2011/12/27

タワーの話

諸事情で只今東京にいます。

本当にどうでも良い話なのですが、東京タワーとスカイツリー、皆さんはどちらか好きですか?個人的には東京タワーの形の方が威風堂々、ドッシリとしていて好きなんですが、それを友人の前で言ったら「懐古廚」と言われてしまいました。でもあの三角なシェイプと鉄骨の幾何学模様の組み合わせが好きだという人はたくさんいるはず・・・。

もうしばらく日本にいて、新年にロンドンに帰ります。

2011/12/13

夢の話

統計ソフトと格闘し始めて数時間、コードが回り始めてから処理に時間がかかるので、ちょっと息抜きに更新でも。

うーん、最近たまに自分の専門やコース外の人と会って話をしたりするんだけど、どうも博士課程の学生が話をしていて一番しっくりくる事が多い。それはきっと互いに夢追い人だからなんだと思うが、人間追うものが無くなったらどうなるのだろうというのは純粋に怖いと思うのである。何かを追わなきゃいけない、何かを成し遂げないといけないという意識は、少し強迫観念に近いものもあるのだが、幸運な事に楽しい事なんて掃いて捨てるほどある世に育ったせいか、楽しい事ではそれほど満たされない。楽しくても、むなしい気分が付きまとってしまう事が多い。

折角夢を追える場所にいるのだから、それをやりきろう。 失敗したとしてもそれで死ぬわけじゃなし、それでもなお山河はあるのだし。

2011/12/07

国籍の話

一つ試験が終わり、次の試験は一ヶ月後なので、久しぶりに適当に何か書こうと思う。


今日試験を受ける前、同じ授業を取っているアジア人がいたのだが、彼が持っているパソコンが僕のと同じだったので、 それをきっかけに少し話をした。

彼は修士の学生で、スーツを着ていた。就職活動中で、コンサルの面接を受けてきたそうだ。英語がネイティブ並みに話せて、この大学の修士の学生ともなると、そういったコンサルやら金融機関やらに就職する学生は少なくないだろう。これは予断だが、自分より頭が切れるんじゃないかと思うような人が就職していくのを見ると、研究の大半は執念で成り立っているのだろうとさえ思う。

僕が彼に出身を聞いたら、シンガポールだという。すると彼が「君は日本人だね」とのたまう。「嗚呼、また日本人訛りで国籍を判別されたか」と思ったのだが、彼曰く顔や髪形で分るらしい。だから授業で見かけた時から日本人だとふんでいたそうだ。そういえば今の同級生に初めて会った時も、「typical japanese hair style」と形容された記憶がある。自分で自分をそうは思わないが、まぁ要は髪が長いってことなんだろう。基本こちらの男性は刈り上げ君状態だから。

まぁそういうことなので、よくある「留学すると、日本人としての自覚が」という話はあながち嘘ではない。そもそも、「私は日本人である」と強烈に思うのは日本人以外の人と接するからであって、例えば宇宙人がいないのに日々「私は地球人だなぁ」なんて思っている人はそうはいない。僕もこちらに来てから、自分の思考様式、癖、肉体がある程度日本人的傾向を持っているような気がしてしまった。気をつけなければならないのは、自分の弱みを日本人であることに帰着させてはならないという事であるのだが。なんだかんだいっても、日本人であることは数あるアイデンティティの一つにすぎないし、そもそもプロの経済学者であるというアイデンティティを獲得すべくこんな所にいるわけだし。

日本人であるという事が今後の僕の人生にどれほど決定的であるかは分らないが、自分の仕事に自然な比較優位を使う事、例えば経済学的に興味深い日本の現象や重要な政策の分析をするというのも一つの道筋だとは思うし、それ自体重要な仕事だとは思う。今はもう少し純粋な頭の訓練に使わないと、この先研究者としてやっていけない気がするが・・・。



おまけ話だが、サンドイッチがあれば和食が全く恋しくならないかわりに、シュークリームやヨーグルトなどのコンビニデザートが恋しい。この差は東京での僕の生活と、ロンドンの物流の貧弱さ(生菓子を輸送するネットワークが無いと思われる)を象徴している気がする。こっちのコンビニで手に入る甘いものって全部もっさりしていて、軽い食感のものが無いんだよなぁ。

2011/11/11

俗世の話

学力と研究力が圧倒的に足りないのか、それと実績が無い事から自信の無さなのか、最近もやっとすることが多い。力は伸びてきてはいると思うんだけど、成長率が大きいわけではない気がする。undershootする前に一気にsaddle pathに乗せたい笑

一つ思うのは、僕の場合根本的に「何が面白い研究なのか」って所がそこまで強力にかっちりと決まらないんだよなぁ。趣味はそれなりにあるけど、それ以上は研究だって所詮は商売というか、同業者たちが面白いと言ってくれればそれで良い気もする(そうするとついつい安易な分野間arbitrageを目指しがちになってしまうのはあるのだが・・・)。一方でジョブズじゃないが出されるまで何が面白いかなんてわからんのだよ、というスタンスの人もいる。

変な話だけども、小さい頃は人里離れた所で仙人のように心穏やかに過ごす事を夢見てて、でもどうやらそれでは退屈そう、どうせなら俗世のためと思いなおし研究の道を志して今ここにいる訳だけど、三つ子の魂百までというか、どうも自己主張がそこまで強い人間でもなくて、ついつい価値判断を他人任せにする癖があるのが研究者として改善すべき点かもしれないと思う今日この頃。このまま、この世界では生き残っていけないか、良くて死に体になってしまう気がする。もっと力強い生活をこの手に。


最近興味を持ってる金融論(俗世中の俗世ですね笑)のテキスト。雑多なテーマがいっぱいで全体像が掴めないイメージがあったので、こういう学部上級~大学院レベルのテキストは助かる。ここまでくると逆にそういうテクニカルな事よりもリテラチャーの把握の方が気になるのです。しかし金融って凄い発明だよな・・・。リンゴとミカンを交換する事は直ぐに思いつくけど、明日のリンゴと今日のリンゴを交換する事が果たしてすぐに思いつくのか・・・。

Microeconomics of BankingMicroeconomics of BankingXavier Freixas Jean-Charles Rochet

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2011/10/30

壁の話

行きつけにしているサンドイッチチェーン「pret a manger」のサンドイッチを全種類食べつくしてしまった感がある昨今。近くに中華弁当屋とかインドカレー屋とかできないかな。何故大学前に数件ある店の全てがサンドイッチチェーンorコーヒーチェーンなのか理解に苦しむ。

