2009/12/01

脆弱性

貧困と脆弱性の経済分析 (開発経済学の挑戦 2)
貧困と脆弱性の経済分析 (開発経済学の挑戦 2)
勁草書房 2009-01-30
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たまには本の紹介を。一橋の黒崎先生による研究書だ。時間があったので、図書館で借りてきた。アマゾンには載っていないが、目次としては:

序章 途上国の貧困・脆弱性問題
第1章 貧困の概念と計測
第2章 家計レベルの所得貧困の決定要因
第3章 経済成長,不平等,貧困のトライアングル
第4章 貧困削減政策の評価
第5章 経済階層移動と脆弱性の概念
第6章 不確実性下の動学家計モデルに基づく貧困・脆弱性分析
第7章 脆弱性の諸指標
第8章 貧困の一時的要因と慢性的要因への分解
第9章 所得ショックに対する消費の「過度の反応」
終章 途上国の貧困・脆弱性分析の今後

ということ。ランダマイゼーション関連の話も第4章に載っている。



本を読むということは、論文を読むよりも大雑把に捉えるという意味では良いと思う。この分野の研究はあまり知らない+興味はあるので、最初に読むのには良さそう。



追記:
第6,9章は特に自分にとっては良い。Townsend (1994)やDubois et al. (2008)などのリスクシェアリングに関する論文のサーベイになっている。いきなりDubois et al. (2008)などを読むよりも、こちらを読んでから入った方が文脈が分かりやすい。

4 件のコメント:

  1. そういう意味で、社会人が読むべき本ってありますか?
    社会人=時間と根気がない

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  2. 難しい質問ですね・・・。この本も読んだ時はテクニカルには難しくないと思いましたが、しばらく経済学から離れていると難しく感じるでしょうし。

    かといってなかざとさんのようにバックグラウンドがある人に薦めてもなぁ、という類の啓蒙書を挙げても微妙ですし。

    あぁ、でもルワンダ中央銀行総裁日記が復刊になったようなので、そのうち読んでみようかと思ってます。マクロ系の話題ですが、評判がいいみたいですよ。

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  3. うーん、つまんない回答だなあ

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  4. そう言われるかなと(笑)

    でも開発経済関連で特に目ぼしい書籍って出ていないように思えますけどね。最近書籍の方はあんまり気をつけて見ていませんが・・・。

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