「使用目的は何ですか?」
「サークルで勉強会を・・」
「サークルには貸し出していませんが」
「いや、しかし便覧には代表者が経済学部生ならば大丈夫と書いてありましたよ」
「サークルには貸し出していませんが」

どうやら、おばちゃんによると、昔利用したサークルが教室の破損か何かをしでかしたらしく、教授からもチクリと言われたみたいだ。それ以降サークルには教室を貸し出していないらしい。一体どんな使い方をしたのか想像すらできないが・・・。偏見に満ち溢れた発言をすると「どこぞのテニサーだよ」と思ったわけだけど、それにしても「サークル」には貸し出し禁止と言うのもひどい仕打ちだ。

勿論学生課にも一理あって、「サークル」という名をシグナルとして考えれば、教室を破損する恐れのある団体には貸したくないというのも分かる。真面目な普通のサークルが損をするというのは残念だが、学生課としてはそういう手段をとるのは致し方ない気もする。しかし、過去の経緯を詳しく知らないので何ともいえないが、罰則規定を上手く導入する事で「サークル」一律禁止は回避できたのじゃないかとは思うのだが。うーむ。

最近はもっぱらゲームの復習。なんだかnが2以上になると途端に解きづらくなる気がするのは気のせいだろうか?全般的に言って夏学期より問題のバリエーションも多いし、結構大変だわこりゃ。

2008/01/18

金曜のお楽しみは

今日も一日ゼミ。特別講義という事で、某有名若手学者の方をお招き。

「ものいわぬ農民」はあれだけぼろくそに書いたが、内容自体は興味深いとフォローしておこう。さらっと読みで個人的には注目すべきポイントが7,8個は出てくるような本で、現代の開発の世界で色々いわれている問題も結構入っている。絶版なのがあれだが、図書館で見かけたら読んでも悪くは無い。ただ読んでていらいらするかもだけど。

普段開発経済をやってますといっても、ああいう「ややこしい」問題には敢えて触れていない事が多いので、一年に数回はゼミでああいう話をしてもいいんじゃないかと思った。友人とも興味深い議論を出来たし。

その後いつもの飲み会。二次会では今日は色々普段最近の開発経済学について思っている事を吐き散らしたが、意外に先生が上手くまとめてくれたので、なんだか若干光がさした気がした。やはり経済学、この場合開発経済学のことを肴に酒を飲めるのは幸せだ。

帰ったあと色々ブログをチェックしていたら、いろんなマクロ系の本が出ている事を知り、猛烈に読みたくなっている今日この頃。まぁそれは来年一年コアマクロを履修してからとしても、開発の分野でのゲーム理論を扱った本も先輩に教えてもらい、読みたい本が溜まっていてしょうがない。あと一ヶ月我慢。

明日からセンター試験だそうで、我らが経済学部等は使用される模様。図書館は使えるのかなぁ?

2008/01/17

自動車

昼間、たまたま知り合った人と、友人とで経済学部生らしい?話をしていたのだけど、昨日発表されたMacbook Airの話で盛り上がった後、トヨタの話になって、株価が不当に低いとかいやそうじゃないとか、そんな話を横で聞いていた。

まぁ不当に低いかどうかは別として、最近よく言われる「自動車に魅力を感じない若者」は多いかもしれないな、という事はある。東京という大都市に住んでいて車が欲しいなんて思ったことは一度も無い事と関係がありそうだ(むしろ車が無いと気ままに移動が出来ない田舎が嫌でしょうがない)。車で走る喜びよりも、街を歩く楽しみ、それこそが求めるもので、自動車でドアツードアというのは楽しみも何も無い。早いのならまだいいのだが、生憎東京ではそれほど早く無いわけで。そういった都市部に若者が流入しているのなら、若者は必然的に車を買わなくなるかと。

仮に日本で若者が自動車を買わなくなってきているかどうかを分析するならば、公共交通機関の充実度や地域別などでコントロールして分析して欲しい。田舎でも自動車が減ってきているとなると、引きこもりが多くなっているのかと妄想してしまうが。