話は変わるが、ネット上で経済学的な議論が非難される時、多くの要因は単なる無理解というか、言葉の問題に起因することが多いように見える。例えば生産性、選好、合理性といった言葉が経済学的に正しく使われていないと、経済学をバックグランドとした人との会話が難しくなる。分りやすい専門用語は良いけども、あまり日常用語と近いと誤解が生じるのもまた事実なり・・。

もちろん、初等的な教科書の内容を権威的に振りかざすような議論をしたら非難されて当然。議論のベースにしよう、というのなら分るんだけど(これさえもなかなか難しいのだから困る事は多い)。多分本当に真摯に捉えている人は簡単に言いきれることはないんじゃないかな。僕の経験からすると、勉強し始めたころは急に視野が広がるものだから、えらく見通し良く刀を振るえる気がしてしまうのだけど、いざ研究者として頑張ろうと思うと中々いまある刀では限界があって目の前の現実を捌くのに不適切、という事ばかり。だからこそ学問は発展していくんだろうし、その発展に寄与していきたいと思うんだけど。

新しく始めようとしているテーマの話を最近洗っているんだけど、テクニック的にはフロンティアに限りなく近い話のよう。さっきの話ともかぶるけど、修士の二年間で成長したかな、と思えるのはこのフロンティアへの壁のぶつかり方で、問題意識をfixしたときにその分析手法を考えると簡単にテクニカルな壁の近くにぶつかる事。後は問題意識をしっかり醸成させればムフフな論文が書ける!はず。このテーマに関してはある程度データで現象を確認できたらアクセル踏んでも良いんじゃないかなぁ。

そんなこんなで過ぎていく日曜日の夜でした。

2011/10/21

ピアノの話

宿題が終わりそう。やれやれである。


何回もここで書いている気がするが、これ以上幸福感に包まれるアルバムがあったら教えてほしいと思うほど、このアルバムは凄いのである。

ザ・ケルン・コンサートザ・ケルン・コンサートキース・ジャレット

ユニバーサル ミュージック クラシック  2003-04-23
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たまに勉強会を一緒にしているイタリア人がジャズ好きだというので、一番好きなピアニストは誰だと聞いてみたら、何とキースだという。じゃあ当然コレだろうと思ったら、どうやらこれは知らないらしい。うーん、謎。代表作じゃないのか・・・?それとも僕の発音の問題か?大体ケルンって英語でなんて発音するんだ?


まぁいずれにせよ、チックだって好きだし、エヴァンスだって好きだけど、幸福感という意味ではこれが一番だと思うのでした。こういう方向性でこれに匹敵するアルバムがあったら教えてください。ジャズじゃなくても良いので・・・。

2011/10/15

ミスコンの話 part2

だいぶ前にちらっと触れたICUのミスコン騒動だが結局中止になったようだ。僕は「べき」論は政府やそれに準ずるもの以外に適応されるのかよく分らず、例えばこのケースだと「大学は○○すべきだ」という言明がありうるのか怪しいと思っている人間なので、結局開催すべきかどうかというのは分らないのだけども、結局のところ大学の一つの競争する主体であって、校風がミスコンを許さなかったという事なんだろう。ICUは独自性が強い大学と聞く。もしこれを許せば、その独自性を失い競争力も落ちる、と。

しかし流れてくる意見を見るとやはりミスコンに対する認識の仕方にズレがあるのが原因だと思うんだよな。「ミスコンは偏ったランキングだ」というのはだれもが納得する事実だと思う。しかしそれの開催が「参加者と企画者の自由を保障する」と考えるのか「抑圧につながる」のかは、「所詮ミスコンなんて無数にあるランキングの仕方だ」と捉えているか、「ランキングはいかん!」もしくは「ミスコンは社会の価値観を決める支配的なランキングたりうる」と考えているか、と言った所。僕は前者の立場だけども。

それと、僕はここにある一段落が意味が良く分らない。

現在の抑圧的な社会構造とは、たとえば、性別を2つにわけることを当然とし、片一方をもう片方よりも劣位に置く構造であ り、同調を要請してくる規範の圧力などです。「料理」が今回の企画において審査基準に採用されたことは、こうした規範圧力の一例であるといえます。さらに は、資本が学問や教育の場に著しく参画してくる産学協同の圧力も存在します。たとえば、ミスコン企画の審査基準には協賛企業の商品宣伝プレゼンテーション 能力も含まれていました。また、今回の企画案において使われた「ミスキャンパス」という名称は、特定企業の登録商標です。「ミスキャンパス」を登録商標と する企業が今回の企画に関わっていたのかはわかりません。しかし、ICU祭という場が企業活動の場へと変貌しかねない状況にあったことは事実でしょう。こ の資本主義社会において私たちは性差別や異性愛主義を強制されながら生きているということを忘れてはなりません。
性差別や異性愛主義を強制されていると感じるのは資本主義社会のせいなのだろうか。もっと素朴な、どんな社会にもある人の噂話だったり、常識の形成が元なんじゃないんだろうか。逆に言えば資本主義以前にはそれが無かったのか。

圧力という言葉もよく分らないが、僕らの言葉でいうと需要に相当するものなのだろうか。だとすると需要のない社会なんぞあり得ないし人によって需要が違っても良い。だから何を需要しても許される自由な社会にしましょうよ、そしたら例えば同性愛も自由でしょう、という事だとざっくりと思うんだけども。



専門でやってる奴にこのあたりの話を聞きたいな。

2011/10/08

リンゴの話

ジョブズが死んでしまったらしい。僕自身はthinkpad教信者なので、apple教信者ほどには熱くなれないが、宗教を拓く事の偉大さと大切さは分っているつもりなのでappleは凄い会社だとは思っていたけども、こんなに早く亡くなってしまうとは。

彼の大学でのスピーチをちらっと見たことがあるが、 それは印象に残るものだった。そして、世の中で何かを成し遂げ世の中をガラっと変えてしまう人は、こういう人なのだろうという事を痛感した。チャレンジ精神、ハングリー精神、点をつなげる話。僕はどちらかというと逆側の人間で、まぁチャレンジ精神は少しくらいはあるが、それでも満たされ賢くなるために勉強をし、なるべく見通しを良くして、ある程度の結果が出そうなものしかやらない、そういうタイプの人間だったし、今でもその気がある。でもそれではダメなことは分った気がする。失敗を恐れてはいけない、ガムシャラにならなければならない、たとえそれで成功しなくても死ぬ事は無い。そういう心構えを少しでも持って変わっていければ良いと思ったのだった。


