2008/06/30

話し声を渡り歩く

うちのマンションの隣には寺があって、マンションの渡り廊下と並行する形でその寺に続く階段道がある。部屋を出るとその道を見下ろす形になるのだが、そこには町の小さい集会所が道をふさがない程度に作られていて、その手前に6人くらいが腰をかけられる古ぼけた青いベンチがある。夕方ごろ早目に大学が終わって帰ってくると、大体おしゃべり好きな女子中学生が与太話で盛り上がっていて、うるさいなぁ、と思いつつもこの都心で田舎的風景を見るようで微笑ましくもある。

18時を過ぎたころ、そういえば夕食を取っていなかったと思い、ファーストフードをテイクアウトしに行こうと家を出たのだけども、いつも中学生がいるベンチには今日は大学生くらいのカップルが座っていた。中学生ほど元気がない、というわけではないが話声は聞こえない。あんなところに座って話しているのだから、いわゆる「良い雰囲気」なのだろうか、なんて思いながら足早にファーストフード店へ向かった。

店につき、注文をしようと列に並んでいると、4人くらいのこれまた女子中学生くらいの甲高い話声が耳に入ってきた。

「あの人すごいイケメンだよー」
「たかくんくらい?」
「いやあのレベルとは違うよ。もうちょっと上のランクだって」
「そうかぁー」
「今度また会いたいなぁ」

あんなに小さいのにすでに男の品定めをしている辺りが末恐ろしい。僕は「イケメン」という言葉から放たれる軽薄さには嫌気がさすのだが、それにもまして「あのレベル」といわれた「たかくん」がなんとも無残で、えもいわれぬ気分で店員に「バーガーとホットコーヒー、一つずつ」と注文した。明日あの子たちは何食わぬ顔で「たかくん」と教室で会うのだろうか。別に良いとか悪いとか、そういう事を思ったのではない。ただただ「くだらねぇなぁ」と思っただけだ。

家に帰ってくると、さっきのカップルはまだベンチに座っていた。先ほどから「良い雰囲気」は増したようで、男性は女性の肩に手をまわしていた。あんまり見ていると不審がられるので、また足早に廊下を進み部屋のドアを開け、椅子に腰を落ち着けた。買ったバーガーとホットコーヒーを頂こうと紙袋から出すと、倒れたコップから熱いコーヒーが漏れていた。

2008/06/29

プログラムを評価する

今日も一日家に引きこもって作業したり勉強したり。

ゼミの発表の準備を早めに済ませようと思ってやり始めたのだけども、1時間程度で終わるだろうと思っていたら4時間くらいかかってしまった。細かいところの理解がちゃんとしていない上に、計量の教科書をロッカーに置いてきたので不効率が生じてしまった。でもおかげでいい復習になった気もする。

ちなみに担当になっている論文は実は昔読んでいるのだけども、 Ravallion (2001) "The Mystery of the Vanishing Benefits: An Introduction to Impact Evaluation." で、program evaluation(プログラム評価)の本当に初歩的な内容をストーリー仕立てで紹介すると一風変わった論文。もうちょっと硬めのサーベイ論文としてはワーキングペーパーだけどImbens and Wooldridgeの"Recent Developments in the Econometrics of Program Evaluation" とかがあるらしい。しかし如何せんまだちゃんと行列で計量をやっていないが痛すぎる。冬学期に頑張ろう。

その後今度は貿易論の宿題を片付けに計算に取り掛かる。微妙にレジュメと違う結果が出てきて気持ちが悪いけども、まぁどうやってもこうなるのでどうしようもない。ここであきらめるのが合理的。

ちょっと疲れたので先日手に入れたMATLAB学生版をインストールして、行列の掛け算でもやってみよう。マルコフ連鎖のtransition matrixを掛け算したいのだけど、どうも使い慣れないexcelの計算結果が不安で・・・。

明日も雨ですかねぇ。

2008/06/28

右に上がる

宣言通り今日はひきこもって勉強。Arrow-Debreuは実は昨年度一度やっているので、割と得意かも。宿題も特に詰まることなく終われそう。しかし効用関数の形をちょこっと変えるだけでいろんな結果が出てくるのは、単純にパズル的に面白いところもあるなと思う今日この頃。

といっても市場理論一般には疎いわけで、学部レベルの独占的競争が云々だとかああいうのは結構苦手。グラフィカルな説明が全く頭に入らず、「右上がりのナンチャラ曲線が」と言われてもいまいち脳内で変換できない。一枚の座標に何本も線を引きすぎなんじゃないかと思うけども。せっかくだから、院試の勉強がてらこのあたりを簡単に押さえておくのがよさそう。規制論とかにも出てくるだろうし。

卒論の下調べにと某H先生のホームページからForthcomingのペーパーを落としたのはよかったのだけれども、論文が長く、複雑そうで結構萎えた・・・。マクロはこれだからいまいち好きになれない気もするのだけども、まぁ頑張ります。

まぁ一日引きこもって勉強してただけに、書くことも特になし。それでいいのだ・・・。

0206追記;
半年前に潜ってた講義のノートを探して、本棚をひっくり返して捜索活動。I先生の大学院の講義で、前半だけ出てpropensity scoreだとかあの辺の説明を書き留めたので、発表に使えるかなぁと思い。しかし、昔の資料を一つ一つ探す行為を改めて見直すと、なんだかstockが多いようで少ない気がして安心感と不安感が同時に襲ってくる。本棚を充実させるという行為はもしかしたら安心感を得る為にすることなのかもしれない。

2008/06/27

イントロでワクワクする

今日はゼミだったり、いろいろあったのでなんだか一日が長かった。また発表が割り当てられてしまったぞ・・・。

とある人のブログを読んで思い出したのだけども、僕は昔STAR WARSファンだったことがある。まぁストーリーだとか映像だとか、いかにも男の子が好きそうな映画だけども、あの映画で一番好きだったのはオープニング曲かもしれない。サウンドトラックを買ったくらい好きだったのだけども、あれを聴くだけでワクワクしてくるのは、やはり映画の内容そのものだけではないところもあるのだと思う。映画音楽の面白いところは音楽がイメージを作るのか、映像と相まってイメージを織り成すのか、そういうところにあるものなのだろうか。