別に自動車が減ってもいい事は沢山ありそうなので、それはそれでいいんじゃないかと思うけどね。トヨタはじめ自動車産業は大変だろうけど。


0038追記;
一緒に喋っていた人たちは外資系金融に行こうとしている人やら、金融の方の大学院に行こうとしている人やらで、ちょっといつもと違う雰囲気で面白かった。それにしても僕の周りの外資系の人は面白い人が多いのは気のせいだろうか?いや、面白いと言うか、自信たっぷりな人が多いと言うべきか。僕は自信が無い人よりは自信をちゃんと持っている人のほうが、一緒にいて面白いと思う節もあるのでそれがいいんですけど。まぁでもああいうバリバリビジネスな世界もちょっとだけなら入り込んでみたいなーと思う今日この頃でした。

2008/01/16

げんなりだよ

過激な環境保護団体が捕鯨船に対して妨害活動を行ったらしい。これをテロと見るかどうかはさておき(甲板でイェーイと叫ぶテロリストがいたらそれはそれで面白いが)、こういう環境保護団体は厄介な存在だ。環境保護という名の下に色々違うものが一つにくくられるのは勘弁願いたい。

僕もとある環境団体に所属しているのだけど、捕鯨活動に反対とかそういうことを話す事は無い。はっきりいえば、少なくとも僕にとっては、どうでもいいのだ。僕が環境が云々という理由は、決して動物が可愛いとかそういうことではなく(そんなことは滅多に思わない)、人間の生存や生活環境に悪影響が有る可能性があるからで、捕鯨の話にしてもその是が非かは簡単に言えば「人間の為になるのはどちらか」でしか判断しない。

そもそも京都議定書だのなんだのとかいう地球温暖化の話とかと、捕鯨がどうのこうのって話は問題意識が全く違うはず。もし捕鯨が制限されるとしたら「絶滅の危険性があるため、将来的にその遺伝子情報が失われる事を危惧して」だとか「鯨が魚食いすぎて漁に対して害がある」とかそういう理由が正当であるはずで、決して「鯨が可愛いから」だとかそういう話ではありえないと思う。であるからして、京都議定書に批准するのはまぁいいとして、だからと言って捕鯨反対がセットでくっついてくるとは限らない。調査捕鯨が人類に対して悪影響があるかどうかは少なくとも僕には分からないので。なぜその辺りがオーストラリアでごっちゃになるのか良く分からないのだが。文化的な理由とかいう訳の分からないことで説明されそうなのが怖い。

まぁなんというか、環境保護団体だとか動物愛護だとか、そういう胡散臭い話はもう結構、という感じですね。

2008/01/15

振り袖リターン

相変わらずゲームの勉強。最近講義で扱いだした協力ゲームを勉強した事は今までに無く、せいぜいワルラス市場のときにコアをやったくらい。そういうわけか全く証明の仕方が閃かず、うんうん唸っております。

で、昨日の振り袖の事についてとある人からアドバイスをもらった。いくつかあったが面白かったのは、

1 奇麗な服を着るのが嫌な女性は少ないだろう
2 成人式は人生一度きりのチャンスでもあるし、そもそも振り袖は未婚女性のためのものであるからしてチャンスは限定されている

という事らしい。1については、個人的にはあまり振り袖が奇麗かどうかはいまいちよくわからないので、もしかしたら振り袖を奇麗な服だと思っている女性がそれほど多くはないのではないかという可能性もある気がするが、2は面白い。これはいわゆる限定品効果的なもので、なんだかよくはわからないが、「限定○○個」ですと言われると購買意欲がかき立てられるという話だ。あり得る説明としては、後悔最小化しているのだよ、つまり「買わなかった時、もう買えなくなった後に買っておけばよかった」と後悔する可能性を考慮して買ってしまうという説明がありそうだ。