・・・とまぁ時事ネタはこれくらいにして、本題のリンゴの話を。ニュートンが見たリンゴと同じリンゴがあるかどうかは知らないが、こちらのスーパーに行くと色々な種類のリンゴが売っている。こちらの人は街中でリンゴを丸かじりしていて「どれだけ口が大きいのか」と首をかしげていたのだが、よくよく見ると日本のリンゴより少々小ぶりなのだ。そこでとりあえず買ってみて家で丸かじりの練習をしてみた(別に鏡を見ながらしたわけではない)のだけども、これが意外とイケる。うまい。うまいぞ。あのみずみずしい感じは丸かじりならではだ。どうして今まで丸かじりしなかったんだ!・・・そうか日本のリンゴがでかいからか。


しかし私は日本人であるので、今だ街中で丸かじりは無作法だという気がして出来ないし、そもそも皮を洗わずに食べることはできない。正直どうでもいい事だから変えようとしない、習性とはそういうものなのだと思うのだった。

2011/10/02

サンドイッチの話

何だか毎回愚痴めいた事を書くと何だか良くないという説もある。もしかしたらあなたは、僕がこの土地に心底うんざりしているのではないかと思っているのかもしれない。しかし僕としては特段そういう訳でもなく、かといってお花畑のように美しい所と思っているわけでもなく、東京や日本と同じように良いなぁと思う事もあればいい加減にしろよと思う事もある、ただそれだけであり、後者の方が仮に少し多かったとしても、大した問題ではない。それにこの土地では良い事・良い物は大体それなりの金がかかるので、本当はエンジョイできるはずの良い物を経験できていないこともまた事実。安くて良かったなぁと思ったのは某有名ジャズバー(5ポンド)ぐらいか。

ん、なんだかまた愚痴めいてきた気がする。それではいかん、たまにはいい事も書こう。それはサンドイッチ、つまるところピクルスとスモークサーモンだ。

こちらのサンドイッチ屋に行くと、pickleという具材を良く見かける。日本のマックに行くとはさんであるキュウリのようなピクルスではなく、玉ねぎが細かく切ってあって茶色に浸かったものである。大学にあるサンドイッチ屋では「ham and pickle」が確か1ポンドぐらいで買えて、それを頼むとおばちゃんがパンにぺっぺとpickleを塗り、ハムを一枚ペロン、もう一枚パンを上からトンと載せて出してくれる。塩気と酸味がなかなか強く、日本人好みだと思う。

かく言う僕、ついついそれをスーパーで購入してしまった。これで家でpickleを塗りたくったサンドイッチが作れる。一昨日はそれで馬鹿みたいにサンドイッチを食べて満足した。パッケージからは高級感が漂っていなかったので、多分庶民の味なんだろう。

もう少し高級なものが御所望のあなたは、スモークサーモンのサンドイッチを食べると良い。Pret A Mangerやeatといったサンドイッチチェーンに行けば、日本の大抵のものより濃厚で香り高く、分厚くて食べ応えのあるものにあり付けるだろう。 僕はスモークサーモンが好きなほうだが、そのあまりの濃さと食べ応えにちょっとくどいかもしれないと思うほどだったが、旨いことには変わりない。

これらのほかにも、チェーン店では日本よりはるかに種類の多いサンドイッチをエンジョイする事が出来るし、日本のコンビニのものと違ってサイズも昼食として十分なサイズであり、Pretのものを考えると美味しさもこちらの方が上である(価格差を無視しているが)。


そういうわけで、サンドイッチ好きの僕としてはロンドンはエキサイティングな街である。・・・誇張しすぎかもしれないが、まぁ嬉しいことには変わりないのであった。

2011/09/27

スパゲティあれこれ

お金が無いので、自炊するしかないと思いキッチンに立ったが、あまり時間をかけたくないのと換気扇が壊れているせいでせいぜいスパゲティを茹でるくらいしかしていない。ソースも出来あいのものを買ってきて、生野菜とプチトマトをむしゃむしゃ食っている。茄子でもあれば気分が良いところなのだが、生憎普通のスーパーで茄子は見かけない。

ところでそのスパゲッティ、皆さんが何をお使いかは私は知らないが、ディチェコのスパゲティを買ってみた。日本でも見かける、舶来品の香りがするあの青い包装のスパゲティである。太さによってナンバリングがなされていて、日本ではスパゲティと言えば11番がメジャーだったはずだ。

ところがこのロンドンのスーパーでは、 いくらさがしても基本的に12番しか置いていない。これは11番より一つ太いもので、実際に買って食べてみると何だかあんかけスパゲティを思い出す感じの太さである。要はそういう濃い目のソースに合うのだろうが、どうもしっくりこない。ほんのちょっとの事なんだが、毎回疑問を感じながら食べている。そんな毎日である。


ちなみに、これは僕ではなく先輩が言っていた事だが、「イギリス人は麺のコシというものを理解していない」という説がある。確かにロンドンのスパゲティは大体アルデンテを通り越してソフト麺一歩手前の代物が多いし、UKで包装されたと思しきスパゲティには本当にこの太さでこれだけ茹でていいのかしらというゆで時間の目安が表記されている。僕は学校給食のソフト麺がコシが無いという理由で嫌いで(これまた苦手なポークビーンズと一緒に出されると殆ど食べられなかった)、よく先生に怒られて罰として食べるまで膳を下げられないなどの仕打ちを良く受けた記憶があるので、太くてコシの無い麺はちょっとしたトラウマである。そういう訳で、もし仮にこの地に永住することがあれば、ロンドン人に麺のコシという概念を伝えたいと思っている、というのは冗談だが・・・。


2011/09/22

久々の専門書紹介

久々に専門書を紹介します。
Advanced Mathematical Economics (Routledge Advanced Texts in Economics and Finance)Advanced Mathematical Economics (Routledge Advanced Texts in Economics and Finance)Rakesh V. Vohra

Routledge  2004-11-11
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訳あってマッチング理論のためにlatticeやらsupermodularityやらを勉強しようと思って図書館から借りてきた。
本当は
Supermodularity and Complementarity (Frontiers of Economic Research)Supermodularity and Complementarity (Frontiers of Economic Research)Donald M. Topkis

Princeton Univ Pr  1998-04-13
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こっちが借りたかったのだけど、誰かが借りていて利用できず。



Vohraの本は記述はコンパクトにまとまっていて、さっと理解したいときに良い。ピュアセオリーじゃなければ十分な内容じゃないかと思いたい。他の章は読んでないけど、便利そうだった。Topkisの方は誰かが返してくれたら目を通したい。