明日は一日勉強します。

2008/06/26

処方箋を出す

昨夜ストレスからか、ベッドの中で吐きそうになって、30分ほど眠れなくなるという十年に一回あるかないかの珍事件が発生した。こういう時の処方箋はすでに分かっているのでまとめてみる。

1-根拠のない自信を持つ
未来に関してはまさにnobody knowsなので、悲観してもロクな事はない。むしろ根拠のない「努力すればできる」という自信を持つことが重要。決して「努力しなくてもできる」という自信ではないことがポイント 。それはただの「俺はやるぜ、何かを」とあまり変わらない。「人生やればできる」なんて言うのは大ウソだが、やらなければ何もできないのは明らか。そう考えれば失敗してもそんなに凹まない。

2-やれることから一つ一つ片付ける
1で努力すればできると自信を持ったらあとはこれしかない。寝る前だったらうだうだしてないでさっさと寝ることだ。



そういうわけで、一日で精神的コンディションを整えて、今ひたすら机に向かっているわけである・・・。基本的にこの薬で今までひたすら前向きに生きてきたわけで、きっとこれからもお世話になること間違いなし。

注:この処方箋は万人向けとは限りません。

2008/06/25

group lendingを見直す

Arrow Debreuはちょっと疲れたので、息抜きに別の事でも。

まぁ僕の周りでは割とマイクロクレジットについて知っている人は多くて、「あぁ、あの五人組を作って担保なしで金借りるやつでしょ」という具合に反応が返ってくることもしばしばなのですが、今日はもうちょっと詳しい話を紹介します。

ご存じのとおり、マイクロクレジットはムハマドユヌス氏のグラミン銀行が有名ですが、その形態は始まった頃とは変わってきているようです。今日は二点だけ紹介しようかと思います。

まず五人組、つまりgroup lendingの見直し。これは意外かもしれませんが、もはやグラミン銀行=group lendingという時代ではないようです。マイクロクレジットの「発明」はなにもgroup lendingだけではなく、例えばprogressive lending(貸す額をだんだんと増やしてく)といった部分もあるわけで、別に貸すのにgroup lendingが必要不可欠というわけではないようです。僕も実際にインドの自助組織がマイクロクレジットをやっているのを見て何となく感じましたが、むしろgroup lendingは時として社会の個人に対する圧力を強めるケースがあるようで、返済に窮した借り手が自殺に追いやられたケースもあったと聞きました。


それとマイクロ「クレジット」ではなくマイクロ「ファイナンス」へ。何となく混同しがちなこの二つですが、意味は大きく異なります。文字通りクレジットの方は貸すだけなのですが、ファイナンスの方は貯蓄や保険といった金融サービス全般を示します。今までそういったサービスがあまりなかった農村部にそう言う市場を開拓していくという事でしょうか。貧困層に貯蓄なんて無理じゃないか、という声が聞こえてきそうですが、彼らに無いのは貯蓄手段であって貯蓄するものはあるという実証結果もあるようですし、別にタンス預金でいいじゃんといって懐に貨幣をしのばせているだけだとインフレによっていつの間にか価値が減少しているかもしれません。既存の担保代わりとして貯蓄を条件に融資をするということもあるようです。つまり簡単に言えばお金を貸すだけではなくて他のいろんなサービスも重要なんだよ!という事です。

まぁそんなわけで、「途上国の農村に必要な金融サービス=マイクロクレジット=group lending」という方程式はちょっと違うよという話でした。といっても全然これだけじゃ書き足らないほどトピックはあるので、詳しくはこれを読むといいと思います。このJonathan Morduchという人はNYUにいるマイクロファイナンス研究の大御所さんらしいです。

The Economics of MicrofinanceThe Economics of Microfinance
Beatriz Armendariz

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この本、若干読みづらいのは御愛嬌という事で笑

追記:
新しいグラミン銀行について知りたい人はGrameen II とでもググれば出てくると思います。Grameen Bank II Designed to Open New Possibilitiesとかね。

ベンチにもたれられない

昼ごろ友人としゃべってて、今後の進路に思いを馳せたのだけども、できることならば早く脱出したいので、やはり来年夏学期はインターンせずに日本に残って、M1の時にアプライしてM2の春ごろ脱出を目指すことにします。あと一年ちょっと頑張って頂戴。もちろんそれから後の方が大変なのだけども。

今日は午前中貿易の講義。講義中閃いたことを先生に相談したら、もしかしたら誰もまだやっていないかも、なんて言う事を言うのだから、ついつい薦められた参考文献を落としてしまった。しかし貿易論を専門にするつもりがないのに貿易論で卒論を書くというのも気持ちが悪い。まぁそれならそれでいいのだろうか。まぁ開発と貿易は密接といえば密接だけども、それでも若干の気持ち悪さはぬぐえない。

その後図書館で居眠り勉強して、パソコンのバッテリーが切れたので休憩がてら安田講堂の前の広場で飲み物を飲みつつしばし「ぼー」っとする。あそこの広場はなかなか気分が良くて、もさもさとした木に小鳥が飛んできたりする様が結構美しいなぁなんて思うわけだけども、頂けないのは椅子のすわり心地が悪い事で、あれは人間の体の大きさと合っていないとしか思えない。もしかしたら作った当時(戦前?)の人間の大きさと今の大きさは違うのだろうか?とも思ったけども、自分は体が小さいので戦前の日本人と大して変わらないはずなのでその説は却下。もたれるには背が低すぎるし、なんとも具合が悪いベンチだ。

そろそろ試験が近いので、Arrow-Debreuでも勉強しておきます。

2008/06/24

モノにこだわる

人によってこだわるところは千差万別で、「おまえ適当だよなぁ」と言われるようなやつが妙なこだわりを持っていたり、逆に「あいつ神経質だよな」と言われるようなやつが意外なところで「抜けて」いたりするのはよくあることで、ご多分にもれず僕も前者のうちの一人だ。