基本的に祭りや行事といったイベント的なものはこういう事で参加を説明できる気もしてきた。七五三に親が行かせるのも、決して思い出した頃に子供を七五三に行かせる事ができないからでもあり、幼稚園の運動会で自分の子供に向けて高いビデオカメラを向けるのも、後になってからではもう取り返せないものだからと思っているからといえば一理ある。高校の文化祭とかも三回しか無いと言われれば参加したくなる人もいるだろう。逆に毎年繰り返されるような大して変わりもしない行事には、限定品効果もないために参加意欲は他の要因をコントロールすれば小さくなるだろう。

さらに言えば、「買えば必ずいい事がある」と思っている場合と、「買ってもいい事があるとは限らない」と思っている場合では話が若干変わってくる。前者の場合、限定品でなくてもコストベネフィットを考えてコストに見合うのなら購入することになるだろう。しかし後者の場合、たとえ期待利得的に損だとしても、限定品効果で後悔の可能性を考えて買う人もいるかもしれない。文化祭に照らし合わせれば、本当に楽しみにやろうとしている人と、多分ろくな事は無いだろうけどやれば何かあるかもしれない、やらなきゃ後悔するかもしれないと思っている人の違いだ。振り袖の話で言えば、「別に振り袖に魅力は特に感じないしきる意味も特に感じないけど、後々着ておけばよかったと思うのは嫌だ。金かかってきついけど。」という人だ。

そう思うと、自分がそういうイベントの類にたいてい参加しようとしない理由も分かってきた。後悔するだろうな、という考えと「何かいい事があるかもしれない」という期待が人よりすくないだけなのだ。特に前者が決定的だ。そもそも後悔をあまりしない性格だったら、限定品効果はあまり効いてこないだろう(もし普通の財だとしたら安く買って高く売るインセンティブがあるかもしれないが)。普段人に指摘されるのはむしろ後者の方だったが、実は前者も重要なポイントなのだと主張したい(笑)。

2008/01/14

読んでて

読んでいて機嫌が悪くなる本と言うのが少なからずあるわけで、例えばトンデモ本だったりするのだけど、そういう本は読む必要が無いから別にいいとして、今回のは課題本。

「ものいわぬ農民」というもう絶版になっている岩波文庫のものを読んでいたのだけど、色々読んでいてストレスが溜まる。話が戦後くらいの事だからいらいらしてもしょうがないと言えばそうなのだけど。さらにいえば、農民の台詞が方言で書かれていて、非常に読みづらく、たまに意味不明なこともストレスの要因ですが・・・。結局呼んでいていらいらするので流し読みになってしまう・・・。

はっきり言えば僕はああいう社会や生き方が嫌いです。そう思うと、決して最終的な目的が「所得の向上」なんかじゃないことが浮き彫りになるわけですけど。現代の日本もそれほど好きとは言いがたいですが、あの時代よりはよっぽどいいのかな?

それでも学ぶべき点はいくつか有るわけで、たとえばデータ収集の問題だったりだとか、軍隊が貧困層(この場合だと特に農民)にとってのステップアップ手段になっているとか言う話だったとか、現代に通じますね、と。さらっと読みなんで適当ですが。


今日ちょっと外出したら着物着ている女性が多かったので、何事かと思ったら成人式だったらしい。振袖と着物の区別も付かないが、なんだか一年前成人式の会場で、猫も杓子も着物を着て似たような髪形をし、写真に納まらんとするのを見てなんだかなーという事を思ったのを思い出した。あれもあれか、皆やってるから私もやらないとってやつなのか?うーむ。

2008/01/13

寒い

今日は寒かった。部屋の中でさえ寒くて、仕方なく暖房の設定温度を上げる始末。おまけに今日は「あどうも」「ではでは」「袋要りません」の三言しか口に出していない。これは寒い。僕の周りでは「手が冷える人は心も冷たい」という謎の言説が流行っていますが、案の定今日の僕は冷え冷え。

そんな冷えた手で論文を書きつつ、ゲームの復習。rationalizabilityとか忘れてたわ・・・。試験まであと一ヶ月くらいだから、そろそろエンジンまわさないとね。

