2009/06/07

他人の家族

どうも昨日一日長時間活動したせいか、今日はゆっくり寝てしまった。そんな感じだと調子はいまいちのりきらず、結局ちょいとしたことを片付けたのみ。夜には久しぶりにジョギング兼散歩に出かけた。夜風が涼しくて、涼しくて。

こういう日は音楽を聴きたくなる。色々とライブラリをあさっていたら、なんだかピアノソロを聴きたくなったり、「月の夜」なんかを聴きたくなったり。




ジョギングの帰路、近くの住宅街を彷徨っていると、ふとピアノの音が聞こえてきた。と言っても、別にKeith Jarrettのような美しい旋律が聞こえてきたわけではなく、どこか不格好だが懐かしい音が流れてきたのだった。ふと見上げると家の二階の子供部屋と思しき窓から光が漏れている。どうやら子供がピアノの練習をしているようだ。

普段生活の中にあまり家族というものを感じることがないだけに、これは新鮮だった。それは自分が家族と一緒に住んでいないからというよりも、むしろ他人の家族を感じることがないからかもしれない。子供の頃だったら友達の家に遊びに行けばそいつの両親がいて、それなりに他の家庭を覗くことはあったが、今や僕の友達は一人暮らしだったり、実家生でも遊ぶ時も外で遊ぶわけで、僕にとって他人の家族は謎のベールに包まれている。それが普通なのだろうと思うけども。

まぁあと十年くらいしたら、友人らの何人かは新しい家族を築いてくれるだろう。そうしたら僕にも少しだけ他人の家族を感じる機会があるかもしれない。あぁ、でも今度は彼/彼女らが親だというのが違いで、僕は今度はいわゆる「お父さんのお友達だよ」というやつか。やれやれだ。子供からすれば、両親の友人は微妙に絡みづらい。

自分の部屋の意外と近くに温かい家庭があるのだなと、当たり前すぎるそんなことを住宅街に漏れ出した鍵盤の音がイメージさせた夜だった。いや実際は嫌がる子供にピアノを練習させる若干教育に力が入りすぎている親なのかもしれないが、そんなことはその時は思いつかなった。

0 件のコメント:

コメントを投稿