先日大学でルーズリーフを忘れたことに気がついて、慌てて買いに行ったのだけれども、講義の間ずっと違和感を覚えて気分が悪くなるほどだった。というのも、僕が普段使っているのは再生紙のやつで若干白色が薄くて暗いのだけれども、買いに行ったところにはそれが置いてなくて白々している紙だったわけで、それまで何十枚と暗めの色でノートを取っていたのに突然明るい紙が一枚入ってきたことで気分が悪くなったというわけ。

そして今日は筆箱をどこかに無くしてきたのだけども、うちに置いてある普段使ってないペンで紙に計算をしようと思ったらこれが気持ちが悪くてしょうがない。書き味が違うと勉強すらはかどらない。こんなんだから、僕はいつも使うボールペンの替え芯はインク切れに備えて文房具屋に行くたびに買い占めるくらい買うのだけども、まさか本体がいなくなるとは思わなかった。重い腰を上げて大学まで行って探したのだけれども、学生課は閉まっていたので明日行くしかないようだ。今日は紙に書かなくてもいい勉強をするしかない。

文房具にこだわる人間なのかなぁ、と思ったのだけども、文房具だけではなく割とモノ一般にこだわりがあるように思えてきた。普段よく使うもの(パソコン、周辺機器、本棚などの家具etc..)にはその傾向がある。大体気に入らないとモノは買わないし、無かったら違う店に行くこともしばしば。こういう人間には現物で援助するよりお金を援助した方がいいのかもしれない笑

ところでこの「モノにこだわる」って、近代の産物っぽいんですけどどうなんですかね?

p.s.
なんだか無性にブラジル料理というものが食べたくなってきた。Bunkamuraの正面にあった気がするから、テスト終わったら“ロシア・アヴァンギャルド”とやらを見に行きつつ食べに行こう。大体一か月後か・・・。

2008/06/23

暗記を嫌う

今日は起きて写真撮影と健康診断。相変わらず身長は伸びても縮んでもいなくて、170には届かない。あと5cmくらい高ければ海外で子供服を買わなくて済む程度になるんだけどなぁ。体重は二年前の55kgに戻ってた。まぁ去年が痩せすぎだったという説が有力なので、最近の良く動き良く食べ?の傾向も鑑みてまぁ悪くないと思われる。

金融の宿題に手をつけたのだけども、どうも専門科目2の大方の科目との相性は良くないようで、勉強する気が起きない。財政の時もこんな感じだったから、これは可を取る予感がしてならない・・・。おまけに今年はマクロの翌日だからexhausetedな状態で向かうわけで、かなりうーむ。正直モデルを解けというのが一番楽という僕の感覚からすると、難易(面倒か否かといった方が適切かも)の感覚が普通とは逆転してしまうかも・・(笑)

なんか最近夜になると熱っぽいんですけど、これ風邪なんですかねぇ。

2008/06/22

複雑にしたがっていると邪推する

今日はサークルの同期の留学壮行会。まぁ一年だけだと言っていたので、そのうち帰ってくるだろうから、帰ってきた時の方の話のほうが面白そうなんだけども。渋谷までは新しく出来た副都心線を使ってみたけども、やはりいろんな意味で赤坂見附乗換の丸ノ内線+銀座線の方が便利だ。

まぁ飲み会いろいろと人の話を聞いていたのだけども、どうやら人間関係というのは僕が普段感じているものよりはるかに複雑らしい。まぁ人がそれをあえて複雑にしたがっているようにも見えるし、逆に僕がそれを強引に単純にしているだけかもしれないが、世の中的には複雑という事らしい。まぁそれならそれでいいんだけども、複雑にしているとただ無駄に疲れるだけだと思うのは僕だけでしょうか。

それに僕が見ている以上に実は人はそんなに悩んだり怒ったり不満を感じていたりするものでもないのかもしれない。現に自分はそうだから。例えば渋谷のスクランブル交差点を歩いているとついつい口から「人が多すぎて鬱陶しい」という意味の汚い言葉を吐く時があるけども、その言葉の激しさと裏腹に別にそれほど思っていない自分がいるわけで、まぁ人間関係の悩みなんてそんなものかもしれない、というわけ。まぁいつか自分にもそうした話で悩むことが来るかもしれないけども・・・。

お開きした後、渋谷の田園都市線で終電に乗り込もうとしたら、連れの二人が慌てたせいか逆方向に列車に乗り込むというトラブル発生。永田町方向にちゃんと乗った僕らが窓越しに見た、反対方向の電車に乗ってドアが閉まってしまった時の二人の表情は今でも思い出すと笑いがこみあげてくる・・・。

2008/06/21

amazonに頼る

僕の生活からamazonとgoogleを取り除くと、相当な不便を強いられるような気がしてならない。

amazonを利用するのは洋書を買う事が多いからだけども、プリンターのインクやらコピー用紙なども取り扱っているので非常に便利だ。コピー用紙をいちいち買って家に持ち帰るのは少々荷が重いので宅配便でくるならそちらの方が都合がいい。今日ちらっと見たらコピー用紙の隣のカテゴリにプリンターがあったので、いろいろ見ていたらモノクロレーザープリンタが異様に安い事に気がついた。型落ちなんだろうけども、今度プリンターを買う機会があったらレーザーを考えてもいいかもしれない。毎週50ページ以上は印刷している気がするので、ランニングコストを考えるとレーザの方がいいのではないかと思うのだけども。

amazonに行ったついでに、夏休みに何を読もうかといろいろ見ていた。卒論や院試もあるのであんまりいろいろは読めない気がするけども、契約理論とか規制の話、もしくは産業組織論をちゃんとやろうかと思っている次第。なんだか全く生産活動に入れず、ただひたすら学習するのみだけども、多少はそれに耐えなければいけないわけで・・・。しかしこれはTirole & Laffontの名前をたくさん見ることになりそうな予感。この二人の開拓範囲はすごいなぁ・・・。

管理はできない

昨日はゼミで発表をして、両親と食事をして帰宅。しかしうだうだとしていたら、深夜映画を何となく見てしまった。

「ホワイトナイツ・白夜」という映画で、とあるロシア出身のクラシックバレーのダンサーがアメリカに亡命中、飛行機事故でソ連に不時着し拘束されるという話。彼の管理役を任された、ソ連に亡命した元脱走兵の黒人タップダンサーとそのロシア人の妻との交流や、彼らとの脱出劇を描く。結果的には三人そろってアメリカに亡命。この二人のダンサーは本当に現実でも有名なダンサーで、ロシア人の方は本当にアメリカに亡命帰化しているミハイル・バリシニコフというスター。