昨日の飲み会で思ったのだけど、初対面の人と話す時、当たり前だけど「僕が相手に聞きたいことがある」か「相手が僕に聞きたいことがある」の場合が圧倒的に楽。そうでないと何を話していいのやら良く分からなくなってしまって、あまり好まない「何とは無い話」をせねばならなくなる。こういうときに教養と言うものが役立つかどうかは知らないけど、普段からいろんな事に疑問を持っておくのは悪くないようですね。ああいうときの事だけを考えると。

そんなことを考えながら、ボーっと酒を飲んだいたものだから、なんだか二次会では色々つっこまれてしまった。言われたとおり、僕は寡黙な人間なのでしょうか・・?(笑)

2008/01/12

経済学者の

ジョーク集ってのがある。まぁそれなりに経済学に詳しい人しか笑えない内輪的なねただけど、一つ思わず笑ってしまったのがあった。 以下ここからの引用。


「経済学者の愛の表現」
1.他人の効用を下げずに、君は僕の効用水準を上げることができる。
2.インフレの影響を除いても、君の価値は高い。
3.僕たちの交叉弾力性について語らないか。
4.君のバターを、僕の銃と交換しよう。
5.一つの家計としてふるまわないか。
6.君への気持ちは制御不能に発散している。
7.僕の決定が合理的行動かどうかの判断は君がしてくれ。
8.豪華なホテルとワインがあると仮定しよう。
9.君は僕のアニマルスピリットを刺激した。
10.パンとワインと僕のとなりの君は、将来予測の与件である。

・・・これはひどい。


今日は一日ゼミ関連。朝から昼間は論文を作成し、夜はOB会。論文作成は久しぶりというか初めてなのだけど、書いていて楽しいのでわくわく。夜の会では某中央銀行の人の話を聞いて若干興味が出たような。Ph.Dに行ったりした後ももしかしたら就職できるかもしれないということなので、頑張って勉強した後の選択肢としてはありかも。開発系にいけなかったときの話でしょうけど。

ということで?、08-09年シーズンはマクロに力を入れます。が、その前にゲームをしっかり。

2008/01/11

ゼミ話

今日ゼミで隣に座ってた同期が、前から僕が狙ってたthinkpad x61を買ったと言って見せてくれた。思ってたより大きくて重いかも、という感じだけど、1.5kgをきるB5モバイルノートの中でCPUの性能が普通のノーパソ並みなのはthinkpad x seriesくらいしか見当たらないのでどうしようもない(メインで使うので性能的にサブ用だとちょっと困りそうだし、もっさりっぽいvistaなら尚更)。バッテリーがもう少し長持ちすればさらに良しなのだけど、比較対象のLet's noteなどに比べると値段が安いのでその辺はしょうがないのかな。まぁとにかく時間はあるので新モデルを待って購入を考えよう。

これもまたゼミ話なのだけど、良くマスコミが「貧困がテロにつながる」的な言説を声高に叫ぶわけだけど、計量的に検証してみるとそれはかなり疑わしいよ、って話の論文を同期がまとめて発表してた。前にも何かで読んだ事があったし、とある先輩も本か何かで読んでいたのも覚えていたので、結構メジャーな話っぽい。まぁその論文ちゃんと読んでないからなんともだけど、色々とmisleadingな話がマスコミには多いので気をつけましょう、というわけですね。


で、今年度のゼミも残す所数回となりました。今年度の僕の生活の40%くらいはこれだったので、もう一年経ったのかと思うと感慨深いと言えば感慨深いです。そろそろ来年度の準備もするのかな?

2008/01/10

黄昏に染まるだけ

いまいちやる気が出ないので、こういうときはと思って「希望の轍」を聴いていた。サザンの曲には好きなのが他にもあるが、今一番と言ったらこれだと思う。清々しい事この上ない曲。夜明けにピッタリ。でもオール明けに聴くとなんだか空しくなるのは曲のせいではない。

しかし、何かの間違いで美空ひばりの曲が検索に引っかかったので、何気なく見ていたら歌声に思わず取り込まれていた。これが国民栄誉賞の声か・・・。歌に詳しくない僕でも「歌がうまい」ことがはっきりと分かります。勿論それだけではなく、晩年の「川の流れのように」を歌う姿は時代を生き抜いてきた歌姫が歌うからか、何とも重厚な雰囲気が伝わってくる。あの歌は若い人が歌っても駄目なんだろうな。

