2009/03/13

Ha Noi 3

さて、ここからは旅の後半戦だ。しかしハノイでの初日は僕個人的な内容で済まないので、いまいちここに書いていい事なのか判断がつかない。せいぜいイニシャルトーク的に済ませて詳細はやめておこう。

朝食は近所にブンチャーという牛肉入りの麺を食べた。甘酸っぱいスープは好みの分かれるところかもしれないが、個人的には好きだ。サラリーマンの朝食にはうってつけらしく、ちょいちょい背広姿の人が見えた。きっとこの街で背広を着ている人はエリートなのだろう。価格も少し朝ごはんにしては高く感じた。

午前中は某事務所にてどこかで聞いたことのあるような話を聞いた。ベトナムの一人当たり名目GDPはようやく1000ドルを超えそうだということだが、インフレ率も高いので実質ではあまり上がっていないはず。それでも外国資本の流入は進んでいるようで、20年前のバンコクをイメージすればちょうどいいらしい。そう言われても僕はピンとこないが。

その後のスケジュールまで時間があったので一同は市内に出て駅の近くで昼食をとった。日本にあってもギリギリオーケーな綺麗な店だがあまり人が入っていない。むしろ綺麗すぎて客がひいてしまうのだろうか。窓から外をのぞくと、ひっきりなしにバイクが行き交っていた。しかしホーチミンに比べるとどこか交通状況はまともになっているように感じられた。僕らの感覚が慣れてきただけという説もあるが。

その後自由時間となり集合場所と時間も指定されたが、特にバラバラになることもなく皆駅をフラフラしているので、痺れを切らした僕は馴染みの奴を連れ出してスーパーに向かった。どうも集団行動は苦手なのだ。

あぁしかし、こういう逸脱行動をすると天罰が下る、ということなのだろうか、乾季であるはずにもかかわらず途中でものすごく激しいスコールに降られてしまった。鉄道会社のオフィスらしき建物の前で足止めを食らったのだが、そばの道にいた露店や物乞いのおばさんたちも慌てて荷物をしまい、駐車場の屋根の所で雨宿りをさせてもらっていた。警備のおじさんもいつもの事という感じで特にそれを咎めることもしない。僕らはしばらく傘をさしていたが、跳ね返りが足元を濡らすくらいの強い雨だったので、おじさんに会釈をして僕らも雨宿りをさせてもらったのだった。

結局30分近く雨が降ったので、スーパーに行く時間も無くなってしまった。渋々集合場所に歩いて行ったのだが、今度は皆がなかなか来ない。しばらくすると目の前にタクシーが二台止まった。どうやら彼らは駅にいた時に雨に降られたらしく、そのまま雨宿りしてタクシーに乗り向かってきたらしい。どうやら僕らは悪いクジをひいてしまったようだが、それはそれでいいことにする。

その後も色々タスクを消化し、夜になった。向こうの学生にもあったが、なかなか活発な学生さんだった。普段はほとんど意識しないが、ああいう人たちを見ると自分が外様であることを少し認識する。いつか国を絞って活動なり研究なりをするのかもしれないし、逆にそうじゃない形で外様は外様なりの良い形を探すのかもしれない。それはまたいつかのお話。

今日の夜にはハノイからサパに向かうという事で、再び寝台列車に乗るためハノイ駅に向かった。少々早く着いたせいか、車体を洗う人の姿も見れた。どう見ても普段着でスタッフには見えないのは御愛嬌。


今度の寝台列車はフエから乗った列車に比べて欧米人の旅行者が多いせいか、車両のグレードやサービスも良かった。ミネラルウォーターのペットボトルが一人一本あったし、コンセントも一人づつに用意されていた。ベトナム国営鉄道、やるじゃないか・・・。

皆は駅で買った食事(何とロッテリアがあったらしい)を室内で食べていたが、どうも僕は食欲がわかなかったので、何も食べずに室内でぼーっとしていた。恐らくあそこでハンバーガーを食べていたらお腹を壊していただろう・・・。

全部で10人のご一行は4+4+2というグループ分けをし、僕は二人の部屋に割り当てられた。といっても部屋自体は4人部屋なので、他のお客さんが二人いるわけなのだが、僕の部屋にいた客は英語を母国語とするカップルだった。もしかしたら夫婦だったのかもしれないくらいの微妙な年齢だった。

枕木の音と早口が幸いして向こうの会話はあまり聞き取れなかったが、それでも割と話している内容は分かってしまう。初めてなのだろうか、車内のいろいろなものに対して「これは何なんだろう」と言っていたりしたが、そこで手を貸すとこちらが英語が微妙にでも分かるという事が分かってしまう。僕らは日本語話者なので会話を気兼ねなく出来るが、向こうがそれが出来ないというのはなんだか不公平な気がしたので、特に絡むこともなく終始「英語のできない東洋人」を演じ切ったのだった。--というのは半分嘘で、本当は絡むのが面倒でいつも通りに寝ていただけなのだが。あぁ、でもいつまでもああいう風に途上国を旅する元気さは持っていたいな、と漠然と思ったりした。

ラオカイ(老街と書くらしい)に着いたのが朝5時前。トレッキングの基地となるサパへの玄関口だ。

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