一回読んでみたいと思っていたが、同僚の人がどさっと持ってきてくれた。
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著者の人はイタリア文化庁から表彰されたとか何とかで、本屋でもポップが出ているくらい有名な作品のような気がする。
チェーザレ・ボルジアはマキャベリの君主論のモチーフらしいのだが、個人的にはむしろこの本で知った。
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司馬遼太郎を知らない僕にとって、塩野七生は唯一の歴史系作家。中学生のころ「ローマ人の物語」の単行本とかをよく読んでいた記憶があるが、これは確か学校の図書館で借りて読んでいた気がする。内容はもう覚えてないけど。読書嫌いだった僕がこれを読んでいたのはルネサンスに興味を持ったからで、こういう研究者にでもなろうと思ったことがちょっとあったりした。その名残が教養の一学期のイタリア文化論履修だったりするが、もうそんなことは忘れてしまったよ・・・。今思うと笑えてくる。
しかし神のみぞ知る、ってのは市場のみぞ知る、ってのに通ずる所がある、なんて言うとトンデモみたいだけど、ある意味健全なのかな。
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