しかしなんだかそんな曲を聴いていると、益々やる気が無くなってしまいそうだったので、さっさと「希望の轍」にスイッチ。まぁとにもかくにも、美空ひばりの偉大さを突然知ったのであった。


p.s.
さっきニュースでインドのタタが30万円の自動車を発売ってやってた。ノートPCも途上国向けの激安なのが出たしなー。そういうところでも市場開拓な時代ですかね。

2008/01/09

卒論結婚式

今日は4年生の人たちには卒論の提出日だということもあって、授業後いろいろ話を聞いていたら、なんだかこっちまであの開放感がうつってきて、何も終わって無いのに何か終わったような錯覚に陥ってしまった。一応区切りが付くのは試験終了時だから、そのときになったらパーッとどこかに遊びに行こう・・・。多分そのときになったら「どこもいくとこねー」とグダグダするのだろうけど。

しかし論文を書くというのは当たり前のことだけど難しいらしい。なにやら経済学部の卒業論文の99%は紙のムダという話もあるが、まぁ確かに「本人にどれだけ勉強になったか」というより「論文が価値があるか」という事を見るのなら確かにほとんどがムダなのかもしれないなという気もする。それだけ価値を作るのは難しいというわけで、なんだか来年書く身としては身が引き締まるというかげんなりするというか、まぁそんな感じ。



昨日、友人となんだか急に結婚式の話になった。全国津々浦々結婚式は似たようなものだろうけど、東京で一般的な結婚式をあげる際100万円以上かかるのが普通っぽいという事を見て二人で驚愕していた。どこからそんな金が出るのかは良く分からないが、むしろどうしてそんな金をかけるのかの方が良く分からない気もする。葬式を除けば一生に一度の晴れ舞台だからだとでもいうのだろうか・・・?それにしても使いすぎのような気もする。人は財を消費するだけではなくお金を使う事自体でも満足するのだろうか。

ちなみにうちの実家の隣町には「教会風結婚式場」的な謎的建築物があり、司教さん(モドキかも)がやってきて結婚式を挙げるという面白いものがある。日本の普通の町並みに突如「"中世"ヨーロッパ風」建築物がポンと立っているのは奇妙奇天烈ではあるが、ああいうものが出来るという事は日本人の結婚式の特徴を物語っているのだろう。つまりは、宗教性はもちろんないわけで、ある意味うすっぺらいイベント的なものような気がする。しかし最近では従来の結婚式の枠にはとどまらない結婚式(水中結婚式とかもあるらしい)も出てきているようで、そういう意味では趣向の多様化みたいなものがそういうところにも現れているようだ。いわゆる「日本人の欧米へのあこがれ」が一様にあった時代とはもう違うというわけだろうか。

果たして、僕の友人たちが結婚する時には、どんな結婚式を開くのだろうか?いや、むしろ開かない時代になっているのだろうか?
興味津々?だ。

(タイトルは声に出して読んでみると響きが面白いと思っただけです)

0147追記
最新号のThe Economistにspecial report on migrationが載っている。このmigrationという単語、春辺りから何回口に出したか分からない単語だけど、こういう風にマクロにみる事はそうなかったので改めて見るとやはり興味深い。よくある「単純労働の移民を受け入れたら国民の単純労働者の暮らしぶりが悪くなる」的な話からremittanceの話まで色々載っているので、興味がある人は是非。

2008/01/08

走り書き

・stataでmultinomial logitを走らせた後、IIAの検定の為にHausman testとSmall-Hsiao testを念のため両方かけてみるのと、相反する結果が出てくることが良く有るらしい。特にサンプルが少ない時とかにそういう事が有るらしい(参照)。そういう時は主観で判断すべきなのだろうか・・?いまいち良く分からないので、テクニカルな問題だとしてここはとりあえず触らぬ神に祟り無し作戦かもしれない。リンク先には3つテストがあると書いてあるが、mlogtestに入ってるのは上の二つだけなのでもう一つのテストも割愛。

