2009/12/25

志村正彦さん急逝

フジファブリックのボーカル、志村さんが急逝というニュースが飛び込んできた。病名は不明。享年は29。24日に亡くなったそうだ。



ここを見ている人は知っているかもしれないけど、フジファブリックは僕が好きなバンドの一つで、メジャーアルバム全四枚は所持しているし、ライブに行こうかとも思ったくらいだったんだけども、まさかクリスマスの夜にこんなニュースを聞くことになるとは思わなかった。自分が生きている間に好きなミュージシャンが死ぬのは、当分先だろうとたかをくくっていたのだが、志村さんの場合、世代が近いこともあってなんだか親近感を勝手に感じていた分、余計に衝撃的だった。まだまだこれからという年だっただけに、非常に悔やまれる。来年からニューアルバムを楽しみにすることもできないのだ。

流れるようなイントロが美しい赤黄色の金木犀、「短い夏が終わったのに 今 子供の頃のさびしさが無い」「東京の空の星は 見えないと聞かされていたけど 見えないこともないんだな そんなことを思っていたんだ」の茜色の夕日、「タッタッタッ タラッタラッタッタッ」と飛び出でてしまう疾走感、銀河、日本の湿っぽい夏をどことなく感じ、個人的にはベトナムの旅のお供だった陽炎、そして「作り話に花を咲かせ 僕は読み返しては感動している」の桜の季節、などなど。好きな曲は挙げればきりがないが、はっちゃけた楽しい曲もあれば、季節感が豊穣でどこからかmade in Japanを覚えるメロディーや歌詞、そして志村さんのダルそうな(失礼)声が好きだったんだと思う。

そういうわけで、思い入れがある曲が多いので、きっとこれからも僕はフジファブリックを聴くのだが、それがすでに故人となってしまった人の声だと思うと、胸に詰まる思いがする。ただでさえ感傷的になるような曲が多いのに、どうしたら目からこぼれるものを止めることが出来よう。

いやだがしかし、そんな楽曲を作ってくれていた志村さんや他メンバーに感謝し、ご冥福を祈りつつ、大切に聴き続けるというのが、ほぼ赤の他人であり一介のファンである僕がするであろうことであり、そうして故人は生き永らえるというもの。そもそも死というのは遠くにあるようであり、実はすぐ近くにあったりするもので、それはそれとして受け止めなければいけないのだ。



でも本当に、残念だなぁ。

0 件のコメント:

コメントを投稿