まぁマッチングの資料に関しては僕なんかより某先生達のホームページに行けばたくさん載っていると思いますけどね。

2011/09/14

オニオングラタンスープ

初めて「オニオングラタンスープ」を食べたときの衝撃は今でも覚えている。こんな旨いものがあるのか、と子供ながらに感心し、あっという間に飲み干した。そのせいで、今でもスーパーでonion soupと見るや否やあのオニオングラタンスープだと早とちりし、家に帰って開けてみると「グラタンがない」と呆然とすることがあって、今日はそんな日のうちの一つだった。結局は備蓄からチーズとパンを取り出して、事なきを得た。意外と簡易グラタンでも旨いもんだな。

今日は久々にマスキャンプの宿題がひと段落しているので、今から研究のお勉強をしてから寝る予定。うーん、この一週間進んでいない。「平日は授業内容の予習復習、休日は研究」 みたいにうまく切り替えないと、ただ呆然とコアコースを受けて一年が過ぎてしまう。それはまずい。でも下手すると試験に落ちてしまうし、そうでなくても成績が悪いと先生たちへの心象が悪い。最適なバランスをして、タイムマネージメントをしっかりしないと・・。

2011/09/07

大学のこと:ハイパー印象論

今週の月曜から通称マスキャンプと呼ばれる数学の授業が始まっているのだが、今のところ内容は楽なもので、ただただ量だけある宿題をさっさとこなして、あとは研究のための勉強やら同期達とのコーヒーの時間に費やしている。ちなみにグループの中で最も英語が下手と思われる僕は黙っている事が多いが、あまり黙っていると無茶な話を振られてしまって余計に危険なので、なるべく積極的に話す事にしている。でも大勢だとあんまり話さないのは大学入りたての時を思えばそんなものかもしれない。英語は鬼門ではあるが、きっとコアコースが始まったら勉強会が始まって、数式だけで会話できるようになるので楽になるだろう、なんて。


ところで、僕が今いる大学は社会科学に特化した大学で、 世界でも有数の図書館を持っているという。その図書館、別にパッと見それほど凄さを感じないが、よくよく見ると世界各国の歴史資料が溢れんばかりにおいてある。僕は歴史系ではないのでその凄さは分らないが、大英帝国の旧植民地や欧州各国の統計資料やらに関しては多分ここが最も充実している図書館の一つなんだろう。実際、ふとしたきっかけで日本人のおじさんに話しかけられたが、その人は歴史専攻で「落ち穂拾い」をしに来たと言っていた。

多くの政治家を輩出しているだけあって、純粋なアカデミックというよりもうちょっと実務的なカンファレンスが多い印象を受けるのもこの大学の特徴かなぁと思う。僕自身の分野が開発だから余計にそう感じる、というのもあるけども、割と頻繁にカンファレンスや公開講座の類が開かれていて研究内容もテクニカルというよりは政策志向なのかな、という印象。




ちなみに学生の食事事情はというと、カフェの地下に食堂があって、学生証にお金をチャージすれば5ポンドぐらいでそこそこの食事が出来るし(予想よりはおいしかった)、近くにあるサンドイッチ屋では1ポンドぐらいでバカでかいパンのサンドイッチが食べられる。コーヒーに至っては60ペンスで、店のおばちゃんもいい感じに下町感が出ているので、何となくほっとするスポットである。ビールを飲みたくなったらパブがあるが、今のところ一回しか行っていないし、まぁあまり使う機会は無いと思う。


某先輩も言っていたが、あまり数学には強くない感じなのが難点かな。図書館にも本があまり無いらしいし、マスキャンプの内容も微妙感漂っている。

2011/09/01

夏の無い国

ロンドンに住みだしてまだ二週間だが、もう街は長袖のシャツ一枚では寒いほど冷え込んできており、イギリスの人が太陽を求め夏に地中海に行くというのが本当なんだ、という実感を得つつある。僕は元来夏がそれほど好きではないし、毎年海に行ってキャッキャウフフするタイプでも無いが、それでも一年中こんな感じだとたまには太陽が欲しくなってしまう。

日本では「若者のすべて」では「真夏のピークが去った」「それでも未だに街は落ち着かないような気がしている」と歌い、「茜色の夕日」では「短い夏が終わったのに今 子供の頃の寂しさがない」と歌った人がいて、当たり前のように季節の移り変わりとそれに伴う物事の終わり始まりやその儚さが文化的にある程度共有されている気がするが、果たしてこの国ではそういう感覚があるのだろうか。あるとしたら、どういう原風景と主に記憶されているものなのだろうか。僕らがススキを見て秋を思い、サクラを見て春を思うように、彼らは何を見て何を思うのだろう。


つまるところ、フジファブリックが聴きたいです。

2011/08/24

イギリス料理

ちょっと疲れたので休憩がてら。


ご飯がおいしくないと有名なイギリスではあるが、それは正しくないらしく、正確には料理の種類が無いらしい。たしかにイギリス料理屋に行って見るメニューはいつも似たようなものだ。しかしそれぞれがまずいという訳でもなく、むしろサンドイッチ(Pret A Manjer)は日本より美味しいし、僕の好きなジンジャービアだってある。そもそもイギリス料理を毎日食べるわけもなく、都心にいればエスニック料理の類はたくさんあるから、タイ料理やマレーシア料理中華料理あたりに行けばいい。大体10ポンドくらい出せば普通のレストランで美味しく食べられるし、屋台風の店なら6ポンドくらいで済む。自炊費用は東京より安いらしいので、合計飲食費は結局のところトントンじゃないだろうか。



ところで、この前後輩と今回の滞在で初めてイギリス料理屋に行った。イギリス料理がまずいまずいと評判なので、逆にそれを期待していた節があったのだが、出てきた料理は(ミートパイとエビのコロッケ的なものだった)、そりゃ格段においしいかと言われると違うけども、まぁ普通に美味しかったので、なんだかがっかりしていた。何とも上から目線の失礼な話だ。後輩はそんなことをぶつぶつ言いながら食べ進める僕を見てニヤニヤしていた。

しかし6年前にロンドンでホームステイしたときは、もっと料理がまずく感じた気がする。あの時、特に「これはまずい!!!」と思ったイギリスのデザートを選べば、きっと期待通りのまずいのが出てくるだろうとデザートメニューを見ると、「ブラウニーのチョコレートがけ」などが並んでいた。見れば、6,7品あるデザートメニューすべてに、何らかの形でチョコレートの文字が見える。「ふふふ、これがイギリスデザート必殺の甘さ攻めよ!」「大体ブラウニーのチョコレートがけって何だよ!チョコにチョコじゃねーか!いっそこれは天丼か!!!」などとほくそ笑みながら、なんだかよく分らないberry trifle with chocolate sauceなるものを頼んでみた。「trifleなんて知らんが、きっとトリュフみたいなもんだろう、これもチョコにチョコだ!ヒャッハー!!!」ともう正直言って酔っているとしか思えないテンションで注文したはいいのだが、出てきたものは綺麗なお皿に載った、なんだかえらく美味しそうで上品なデザートだった。