まぁ昔の映画だし、冷戦時代だからアメリカ万歳、ソ連はひでぇ、っていう構図なのはある程度バイアスがあるとしても、芸術の世界には社会主義は似合わないのはほぼ明らかだろう。芸術の価値は政治家や官僚が決めるものでもないし、決められるものでもない。何がいいかなんて誰も分からないからこそ、自由あってこその芸術じゃないかと僕は思う。この文章の芸術という部分に他の言葉を入れても色々成り立ちそうだけども。実際社会主義国に生まれた芸術家の話を聞いてみたいところ。

しかし今までダンスというものにあまり興味がなかったのだけども、ミハイルのダンスシーンには心打たれた。それがこの映画の一番の収穫だったかもしれない。

しかし彼らがアメリカ大使館に駆け込む姿はなんとも切ない。国籍というものをあれほど強く意識するときは恐らく他にないといっていい。今のところ人生で日本という国の国籍を持っていることを意識したことがない(日本人であることを意識したことがないというわけでは必ずしもない)のは幸せという事なんだろうか・・。

2008/06/19

欲を出す

今日は宿題二つ提出して、後輩のフィールドワークの手伝い、否ちょっかいをして、明日のレジュメづくりをして、卓球して鮮魚屋で飲んだ。こう書くといろいろあったみたいだけども、まぁ実際いろいろだった。

なんだか最近酒を飲んだりするくらいしか気晴らしがないなぁ、なんて思うのだけども、逆にそれだけでも金銭的に困らない程度に生きているという事がいかに幸せかという事は普段あまり気がつかないわけで、そういう意味でもどこまでも欲深い人間だなと思うわけだけども、だからといってその欲深さを捨てる気はさらさらない。欲深い事は罪なんて思うガラでもないし、欲がなければ前に進めないとも思っている。むしろ欲深い方が良いんじゃないかとさえ思っている今日この頃。

しかしまだ4年生なんですね。なんだかえらい長い間本郷にいて、とっくに5年くらい経ったかと思いました。1年で色々できた気がするから、これから数年もっと色々やれるでしょうね。貪欲であれ。

2008/06/18

包囲網を突破する

今日も宿題に追われる。

昨晩奇妙な夢をまた見た。一つは宿題をやっている夢で、英語で提出する宿題がなぜか日本語で書いていたので直前に慌てて英訳するという夢。なんだか妙にリアルで起きた後慌てて確認したけども、ちゃんと英語で書いてあったのでほっとした。

もう一つ見たのは小学校の夢で、休憩時間に喉が乾いた僕が自動販売機に水を買いに行こうとしたら「もうすぐ授業が始まるので席に着きなさい」と先生や学級委員に止められそうになり、必死に包囲網をかいくぐって外に出ようとする夢だった。大学生になってさすがにこういう事態はなくなったけども、思い返せば小学校にいたころはこんなことばかりだった。普段財布はさすがに持っていなかったので、別に水を買いに行って云々というわけではなかったけども、自分のしたい事が普通に出来ない、もしくはしたくもない事をやらされるばかりで非常に不快だったのを覚えている。帰ろうとする自分と取り押さえようと向かってくるクラスメートやら先生やらで、そういったラグビー的なシーンばかり記憶に残るものなのだろうか。

あぁ、しかしコンビニ深夜営業規制だの、深夜のタクシーがうんぬんだの、「バッカじゃネーノー」と思う事が多くて困ります・・・。


予期せぬ愛に
自由奪われたいね

宇多田ヒカルの「This is love」のサビのここの部分の音が非常に好きなのだけども、歌詞がなんだか気になる。自由はそういう意味で仮に奪われたいものだとしても、そもそも無いのと奪われるのは違う。回りくどい言い方をすれば、自由がない人にとっては自由を奪われる自由はない。まぁそんな事を考えながら音楽を聴くのは疲れるので、今日もまた音に身をゆだねるのだけども。

2008/06/17

興味を失う

今日も昼間は写真撮影。今日はサークルの方だったので、久しぶりな人が結構多い。

最近環境問題への興味が失われつつあるな、と思うわけでその理由は何なのだろうと思うと、別に環境問題への興味がなくなったというわけではなく、温暖化問題への関心が薄くなったという感じ。むしろ公害だとかそっちのどちらかというとクラシカルな問題の方が気になるかもしれない。まぁそれでもアンテナは張っておくつもりだけれども。

今日は一日宿題と格闘したせいか。体がボロボロ。さっさと寝ます。

2008/06/16

高層階のバーで飲む

昼間にゼミの卒業写真を撮った。かけがいの無い、というと大げさかもしれないが、友人たちは大事にしていこう。でないと刺激のある生活は中々送れない。

夜までは今日はひたすら宿題を解くという作業。これがなかなかはかどらないので、明日も明後日もやるはめになりそう。うーん、今週はきつい。

夜は昔人助けをしたことがあってか、汐留で飲みをおごってくれるというのでホイホイと行った。そもそも行った先のレストラン階はホテルっぽい内装だったから入る前から予想は付いていたが、少なくとも学生にとってはグレードが高いバーで、高層階から夜景が見渡せるいかにも社会人の男性が女性を口説くのに使いそうな肩の辺りがかゆくなる店だったけども、ああいう店にそういう気全くなしで行くのは好きなのでかなり楽しめた(何せ連れは男二人だ!)。ワインのグレードも結構高く、久しぶりにおいしいワインを飲んだ気がする。雰囲気も高級っぽい感じを醸し出しつつカジュアルで、3名以上で幾とソファー席に通されるらしく、気を張らなくていいのでかなり気楽。おかげで久しぶりに10杯近く飲んでしまったけれども、あれで3000円は破格。あのくらいのグレードなら全然効用的に3000円は超えている。もちろん混みそうな時間を避けているので、ラストオーダーは20時だったが、酒好きならあれは良い。東京タワーやら六本木ヒルズなども見渡せますよ、と微妙な特定されそうでされなさそうな感じにしておく。来月はまたワインのメニューが変わるらしいので、テストが終わったら気晴らしにまた行こうかと。ただし食事は付いていないので、一品2000円程度を払う覚悟がなければあらかじめおなかは満たしていかないといけない。その辺り自分が小食で良かったと思う。