・裸祭りのポスターがセクハラになるとして拒否られたらしい。セクハラというものが法的にどのように定義されているのかは知らないので良く分からないのだけど、性的なものを異常なほど排除していくのもなんだかなぁ、という感じがする。敢えて常識的に言えば、例えば明らかに低俗なものはよろくないものだとして、でもああいうものは一種の芸術品であって、あれがだめだというのなら高級ファッション誌のポスターの麗しい女性の唇なんていうのも「セクハラ」になってしまうんじゃないかね。誰もそんなこと言わないけど。まぁその辺りの線引きが難しいわけだけど、ああいう表現の仕方が公的な場所で認められないというのもなんだか情けない気がしてならない。しかしよくよく見てみるとあまり美しさを感じないのも事実なのだけど・・。

2008/01/06

むかしのはなし

年末のThe Economistを実家にいたときは携帯して暇な時に読んでいたのだけど、いつもはあまり読まない書評欄を読んでいたら、ふと昔の事を思い出した。

その記事はとある経済史の書籍の書評で、記事のタイトルはGenghis the globaliserだったと思う。内容はリンクを見てもらうとして、僕が思い出したのは高校生の頃の事だった。

まだ受験生だった僕は、受験勉強で世界史の勉強をしていたのだけど、予備校の世界史の先生が「世界史はモンゴル帝国以前とそれ以降で分けられるとする学者もいる」と言っていたのだ。えらくぼくはそれに驚嘆した。というのも、恐らく普通モンゴル帝国に対して「これは世界史のターニングポイントだ」と思っている高校生もそれほどいないと思うし、何となくではあるけど教科書の記述もそれほどインパクトのあるものではなかった気がする。

しかしそれを思い出すとと同時に、今でもそんなことを覚えている理由にもう一つ別の理由があった事も思い出された。当時僕は世界史という科目がそれなりに好きだったのだけど、別に暗記は嫌いだし、歴史にロマンもあまり感じないタイプで、はたから見たらどちらかというと世界史嫌いなほうに見えるくらいだったと思う。でも、そんな僕でも「因果関係の見える歴史」は好きだった。もっといえば、世界史の中でも経済史的な話は好きだったのだ。モンゴル帝国の話はグローバリゼーションの先駆だ、という事で紹介されたので記憶に残っているし、これも本当かどうかは知らないけど、1873年のウィーンの株式市場暴落が帝国主義に影響を与えたとかそういう話なら今でも覚えている(なぜそうなのかは結局良く分からないままではあるけど)。極論すれば、歴史で学ぶような事柄には経済的理由が根底にあるはずだ、とさえ思っていた。ある意味マルクス主義的か?(おまけ的な話だと、こういう性格なので世界史のテストの点数はあまり良くなかったと覚えている。それでも別に良いや、と思ってたのも覚えている。)

こう思うと、なんだか経済学部に来て色々勉強しているのも性に合っているんだろうなぁ、しかもそれは高校生の時からその片鱗があったのかもしれないなぁなんて思えてしまう・・・。歴史の事はやらないつもりだけど、経済事象の因果関係とかを頑張って説明しようとするのは経済学の重要な営みですからね。まぁ最適通貨圏の議論のごとく、事後的に染まっていく人もいれば、割と事前的にも向いている人もいるのだろうけど、僕は後者のようです・・。

p.s.
なんだかやる気がいまいち出ませんねー。これがいわゆる正月ボケというやつでしょうか?なんだか奇妙な憂鬱感に包まれています・・。

0146追記
“maps and chaps”って例の記事の冒頭にあるのですけど、どういう意味なのでしょう?浅学なので良く分かりません・・・。歴史学に詳しい人なら分かると思うのですが。