僕は思い出していた。何故イギリスのデザートがまずいという印象を持っているかだ。その前回滞在していた6年前に、興味本位で「ロンドンで一番評判のケーキ屋」「フランス仕込みの綺麗なケーキ」とガイドブックで評されていた店に行ってみたのだが、そこで出てきたケーキはまぁ微妙、見た目からは美しさを感じず、味もうちの実家の田舎町で出るケーキより落ちる感じで、かなりガッカリしたからだ。しかし目の前のtrifleとかいうものは、見た目も味も、あの時のケーキをはるかに凌駕していた。僕は思った。「ま、まさか、この6年の間にレベルが上がってるのか」

結局そのtrifleなるものを複雑な気持ちで美味しく平らげた。店員さんが、お食事はどうでしたか、と聞いてきたので、美味しかったよ、と言う他なかった。その後店を出て、後輩と駅まで行った。そいつはまだ二週間くらいイギリスにいるので、また会いましょうと言ってくれた。僕が「今度会うまでに、まずいイギリス料理屋探しておくわ」と言ったら、彼は笑っていた。

2011/08/19

第二幕

明日出発して、およそ五年のロンドンでの生活がスタートする予定。ということで、このブログも第二幕ロンドン編、という事になります。

今までと特段テイストは変わりませんが、折角なので現地生活者向けのtipsをメモ代わりにつけていこうと思います。そうでない人にとっても面白い話があるかもしれません。つまるところロンドンメシマズ日記、かもしれないですが・・・。あぁでも言ってしばらくは話し相手がいないので、投稿は増えるでしょう笑


この一カ月は区切りという事でいろんな人と会ってきまして、色々と思う所があったり思い出に浸ることでもあるのかなぁ、と思いきや、そういう事もなくここまで来てしまいました。僕はどちらかというと、思い出よりも今の事やこれからの事が楽しみなので、また皆さんとそういう風に現状やこれからの話を聞いたり話したりする機会に恵まれればと思います。


という事でこのブログも引き続きご愛顧いただければ幸いです。

2011/08/12

オリンピックよりは頻繁に

高校の同級生*3と会ったり、サークルの先輩に飲んだりするために名古屋まで出た。

同級生とは久しぶりに高校に行こうという話になり、行ってみたはいいものの生憎お盆で先生たちはいなかった。まぁでも通学路など、懐かしい風景を満喫してきた。あれからたった7年である・・・。

ところで、今日会った同級生の一人が、デパートに就職して売り場の店員になっていてびっくりした。教員免許を取っていたはずだったのに、知らないうちにそういう事になっていたらしい。別れ際そのデパートに寄らせてもらったのだけども、彼がお客さんに対してごくごく自然に接客をしていて、「おおおお」と他の同級生と顔を見合わせたり。皆それぞれの道を歩んでいるのですね。なんかバカみたいな話をしていたあの頃が嘘みたい。

先輩の方は相変わらずで、いつもの通りの話をして飲んでいた。そのまま実家に帰ると言って新幹線に乗って某H市に向かっているはずなのだが、メールをしても帰ってこない。僕は彼が博多まで寝過ごしているのに一万ペリカをかけたい笑


たとえ一年、いや数年に一回でも、気軽に会ってくれる友人がいるということは有難いことですね。

2011/07/29

4年半の集大成

引っ越しをすませた。4年半住んでいたので、結構愛着はあったのだが、忙しく引っ越し準備などをしていたので感慨に浸る暇がなかった。


ということで、4年半の集大成ということで、本拠地であった本郷周辺のお気に入りスポットを紹介します。まじめな話でなくてすいません。本郷や菊坂に住む人が読むと、ああああ、となるでしょう。

食事篇

珈琲庵
春日駅近くの珈琲店。ホットケーキと珈琲のセットを頼んだりしていた。喫煙なのが玉に瑕だったが、美味しいので許す。お兄さんが渋い。

TIES
本富士消防署から湯島方面に行く途中にあるカフェ。店内はちょい狭めだが、雰囲気がよく、ケーキと珈琲がうまい。もう一回言う。ケーキと珈琲がうまい。

ホンサンカフェ
食事もできるバー。貸し切りしてパーティーとかするのにちょうどいい感じ。何度かイベントで使った。

炙りBAR
某先生に似ている店員がいて、ちょっとドキッとした店。ゼミ飲み会の二次会でよく行っていた。先輩たちとダーツをした記憶がある。

みはし
言わずと知れた上野のあんみつ屋。某先輩が好きでなぜか一ヶ月に三回行くことになったが、確かにうまかった。

テイルズ エールハウス
ちょいお茶の水よりのビール屋。世界中のビールが集まる本郷近辺では珍しい店。某夫妻とたまに行ったり。店長はアメリカ帰りらしい。

エス
農学部の奥にある超穴場バー。安くなる日があって、かなりお得に高級ウィスキーが楽しめる。

西安刀削麺酒楼
本三近くの中華料理屋。店名にもなっている麺も美味しいが、ズーランを使用したスパイシーな肉料理と店長が好きだった。

味噌煮込罠
同じく本三近くの味噌煮込みうどんの店。愛知県民の魂を見事に再現。

もり川
東大正門近くの定食屋。本郷界隈で数少ないリーズナブルな正当派定食屋。

COTOTOI
菊坂下のフレンチ。気楽に飲みながら食うのに良いが、結局一回しか行けなかった。

まつば
菊坂にある洋食屋。ちょっと入りづらいが、実は揚げ物がおいしい洋食屋。なんというか、ご飯がすすんでしまうお味。好きだった。

アトリエ・ド・マヌビッシュ
菊坂下のパン屋。パンが有名で確かにおいしいが、総菜やデザートもおいしい。ちょっと高いので普段は使えないが、横を通るとついつい買いたくなる店。