その後一緒に飲んでいた人がおなかがすいたという事で新橋の焼肉屋に移動。店員さんの心意気でかなりサービスしてもらったぽく、肉は上等。いろんな話をしつつ聞きつつ、二時間程度滞在。ここでの費用は3000円でまたおごってもらう感じになっていたが、さすがにそれは申し訳ないので適当に払って解散。

これで土曜日から続いた享楽人生は終了。明日からまたコツコツと生きます。とりあえず風呂入った後に宿題の続き。

2008/06/15

館山に行く

ということで、一路館山へ。相変わらずiPodは宇多田ヒカルを垂れ流しているが、いまいち場所柄に合わない気がする。電車はガラガラなので、何か指定席を取ったのがアホらしくなる。昨日はユーロ「ルーマニアvsイタリア」を前半まで見てしまったので、なんだかんだで3時間しか寝ていないのがいたい。

京葉線に乗るのは二度目。相変わらず東京ネズミーランドは電車から見ると非常に貧相に見える。海沿いには東京の物流を担うのだろうか、倉庫街が広がり、かのDHLやらAmazon.co.jpの倉庫やでかい食用油の工場が垣間見える。三菱マテリアルなどの金属関連の施設も多い。東京に住んでいても、こういった第二次産業の施設には縁がないのでついつい忘れがちだが、東京はこういう産業も盛んだったはずだ。浦安辺りなどには住宅街が広がるが、住環境的にはあまり良くない気がする。洪水でも来たらどうなるのだろうか・・・。

僕の今までの京葉線最長不倒である西船橋をあっさりと越え、木更津辺りになると、だんだんと田んぼや畑が増えてくる。初めて成田空港に行ったときは突然広がる農業的風景に唖然とした覚えがあるが、今や千葉県は農業も盛んなイメージがあるので、割としっくりくる風景。中学受験的には「千葉県=らっかせい」という方程式がこびりついているが、稲も普通に作っているみたいだ。ミレーの「落穂拾い」じゃないが、農薬を散布する農民を見つけなんだかノスタルジーにふける。うちの実家の近所でもこういう人がいた。意外にもコンビナートとかがあまり見えなかったので残念。線路沿いにはないのかな。

館山に到着後、野崎島灯台にバスで向かう。房総半島最南端の地点らしく、灯台も中に入って登ることが可能。海岸沿いには尼さんの篭がポツンポツンと置かれており、何とも旅情を誘う風景。しかし灯台近くの広場の周りには客のいないお土産屋さんやらが並んでいて、これは「わびしい」感じ。

館山駅に戻るバスを待っている途中、その辺にいた農家のおばさんとしばし談笑していた。田舎の人はフレンドリーという事を言いたいわけではないが、まぁ何か暇そうにしていたので話しかけてみた。どうやら畑ではそら豆を作っているらしいが夏はお休みで、10月になるとまた植えるとかなんとか。周りは畑やら田んぼだらけで、農業国千葉をさらに実感。しかし生活環境の違いは恐ろしいほど都市と違いそうで、なんだかよく分からなくなる。

その後皆と合流しお寿司を食らい、去年のフィールドワークの内容を発表したり。先生からも新しいアドバイスをいただいたので、卒論とか試験も終わって春休みになったらちゃんと仕上げてどっかに出してもいいかもしれない。

夜は夜で飲み会。外で花火をしたりする皆のシルエットを見て、「大学生だなぁ」と思ったり。そのあとボクシングをやってる人にいろんなパンチの打ち方とかを聞いてみた。ボクシングと空手のパンチの違いとか、同じフックでも色々あるんだよとか、結構面白かった。3時頃就寝。

今日は今日でまたお寿司(二日連続でお寿司を食べたのはたぶん人生初だ!)食らい、その後友人と二人で再び「さざなみ」で帰京。お寿司は実においしかったし、なんだかたった二日間だったけども結構盛りだくさんで良かった。


房総半島最南端にあるベンチ。二人掛けというのはそういう事なのだろうか。


灯台から見た湾の様子。


畑・消火栓・ガソリンスタンド


海女さんもいましたよ。


南国風?駅舎。駅前の通りはランプがオレンジ色で夜はいい雰囲気。

2008/06/13

無駄に焦る

今日のゼミは飲み会ではなく食事会。明日から合宿だから。

二つ上の先輩がきて一緒に食事していたのだけども、進路はなかなか大変そうだ。やはりGPAという恐怖の足切りマシーンが僕の足をちょん切ってしまう可能性が大らしく、外に出るとしてもそんなに良い所には行けなさそう。頑張っても3.4ちょいだからね。まぁ論文を頑張るというのが残された道なので、何とか良いテーマを見つけてやっていきたい所。うひゃー。

しかしうちの大学の優秀な人たちは殆どミクロのゲーム論に偏っているので、開発なんていうマイナー分野で議論をするとなると中々人が集まらなさそう。ゼミの先輩たちには数少ないながらも若干名いるけども、同世代にはいない気がするぞ。

そんなこんなで無駄に焦ったので、そういうときは論文でも読んで心を落ち着かせようということで、この前落としたPolitical economy of income distribution dynamicsを印刷して明日の車内に備える。うーん、しかし無駄にいろんな分野をかじっているのは学習にはいいかもしれないけども研究には必ずしもプラスばかりとはいえなさそう。そろそろ分野を絞りださないといけないのかなぁ。

とにもかくにも明日6:45に京葉線ホームにいるためにそろそろ寝ます。

2008/06/12

いつもの木曜を過ごす

午前の講義ではLucasのアイランドモデルをやった。駒場にいたころだったか、斎藤誠「新しいマクロ経済学」で読んだことがあったので、たとえ黒板のアルファベットが読めなくても、早口の彼が何を言っているかよく分からなくても大丈夫、なはず。午後の講義ではサーチ理論の労働市場の均衡をやった。ふーん、ってな感じ。