2008/01/05

科哲・はがゆさ・帰京

これを書いている時点では、僕はまだ東京に向かう最終の新幹線の中にいます。新型車両のためか、少しばかり慣れない雰囲気ですが・・・。

さて、そういうわけで今日で実家生活はおしまいです。毎晩飲み会ばかりでしたけど、面白かったので良しとします。

昨日から振り返ると、昨日はサークルのメンバーで名古屋で飲みました。東海地方の人は結構うちの大学にいるのでこういうことも可能なのです。割と世代の近いメンバー4人で色々と四方山話をしつつ、名古屋グルメを楽しみました。あれだけ少人数だと色々爆弾発言も飛び出したりして、スリリングな飲み会だったので、終わった頃にはなんだか奇妙な疲労感・・。
で、南安城まで行くという後輩と、「科学とは何ぞや」的な話をして帰宅。ノリで「理科で基礎知識を教えるのも重要だけど、カテツ的な話も高校生くらいだったら理解できる気がするからそういうのもやるべきだ」「そもそも義務教育の中では知識が与えられるものであって、物事を考える事は求められていない。自分で考える力とかいっても、そもそもどうやってものを考えるのかという事自体を教えてないのだからそこら辺りに問題があるのじゃないか」と適当な事をいいつつ、談笑。しかし中高六年間使ったあの路線で友人とだべったのは初めてだった・・・。

今日は今日で高校の時の友人達と久しぶりの再会。多分2年以上あってなかった人もいる。駅で待ち合わせして久しぶりに顔を見たとき、物凄く驚いてしまった。なんだろうなぁ、あの感覚。

一人その中で、今心理学をやっているという友人がいたので色々話していたら、どうやら信頼ゲームなり最後通牒ゲームなりの話をやっているらしく、異常にマニアックな話題で話し続けてしまった。彼も研究者志望らしいので、「科学って何ぞや」話をうにゃうにゃとしていたのだけど、心理学の状況は経済学のそれよりさらに複雑っぽいという事は分かった(笑)。研究者になろうとする人が持つ悩みは分野を超えたものがあるものです・・。また東京に来た時は色んな話を聞かせてもらいたいところです。

さて、なんだか今日の飲み会は違和感というか壁というか、何かそういうものを感じたような気がして気分が良くなかったという話。理由はいくつかあるのだろうけど、そこの辺りを上手く越えることが上手く出来ずじまい。もうちょっと良く出来たはずなのだけど、うーん、どうしようもないのかなぁ・・。せっかくの機会だったのでなんとなく歯がゆい。

明日からはまた東京での生活です。東京の皆様、よろしく

p.s.
あー春休みどうしよ・・・。
せっかく就活しないのだから旅行でも行こうかなぁ。途上国がベターかも・・。

2008/01/03

告白

新年明けましておめでとうございます、という言葉は正直言って好きじゃない。何も心の中で「おめでとう」なんて思ってないのに言わなきゃいけないケースがあるからだ。「こんにちは」と一緒で挨拶言葉だから意味なんて気にしなくていいジャンといえばそれまでだが、だったらいっそ「あけおめ」の方が意味が分かりづらくて「こんにちは」みたいにただの音と化してて逆にいい、なんて思ったりする。

年始という事ですっかり忘れていましたが、万が一僕に年賀状を出した人がいましたら、返信は無いと思ってください。5日まで戻りませんし、それから返すのも微妙ですから。ということで、年賀状を僕に送った人はドンマイという事でお願いします。

で、今日は一日名古屋に出ていました。高校の時のクラスメートに会うため。彼は東京にいるわけではないので、こうして一年に一回程度規制の際に名古屋で会うのが割とお決まりとなっている感じ(彼に僕を誘うインセンティブがあるのかといわれると僕は良く分からないのだけど笑)で、その度に色々と話を聞かせてもらったり、逆に自分の話をしたりしている。今日の話だと、どうやら彼も僕と同じように中々社会人になれない人生を送るようなので、もう暫くは僕と彼は同じ身分のままのようだ。でまぁ高校の時もそうだったけど、有能な人が自分より努力しているのを見ると結構自分も努力する気になるわけで、そういう意味で色々と四方山話を聞いて、改めて「あーやばいねーもうちょっと努力しよ」と思った今日でした。