牡丹
本三あたりの焼肉屋。ランチでしっかり食べたいときによく行ってた。おいしいけど、夜だと多分高い。

豚トンデジ
刀削麺の隣にある韓国豚焼肉。安くてうまいし、酒が進む。豚三段バラ+行者ニンニクが欠かせないが、店員さん(全員韓国人)の元気のいいかけ声がアクセント。

鮮魚屋
これも刀削麺の隣にある居酒屋。魚がうまいし、クーポンがあるとかなりお得。地味に日本酒のそろえが良いのもありがたい。壮行会の一つはここで行われた。

ダージリン
赤門前のインドカレー屋。味はものすごく美味しいという訳ではないけども、店の横を店員が行ったり来たりする別名インディアンストリート?が好きだった。

浅瀬川
ダージリンの奥にあるちゃんこ鍋屋。だしの味が奇麗なおいしいちゃんこ鍋と、自家製さつま揚げがおいしくて、女将さんが優しい。二回でよく宴会をした。

瀬佐味亭
なぜかジャズがかかっている担々麺屋。T大学の学生は卒業シーズンになると色紙にサインする習わし。普通の担々麺のカテゴリーだと一番好きかな。

栄児家庭料理
上とは違い、想像を絶する担々麺を提供する、容赦無い四川料理屋。はまる人にははまる味だが、いずれにせよ舌が痺れることを覚悟していってほしい。本郷で一番の衝撃度だった。

山手ラーメン本郷 安庵
駒場にあるT大生のソウルフード、その本郷店。シコシコのメンが特徴らしい。焼ねぎが好きかな。最近ミドリムシ入りのみどりらーめんという狂気のラーメンを生み出したが、意外とおいしかった。

ファイアーハウス
言わずと知れた有名なハンバーガー店。高いがうまい。多分高級ハンバーガー界でも随一。

房家
商店街の入り口にある焼肉屋。割安で珍しい部位を食べられる。焼肉好きな友人曰く、コスパがいいらしい。確かに美味しい。

加賀屋
駅近くの昭和スタイルの居酒屋。行くとサラリーマンのオヤジさんたちがいっぱいで、店員のおばちゃんたちはなぜかメイド服を着ている。メニューも昭和でよろしい。

ベスナー
本郷通りにある珍しいロシア料理屋。なぜか閉まっていることが多い。なじみがないロシア料理のいろいろなメニューを楽しめる。

菊坂コロッケ
店の名前は知らないが、忍たま乱太郎の給食のおばちゃんから毒を抜いたようなおばちゃんがコロッケを売っている肉屋がある。ノスタルジーの固まり。

伊豆栄
一回だけ行った不忍池の近くの鰻屋。料亭チックな個室があって、着物を着た店員さんたちが接客をしてくれる、ちょっとした非日常を楽しめる店。松竹梅のランキングが普通と逆なので、うな重の松をください、と言った時のドキドキ感が半端ない。




その他篇

SCOS / スコス
菊坂の入り口にある輸入文房具屋。たまにフラッと入って何も買わずに出てきたりしてた。すいません。

キノトロープ
菊坂にある美容室。近いからという理由で通いだしたが、アットホームな雰囲気で店員さんたちと話すのが楽しいので、かれこれ4年以上通った。水道橋に兄弟店があるらしい。

炭団坂
この上から菊坂周辺が見下ろせる。僕にとっての「町を見下ろす丘」。

菊の湯
僕は実は行ったことがないが、菊坂下には昔ながらの銭湯がある。後輩のアメリカ人が通っているらしい。

金魚坂
これも有名スポットだが、実は食事したことはほとんどない。しかし横を通るたびに金魚鉢が見えたのはよく覚えている。実は珈琲のクオリティがすごく高いらしい。

不忍池
誰もが知っている、池。蓮の季節の晴天時に行くと、浄土のような光景が目の前に広がる。ここを抜けて大学から上野に向かっていた。



こうしてあげてみると、おいしい店がたくさんありましたね。それにひきかえ、ロンドンでの食生活はどうなることやら。

2011/07/25

壮行会その3

この前の週末、学部の頃のサークルの人たちに壮行会をしてもらった。

別に今となっては目的を共有しているわけでもなく、てんでバラバラな事をやっているわけだけども、そういう人たちとたまに会って近況を聞いたりするのも楽しいもので、そういう意味である程度パーソナリティを知るくらいに(テクニカルではない)話をした事がある人が多いというのは、振り返ってみると幸運なことだった。誤解も多分に含んでいるのだろうけども。


有難いことに思ってたよりもたくさんの人たちに来てもらったせいか、各々と話そうとしているといつの間にか遅くなってしまい、結局朝までになってしまった。こんなことなら朝まで残りそうな面子は後回しにすべきだった(笑)


また度々帰国するので、都合が良い時に一席設けたく思います。

2011/07/21

卓球外交

調査最終日の前夜、仕事もほぼ片付いてホテルを散歩してたら、いかにもヤンキーな感じの現地人とアシスタントの女の子が卓球をしているのを見つけた。その現地人、体格はかなり良く、煙草をくゆらせながらビリヤードでもしているような風体だった。しかし試合を見ていると、卓球スキルが素人レベルとしては高く、ぺったんこのラケットでドライブをかけたりして卓球超初心者のアシスタントを軽くあしらっていた。

しばらくその様子を眺めていると、アシスタントに「変わろうか?」と言われたので、これは、と思い闘志を燃やして臨んだのだが、どうもうまくいかない。「ずっとペンでやってたので、シェイクは無理」とふと思ったが、「そんな言い訳をしては男が廃る、とにもかくにもこのヤンキーぽい兄ちゃんを倒さなければならない!」と意味の分らない対抗心を燃やしていた。が、やはり相手の方が一枚上手で、明らかにそいつは「このヘナヘナ野郎が」と言わんばかりにニヤニヤしていた。


一時卓球を定期的にしていたこともあって、素人レベルとしてはそれなりに自信もあったので、「これはマズイ、ここで負けてはアシスタントにナメられ、明日の最後の仕事もうまくいかない」とこれまた意味の分らない自尊心を利用して一段と身を引き締めたところ、試合が白熱するようになった。長いラリーの末押し切ったり押し切られたりという展開で、相手の顔も険しくなり、ポイントが入るたびにどちらかが声とはいえない声をあげる、そんな様子になってきた。ヘナヘナ野郎をなめてもらっては困る。

それが10,20分続き互いに汗をぬっとりかいてきた所で、どこか遠くに行っていたアシスタントが戻ってきた。曰く、もう寝る、と。どうやら男二人が卓球に熱中しているので、呆れてどこかに行っていたようだが、そのこと自体にも気がつかなかったのだから呆れられるのも無理はない。もう少し続けようかなぁとも思ったが、互いにそこそこ疲れていたせいかそれでお開きという事になった。そして、ごくごく自然に、笑顔で握手をして別れた。実は最初は「ヤンキーぽくてちょっと怖いな」と思っていたが、そういう印象はどこかに消えていた。