その後家に帰って宿題をやりつつ、夜は恒例の卓球。最近はフォアではだいぶ打てるようになってきた。問題はバックなのだけれども、これはきっと筋力がなさすぎてラケットの角度をうまく調整できないからじゃないかと思うわけで、まぁなんにせよ腕力を少しつけた方がよさそうだなぁ、という感じ。

結局3時間みっちりと打ち続け、その後食事に。ああいう「何かしら頑張る→食事」の流れは悪くないですね。

そういや昨日家に帰る途中、実験経済に関するアイデアがふと閃いた。しかし実験経済だと「こういう風にやればうまくいきますよ」と提案するだけじゃ論文としてはいまいちで、実際に実験してデータ取らないといけない気がするので、卒論のネタになるかは怪しいけども。

2008/06/11

無駄に一周する

今日は講義は午前中だけ。昼からは開発経済の勉強会に参加し、マイクロファイナンスの論文やら通貨危機の家計への影響についての実証論文を読む。一週間に何回マイクロファイナンスという文字を見るのだろうか・・・。

土日でゼミ合宿で館山に行くので、今日は交通手段を確保しにトラベルセンターへ。南房総フリー切符を手に入れたので、当日0645東京発の特急「さざなみ」に乗って無駄に野島崎の灯台に行って来ようかと。昼過ぎに館山駅集合なので十分行って戻ってこれるはず。あぁ素晴らしき現地集合。そして帰りはこれまた無駄に勝浦まで行って「わかしお」で帰って来れば房総半島を一周することに。まぁその辺は時間とかいろいろの兼ね合いだけども・・・。

今学期は院の貿易論の講義を取っているのだけども、あの世界はなかなかいろんなモデルがあって面白そうだ。空間経済的な分野もかじってみたい。うまく開発経済の文脈と合えばいいのだけれども・・・。しかしMelitzモデルが云々とか言われてもいまいちそのありがたみが良く分からない。実証の方はどうなっているのやら、まったく見当がつかないぞ・・・。

あぁ、しかし卒業論文をやるにあたって「研究テーマ」を選ばなければならないのが中々苦心しそう。割と僕はいろんなものをかじるタイプだし、なるべくなら実際に開発の世界で問題になっているイシューを選びたいとか言っていると、そうとうテーマ探しに時間がかかりそう。途上国関連だとデータがなかったりするのも困るところ。どうしましょうかねぇ、とりあえずJEPでも適当にチラ読みしてイシューを洗うのがよさそう。

2008/06/10

生地はそのまま食べない

悪夢を見ることが多いと以前書いたけども、この前もそれに類するものを見た。高層ビルの中の教室で講義を受けていると、突然雷が鳴る音がして外を見るとだんだん自分のところに近づいてくるのが見え、その後建物を直撃、なぜか建物は真っ二つになり被災後の生活を細々と暮らすという天変地異タイプの夢だった。あれから一週間くらいたつがそれ以来悪夢系は見ていないので朝の目覚めは幾分かいい。

今日は五限まで講義あったので少々疲れた。RBCのシンプルバージョンを学習したが、あれはなかなか凄まじいモデルだ。貨幣は景気変動に影響がないとするわけだけども、世の中には実質金利と名目金利の区別もつかない国会議員がいるらしいので、普通の人間は名目に騙されるというのが普通らしい。まぁRBCは加藤涼「現代マクロ経済学講義」によればピザ生地らしいので、そりゃ生地だけ食べても美味しくはないのは明らかので、別にいいのだけども。

貧困と不平等の関係は語りつくせぬところがあるのは重々承知だけれども、貧困解消が不平等解消に先立つと考える僕にとっても、不平等がもたらすデメリットは色々ありそうだ。例えば不平等が激しいと犯罪発生率が上がりそうなので、適切なレベルで所得再配分を行うのが富裕層にとっても良い事になるかもしれない。隣人を怖がって家の前にガードマンをおいてビクビクするよりは、同じ費用をかけてまぁそれなりに平穏にやれる方がましだろう。しかしそもそも不平等度と犯罪率の関係はよく分からないけども。どちらかというと賃金の伸び率だとかの方が犯罪率と関係がありそうだなぁ。

しかしそういう犯罪云々が起こるとか言う話はさておき、不平等というのがそもそも問題なのかというのはいまいちよく分からない。人間が平等だというのはあくまで権利が云々だとかそういうレベルの問題であって、生まれつき持ちうるものだとかが平等なはずがない。結果の平等なんていうのがチャンチャラおかしいのは言うまでもないが、機会の平等も必ずしも保障されるべきもの、もしくは保障されうるでもないかもしれない(ミニマムな意味で保障はされるべきだと思うが)。

なんてことをうだうだ書いていても仕方ないので、ちょっとジョギングでもしてきます。コーヒーを飲んだりしておなかが重いので、体を軽くしに。

p.s.
宇多田ヒカルの「Heart Station」「Ultra Blue」を手に入れた。やっぱりこの人の声は心地良いなぁ。

2008/06/09

四半期の時系列データだとStataに認識させる

マクロ特論の宿題をやろうとして3時間以上手も足も出ないという状況に陥った。一緒に受けている人は僕を含め4人で、しかも誰かがここを見ている可能性はゼロに等しいが、それでも何かの役に立つかもしれないから書いておこう。

というのも、四半期のデータを使ってstata分析する宿題なのだけども、配られたデータは.csvなので、普通に読みこむと時間のデータが「1969Q4」と表示されることになる。これが何がまずいかというと、stata君がこれをstringデータとして認識してしまう事で、そうするとグラフも作れない。Qがデータに入っている以上destringとかを使ってもダメっぽいが、作業の記録は全部doファイルに残しておきたいので、stata以外で加工はしたくない。stataにだいぶ慣れてきているが、正直このデータの種類のところは複雑すぎて良く分からない。

結局僕は姑息な手段を使って乗り切った。まず
generate time=_n+11
で12から始まり13,14と増えていく変数を作る。_nは本当はidを振るための関数だけどもそんなことはお構いなし。そして
format time %tq
tsset time
と打てば見事目的だった1963年以降の四半期データであることを認識させることに成功。stataは1960Q1を0と認識しているため、13を最初にするために足し算しておいたので、逆に1960Q1から始まるデータだったら1を引いておけばいい。