ついでに、というか暇つぶしにPARCOに行ってみたのだけど、新年のセールからか中は人だらけ。有名店には長蛇の列で、ああいうバーゲンに行った事が無い僕としてはかなり圧倒されました。結局ほとんど何も見ずに退散。さすがPARCOの中でも一番売り上げが多い(と何かに書いてあった)名古屋PARCOだけあるなぁ、といった混雑具合でしたとさ。やはり名古屋は景気がいいのかなぁ。まぁ確かに他の地方都市に比べるといいとは思うけど・・。

もうちょっと書こうと思ったけど眠くなったのでここでおしまい。普段にも増して記事にまとまりが無いなぁ・・。

2008/01/01

実家的生活

Wooldridge読んだりボーっとテレビ見たり。実家はケーブルテレビに入っているので、朝日ニュースターとかいうチャンネルで宮崎哲弥が司会をしている討論番組(12/30のやつの再放送らしい)を見ていた。田原総一郎の後釜狙ってるのだろうか?

で、ボーっと見ていたのだけど、民主党の原口なんとかと、うちの法学部の教授、藤原帰一が論争になっていたテーマが最低賃金法についてだった。勿論最近のワーキングプア的な話に絡んでなのだけど、藤原帰一の方はかなり大雑把に意訳すると「限られた財政の中で、効果が不明瞭な労働関係よりは、教育や社会保障にお金をかけて競争力を高めて解決すべき問題だ」と言っていて、引き合いにイギリスの例を出していた。一方原口なんたらはあくまで最低賃金法の成立が重要とか何とか言っていたが、藤原帰一の攻撃の前にちょっと困っていた感じがした。議論の途中でCMになったのだけど、宮崎哲弥の司会の下CM後もこの議論が続行。要点は「政府が活動すべきフィールドはどこか」ということだ。

しかし、ここが僕が討論番組があまり好きで無い理由なのだが、CM後の議論はなぜか脱線してしまい、結局原口議員の反駁を聞く事ができなかった。彼の得意とするフィールドなのだろうか、話は地方自治に飛んでしまい、結局最低賃金法といった「労働政策で政府がすべき事はあるのか、あるとしたら何か」という話題は途中で流れてしまった。せっかく面白そうだったのに、残念だ。

もう一点として、原口議員がしきりに口にする「人間の尊厳」という言葉が非常に気になって、宮崎哲也もそんな視聴者の心を知ってか原口議員に「それ何だよ」といっていたが、彼の答えは至極曖昧で良く分からなかった。ケイパビリティーのことかな?と話しぶりを聞いていて思ったが、その矢先これまた宮崎哲也が「ケイパビリティーのこと?」と聞いてくれたわけだけど本人は否定していた。良く分からない日本語を使うのはやめて欲しい・・。

しかし小中高とああいう番組をたまには見てきたわけだけど、段々と何が喋られているのか少なくとも経済の範疇では分かってきた気がする。今日も野口旭が「不確実性とリスク」という古典落語のようなお決まり話を一席打っているのを見て「おぉおぉ」って感じだったし。明らかに知識量としては圧倒されるだろうけど、考え方のフレームワークは大分理解できるな、という感じ。まぁ経済学の思考方法に染まってきたと言えばそうなのかもしれないけど(笑)

話は全く変わるが、短い間でも家族と一緒に生活すると、「あぁ、なんだかもう人と一緒に生活するのは難しいのかな」と思ってしまう。色々と人に合わせないといけないし、あわせてもらうのも忍びない。極めつけは「自動車が無いと自由に出かけることすら難しい」ってやつで、これのせいで僕は実家だと大幅に行動に制限が加わってしまう。気が向いたときにあそこに行こう、と簡単にはいけないし、そもそも行きたいところが近いとは限らない(まぁこれは田舎特有の問題だけど)。それに食事の時なんて、黙ってたら黙ってたで雰囲気良くないし、かといって喋る事もない。別に仲が悪いのではないのだけど。

自由気ままな猫のような生活、勿論怠惰という意味ではなく、をしたいと思うのは若さからでしょうか?10年後、20年後の自分はどうなっているのやら。