たかだか20分程度のことだったが、なぜだかとても印象的な出来事だった。

2011/07/07

四度

今日から4回目のマダガスカル。今度もやる事は事前にバッチリ決まっているので、まぁあんまり本題以外のネタを探す事は出来ないけども、それならそれでばっちり仕事をこなしてこないといけません。

しかしこういう学園祭の仕切り的な業務がたまにあるのはこの分野の特色かも。マッキーで汚れた手が、なんだか懐かしい。


ようやくビザ習得への道のりが開けた。またちゃんと決まったら来年出願する人向けにtipsを書こう。

2011/06/26

壮行会その2

壮行会第二弾。昨日は学部の時にお世話になったゼミの人たちが集まってくれた。僕の一つ下の後輩の就職祝いも同時開催だったので、結構下の世代も集まっていたせいか、人だくさん。

皆大体もう働き出してたりしていて、自分や自分の周りにいる人たちとは違う世界に属しているわけだけども、ある程度の共通のバックグラウンドは持っている、あのゼミの人たちはそういう僕にとって貴重な人間関係の塊という感じ。


そうそう、同期からはプレゼントに何やら高級そうな部屋着をもらったのだが、囚人服のような若干アヴァンギャルドなデザインだったので気になって調べてみた。すると、狂気しか感じないような日本法人のページがヒットした。これはヤバいな・・・。



ところで、CASを送ってくれないせいでビザ申請がまだ進まないんだけど、果たして向こうの大学の事務はやる気が無いんだろうか。壮行会までやっておいて事務手続きのせいで渡航できませんとか、身を張ったギャグはしたくないんですけど。

2011/06/10

ミスコン

某大学でミスコン反対運動というものがあると聞いて、少々驚いた。自分の大学でもミスコンはあるが、どうでもいいや、という感じで反対運動はおろか無関心に近いからだ。反対グループの声明はここにある。個人的には、やるならやれば良いじゃん、と思ったりする。

僕は社会学的な見地に関しては無知なので、ミスコンの功罪など知りはしないのだけども、普通の世の中に生きている以上、人に評価されるのは避けては通れない道だし、容姿に限らず生まれつきの違いは存在していることは否定できないと思う訳で、その中で敢えてミスコン反対運動をするというのは、人の評価軸の形成に関して理論や観察の蓄積があり、ミスコンが結果的に何らかの意味で悪い「常識」の形成につながる、と考えているからだろうか。まぁさもありあん、な話だけども。

僕はミスコンが正しい美に対する評価軸だとか思っているわけではなくて、「そうだよね偏ってるよね、でも、今時影響力なんてたいしてないし、別にどうでもいいよね」と思っているわけで、

私たちは、人種的、身体的、階級的に画一的な女性の美のイメージの強化をもたらし、女性の性的対象化の道具として機能してきた歴史をもつミスコンに、そもそも反対します。

ということが仮にあった(というかあったのでしょうが)として、じゃあ今の時代それが本当に機能するの?ミスコンってそんなに権威的なの?と思う訳です。芸能関係に行きたい人が出たり、自己顕示欲が強い人が出たり、まぁ理由はよく分りませんがミスコンを主催・ミスコンに出場したいという学生がいる以上それを止める道理はあるのだろうかと。
「しっかりとした『個』をもつ真のリーダーシップを発揮し、世界の問題を解決」というICUのミッション
というのなら、ミスコンの評価など相対化させるほどの強い個人を育てるのが筋とさえ思いますが。


とはいっても、差別に関しては興味はありつつもよく分らないし、色々センシティブな問題があることも事実でしょう。それにただでさえ浮世離れしているといわれている昨今なので、ミスコンに関する人々のアンビバレントな心理状態など僕は推し測ることができません。もしミスコン開催となった暁には、反対団体の皆様にはミスコンの前後でどう意識が変化したかを調査し、具体的にどういう悪影響があったのかを明らかにしてほしいなぁと思います。

2011/06/04

送別会その1

某ゼミの留学組送別会があった。なんだかんだでこのゼミにはかなりお世話になっているが、こうやって飲み会を開くのは稀なので普段は見れないメンバーの一面が見れたり。しかしこういうイベントが迫ると、本当にこの夏から行くんですね、という気がしてくる。五年というのは短そうで長そう。

普段の生活の中で接する機会が多い人たちが愉快であればある程、日常が楽である。just for fun、という感じで仕事などに打ち込んでいる人のほうが、人間関係などを気にしてごちゃごちゃと考えている人よりも幸せそうだし、こちらとしても話していて得るものが大きい。

2011/06/02

prysm

prysmというフランスのピアノトリオが気になっているのだが、ジャニスに問い合わせたら置いて無いという。アルバムを買うには最近金欠なので、amazon mp3で買おうと思ったら今度は品ぞろえが悪い。co.jpよりは.com、.comよりは.co.ukの方が品ぞろえが良いが、住所やカードが無いので買えない。itunes storeはcd並みに値段をとる。八方塞がり。ううう。


7月にマダガスカルに再び、いや三度、いや四度か?、いずれにせよ行くことになりました。留学前の最後のお仕事になりそう。後一カ月なので準備は突貫工事です。

2011/05/25

Thinkpad USB トラックポイントキーボード

最近計算機用にデスクトップ機を購入した。thinkpad信者としては、外付けキーボードに「Thinkpad USB トラックポイントキーボード」をと思い、さっそく使い始めたのだが、決定的な欠陥に気が付いた。tp4table.datが無いのだ。ということで、自分で中央ボタンによるスクロールを有効化するソフトを追加できない。thinkpadの快適さはthinkpadでのみ、という訳だろうか。しかしどうにかしてほしい。(参考:http://forums.lenovo.com/t5/Options-Accessories/ThinkPad-USB-Keyboard-with-TrackPoint-issues-with-scroll-55Y9003/td-p/168836)


結局mファイルなどを格納するフォルダをdropboxで同期することで、入力の快適さを最大化することにした。つまり作業は基本的に全て手元のthinkpad→デスクトップの方で一行だけプログラム名入力という手順。同時に二台付いているとなんだか電力無駄遣いっぽいけど、ガチで計算させるとき以外はデスクトップを起動しないのだからむしろ節電か。大体計算中ほかの作業が出来ないと困るしなぁ。

しかしこの夏は電力事情がまずそうだ。大学のクーラーが付かなくなるという噂もある。さっさと実家に帰ってしまおうか・・・。

2011/05/22

火の国

某学会に参加するために某熊本市に来た。


以前地方出張が多くて楽しいと言っていた先輩がいたが、僕からすると食事以外の楽しみがほとんどないので、食事を終えた後に行く所がない。グループで出張するなら二次会にでも行けばいいかもしれないけど、単身出張族はどうしているのだろう。まぁ食事だけでも楽しめれば十分なのかもしれないけども。