しかし絶対こんな方法じゃなくてもうちょっと正当な方法があるはずなのだけども、ヘルプを呼んでも頭が痛くなるだけだし、手持ちの解説書にはここまで詳しく書いていないので、やはりマニュアルをどこかで読むしかなさそうだ。

しかしそもそもデータを.csvで保存する際にどのようにデータを打ち込んでおけばstataに読み込ませてから楽なのだろうか。よく分からないなぁ。

いろんなものを探す

今日は雨がひどいですね。朝起きて大学行こうとしたらこの天気なので、大学行くのをやめて家で勉強することにしました。大学行ってもパソコンを持っていかないといろいろ勉強できないし、荷物がぬれたりするのが嫌なので家にいた方がいいのです。

コアマクロがサーチ理論に入ったので、初めての僕としては宿題をやるのに若干苦心なのですけど、結構面白いかも知れません。サーチ理論が何かというと、例えばアルバイトをしようとする学生がいて紹介業者に行くのですが、どの程度の賃金が提示されれば彼は働くかというのをモデル化したものだと思います。彼はほかっておけば親からある程度のお小遣いが貰えるとすれば、彼が働くのを決心するのに必要な最低限の賃金がいくらかというのが賃金のオファーの確率分布やらを使って分析できるわけです。例えばお小遣いが増えたらどうなるか、またアルバイトの賃金によりばらつきが出たらどうなるか、などなど。(ハローワークの方がより現実的には重要なのでしょうけど、多分ここを呼んでいる皆さんは学生なのであえてアルバイトにしました)開発で使えないかなぁ、とすぐ思ってしまうのはそろそろ卒論の事を考えないといけないせいでしょうかね。

何か一日家にいても気が塞ぐのでせめて音楽だけでもと思い、脳内麻薬が出るような良い曲というよりは、かわいらしいポップな曲をitunesで探していたらELTがヒットしました。「キラメキアワー」と「Crispy Park」はそういう曲が多め。「キラメキアワー」や「ハイファイメッセージ」や「スイミー」、「恋文」や「きみのて」あたりはテレビっ子にはなじみ深い曲だと思われます。

2008/06/08

都市に住む

まぁ僕があえて触れるまでもなく皆様ご存じだと思われるけども、秋葉原で通り魔があったらしい。一年に数回くらいは行く土地なだけに、少々驚き。

実家にいたころ、よく東京の新宿とかで起きた通り魔のニュースを見るたび、「東京はげに恐ろしき所よ」と思っていたのだけども、今は住んでいるところからそんなに遠くないところでああいう事が起きるという事らしい。人間はサバイバルナイフ一本であっけなく死んでしまうほど脆いという事も普段意識しないが、どうしたら身を守れるかと考えてもどうしようもない・・。どうしたらああいう事件を減らせるんでしょうかね。

「メトロに乗って」を何となく見てしまった。シリアス版Back To The Futureといったところだろうか。これは僕だけではないと思うのだけども、仮に今若き日の両親を見れるとすると、何となく小恥ずかしくなるんじゃないかと思うわけで、それは自分が小さい頃には「頼れる」存在だった両親が途端に自分と同じ所まで降りてくるからじゃないだろうかと。

しかし地下鉄というのはよくよく考えればかなり特殊な空間だ。ああいう地下を移動する乗り物なんて日本では20世紀までなかったはずだし、最初に乗った人たちはさながら遊園地のアトラクション気分だったに違いない。それに日本だと政令指定都市レベルの大都市にしか大抵ないわけで、現代の都市の象徴な気もする。地下鉄がどのようにしてメタファーとして使われているのかというのを調べるというのも面白そうだけども、生憎そういう事をやっている暇はないので誰かに任せよう。

2008/06/07

相談はしない

昨日は新橋で飲み会。新橋はゼミのOBを含めた飲み会で、以前会ったことがある先輩もいたので和気あいあい。顔を覚えてくれていた先輩もいたようで、いろいろ留学話などを聞かせてもらいつつ。なんだか先輩には「You、さっさと行っちゃなYo」とか言われ、先生にも「時間の問題」と言われる始末で、段々現実味を帯びてきたのかなぁ、と。まぁ行けたとしても、もうちょっと日本でいろいろ勉強してから行きたいものですが。

今日はサークルの進路相談会とその懇談会。まぁ僕は相変わらず相談することが特にないので陰でひっそりとしていたわけだけども、やはり傍から見ているといまいち需要と供給がいまいちマッチしていない気がしてしょうがない。進振りの下世話な相談(点数が云々だとか)なんて内輪でやっていればいいわけで、先輩が来たからにはもうちょっと「きれいな」話(ここ行ったらこんなことが勉強できて云々)を聞くべきじゃないかと思うわけだけども、いまいちその辺りがはっきりしない。サークルであえて相談会をやる必要があるのかとかいろいろ考えると、メリットとしては「似たような人が集まるため、いい相手が見つかりやすい」「参加の心理的ハードルが低い」くらいかなぁと思うわけだけども・・・。まぁ、原則的に人に相談事をあまりしない人間の呟きなので、別に参加者が満足していればそれでいいのですけど、いまいちしっくりこないなぁと言うのが感想。

懇談会はまぁいつもどおり。二つ上の先輩が結婚するとか言う話を聞いて、周りで人生設計的な話になったけども、まぁそういう面ではあまり明るい将来は期待していないので首を縦に振りながら適当に話についていったり。そういう人が出る年齢になってきたんですねぇ。

ところで、血圧低そうな人ってどんな人なんでしょうかね。最近そう言われることが多いんですけど。

2008/06/05

旅行に行こうとする

マクロの中間考査が帰ってきたのだけども、中々ひどい点を取ってしまっていた。どうやら勘違いやらケアレスミスやらいろいろ重なったみたいで、むしろ平均点くらいをくれた彼は神だと思う。九死に一生を得たのだからこれから頑張って期末は満点を取るくらいのつもりで頑張ってみよう・・・。宿題も相変わらず多いし、やることはたまっていくし、何か一つが終わっても全く気が抜けないのが今学期の罠。

ゼミの課題になっているマイクロファイナンスの教科書を読むのがだるくてだるくてしょうがない。といってもつまらないというわけではなく、文章の問題だと思う。実証結果をまとめた文章ほどだるいものはない。数式が出てこない文章をまともに読めない病。こういう性格だから他の文系諸学問には向かないのだろうかと思ってしまう。しかし開発をやろうと思うのならこれに耐え乗り越えなければならないのだ・・。

試験の日程が出たようなので、そろそろ夏休みの旅行の本格的な日程が立てられるな、と思って手帳を見たら最悪なことに気がついた。院試の準備が二週間だといやだな、とか言っていると旅行ができる時期は8月11日終わってからすぐの時期という、いわゆる「一番高い」時期。フィールドワークにも参加するとなると予算制約がbindingになってしまう。全く何故こんな嫌なところに院試だったり願書提出だったりいろいろ配置されているのだ・・・。碁の名人が相手の急所をことごとく付いているかのごとくだ。

久しぶりに旅行したいと思って考えていたのがモロッコ。英語ガイドが付いている現地ツアーに潜り込めば準備は特にしなくていいのでいいかなぁ、と思っていた。フランス語は読めたとしてもさすがに英語並みにはしゃべられないし、個人旅行は若干不安ということで英語ガイドに頼ろうかと。場所的には割とどこでも行くタイプだけども、何も考えずに家を飛び出して旅行ができるタイプの人間ではないので、いろいろ忙しい時期に旅行するにはある程度「おあつらえ」が一番なのだ。ちなみに日程に余裕があるとエミレーツ航空からドバイの観光が格安で付いてくるらしい。ドバイもいつか行ってみよう。出稼ぎの人たちが本当に多いのかこの眼で見てみたいというのもありつつ。

とまぁ妄想は膨らんだわけだけども、やはり資金繰りの問題もあるのでおとなしくする羽目になりそう。春休みに卒業旅行をするようだから、アフリカ大陸はその時のお楽しみという事で。

今日は夜は恒例の卓球。なんだか今日は調子が良かったのか、球の入りがいい。無心に全力で打ち続けるのは気分がいいものだ。

2008/06/04

ゲスプリで刷る

今日は駒場で作業。ゲスプリでひたすら刷ったりして肩が凝ってしまった。何せ駒場の雰囲気は妙に軽いくせに、なんだか気持の悪い、インスタントラーメンの残り汁のような香りがするので性に合わない。もっとフルートの音色ような、澄んだ軽さならいいのに。

夕食に行った菱田屋は相変わらずおいしかった。大将?もその息子らしき人も、女性のお手伝いさん?も変わっていない。隣の席では卒業生らしき人が二人で食事をしていた。駒場で唯一といっていいほど、おいしい定食が食べられる店なので重宝する。

しかしあの「しけた」感じが駒下なんだなぁ、と再確認。本郷通りに比べれば人通りも少ないし、何より暗い。今比較的気分よく過ごせているのは周りの都市環境のおかげか・・・。

なんか読む本がないとか言っていたが、うちに眠っていたこれがあった。

Foundations of International MacroeconomicsFoundations of International Macroeconomics
Maurice Obstfeld

Mit Pr 1996-09-12
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前半部分しか去年の講義ではカバーしなかったので、後半からを読み進めていこうと思う。かなり重いのが難点だけども、筋トレと思って頑張ろう。

2008/06/03

遊びをする

なんだか最近食糧価格上昇を伝えるニュースが異常に多い。福田首相も意味のあるのかないのかよく分からない支援策を発表しているわけで。これで日本も食料自給率を高めましょうという主張が強くなるのだろうか・・・。大体投機が云々とか言っているが、長期的には生産量を増加させないと意味がないわけで、なぜそっちの方向に話が向かないのかが謎。

最近経済学をちょっとお休みして違う本を読んでいる。といってもお遊びだけども。

Design Elements 実例でわかるデザインの法則Design Elements 実例でわかるデザインの法則
郷司 陽子 斉藤 栄一郎 バベル

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普通に本屋で売っているので読みやすいのだろうと思って買ったのだが、ド素人にはなかなか難しい。ので、時間制約もあり適当に流し読みすることにした。見ているだけでも十分楽しい。

開発経済関連で面白い本がないかと思って探しているが、ちょうど良さそうな本が見当たらない。これは前に図書館で借りて読まずに放置し延滞してしまったので購入しようかと思ったらアマゾンには在庫がないそうだ。
Regulation and Development (Federico Caffe Lectures)Regulation and Development (Federico Caffe Lectures)
Jean-Jacques Laffont

Cambridge University Press 2005-04-30
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むむむ。最近出たHandbook of Development Economicsでもgetしてみようかなぁ。

p.s.
気づいたら10000ヒットしていた。去年の夏に引っ越したので、約10か月くらいで10000ヒットしたことになるのかな。

2008/06/02

名前を忘れる

人の名前を覚えるのは中々難しいわけで、特に漢字の表記を覚えるのは至難の技の場合がある。読み方が難しくてすぐ思い出せない、似た漢字があってどちらか分からない、云々。しかし知り合って3年にもなる人の名前をミスって表記するとなると、これはもうなんだか非常に申し訳ない気分になるわけだ。

なんだか最近勉学かはかどらない気がする・・・。最近よく思うのが、うちの大学で勉強できることって結構少ないな、という事で、例えば開発経済においても網羅出来ているとは言い難い気がするわけで、こういう経験は過去ないなぁとしみじみ。段々そういう世界に足をふみ入れていくのね。道は長い・・・。

2008/06/01

三省堂に行く

今日は色々あったが、神保町の三省堂で洋書フェアをやっていたのでつい行ってしまった。すると、こんな本が900円で売っていたのでつい購入。

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Milton Friedman Rose Friedman

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まぁ、いつ読むか分からないけども、必読の書かなぁと。

ああ、昨日という今日といい、無為な時間の過ごし方をした気がするが、無為であると時間の過ぎ去り方は遅いのでなんだか「明日からがんばらないとやばいな」と思える分、変にグダグダするよりはいいかもしれない・・。

最近「君は薔薇より美しい」がCMに使われているのに気づいた。あの曲結構好きなんだよなぁ。