結局学会リア充にでもなって、知り合った人と飲みに行くのが一番なんですね。

他にいくつか某熊本市について
・現代美術館の中にある図書館が良い。
・鶴屋の本館ビルが昭和すぎる。
・馬刺しを頼むと「ただいま、炙りでお出ししています」といわれる。
・天草大王という桃鉄的ネーミングセンスの地鶏がある。
・某大学にあるローソンでは、ガムを売っていない。多分心ない学生の後処理が大変だからだと思う。
・飲み屋が多い。歓楽街はかなりにぎわっている。若い人が多い印象。
・新幹線が出来て博多まで30分とちょっと。どういう風に変わっていくんだろうか・・・。

2011/05/15

新装開店

アンドナンドで作業したので、なんとなくディスクユニオンジャズ館に寄って帰ろうと思ったら、店が無い。探し回っても店がない。と思ったら、山の上ホテルの入り口の近くに移転してた。


新しいお店の玄関はかなり洒落てる雰囲気だったけど、店の中自体はいつものディスクユニオン。でもいいお店だったな。国内最高峰の品ぞろえ。CDの売上が落ちつつある昨今、ああいうリプレイスをするとはなかなか思い切っているのかもしれない。

Helge Lienの新譜があった。何とそのタイトルは「懐かしい」。

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さらにHelgeさんは一昨日その店に来たらしく、「この店は素晴らしいデス。私のコーナーがあって幸せデス」というサイン入りの色紙が飾ってあった。くー。


しかしあのお店は僕のような「よく分らないけど、オススメをなんとなくいろんなものを聞いてみたい。」という人にとってコンシェルジュ的に機能してくれる。ネットで代替できるか、というと良く分らないが、あのスタイルをやめてバイヤーが機能しなくなったらお店はつぶれる気がする。さしづめネット通販とデパ地下の違いだろうか・・・。

2011/05/13

求めよ、さらば与えられん

自分以外の何かのために生きるのもつらいものがある。自分が役立たずな才能しか持ちえないと思ったりすると途端に生きる価値がなくなる気がしてしまう。かといって他人にとって価値がないことをただひたすら求めるのが我が人生というのも空しいと言えば空しい。まぁそもそも価値に深遠な意味があるのかなんていうのも分からないのだけれども。

何人かの友達がよく承認欲求に飢えているとのたまふが、まぁうっすらとその意味する所が分かる気がするのだった。


しかし生きる意味とかをガチで考えるのはよくないよな。意味とかいうからなんかどっかから与えられるものだという感じに捉えられるけども、どっちかというと自分が何をしたいか・何をするのかという事だけなんだと思うんだよな。決断主義的だけども、それで価値のある結果が出るかどうかなんて頑張った後はランダムなんだし、それくらいに考えておくのが精神衛生上多分いいんだろう。そういう意味では生きる目的、といった方が良いかもしれない。大体誰だ、「生きる意味」なんて言ったのは(笑)


今日は手の届きそうもないあまりに頭の良すぎる話を聞いたので、おぉ、と唸り、普段気付かないふりをしている自分の小ささが嫌に身にしみてしまったのだけども、やっぱ平常運転に戻ろう、手の届く所まで手繰り寄せよう、という話。いつになく、まとまり無いっすね。

2011/05/11

改宗は難しい

自分の宗教は簡単に変えられない、ということでやはりthinkpadを引き続き使う事に。というのは嘘で、まぁ色々とmacだとまずいことも多くて、スイッチングコストを払うのはどうかなと。その代わりdellの性能のいいデスクトップを注文して計算コストを最小化することにしました。キーボードはthinkpadを注文しましたが・・・。


ところでそのthinkpadの新製品が出たらしいのだが、このCMが物凄くダサい。appleのイケてる感を揶揄しているのではないだろうか穿ってしまうほどダサい。

http://www.youtube.com/watch?v=HjE2hN--LBc

きっと本国でもダサさを狙ったCMだと思っているが、はたしてどうなんだろう。


ところでappleの日本語ページの翻訳は独特。革命的を連呼しすぎてて最早怪しい。せめて革新的のほうが日本人の感覚には会うと思うんだけどなぁ。

2011/05/07

商品選択問題

自分用メモ;

macを買おうと思ってちょっと調べてみたが、やはり筐体の不自由度がmacの良さであり悪さなのかなと思う。離散選択なのだ・・・。

MBA:メインにするには処理性能が悪い。
MBP:アチチがネック。すると外つけキーボードが必要になって机の上のスペースの問題が出てくる。
iMac:グレア液晶しかない。27インチのシールとか絶対きれいに貼れない。映りこみを回避できるか分からない。
Mac Pro:でかいし、高いし、古いか。
Mac mini:遅い。

iMacがノングレアで出してくれさえすればほぼ問題無いし、Mac Pro mini的なのがあれば外付け液晶で幸せになれるのに。

と思っていたら、
http://www.hengedocks.com/
なるものがあるらしい。これでMBPをデスクトップ代わりに使えばとりあえずokという気がする。メインはテキストエディットと数値計算、ごく稀に写真編集という感じだし。ガチで数値計算するんだったら、どっかの大学の計算機にアクセスして計算させるというのが吉っぽい。まぁいざとなったら持ち出せるというのもメリットの一つかな。

性能比較表:
http://www.macworld.com/article/159692/2011/05/imacmid2011benchmarks.html?lsrc=top_1
http://www.macworld.com/article/154660-2/2010/10/speedmark_65_results.html


しかし外国人はああいう大きいサイズのPCを平気で持ち歩いている。あれくらい力強く生きたいw

2011/05/06

院生の一こま

留学前くらいにmatlabで再尤法による簡単な構造推定をする予定なので、とりあえずサンプルデータを作り出して、コードを回してみたんだけどもこれがうまくいかない。fminuncさんが何故か初期値から全く動かず初期点をそのまま最適点として吐き出してしまう。ああああ。

モデルはidentifyされてるはずなのに、手動で色々尤度を計算すると真の値以外の所で真の値の時以上に小さくなってたり、なんだかよく分らん。くっそー。理系の研究室みたいだな(偏見)


こういうの考えると、ホントstataは楽だな。コードを書くのなんてもっとうまい人がいてしかるべきなんだけど、まぁそういう人雇うほどお金ないので自力で頑張るしかないのです。人的資本人的資本。

2011/04/30

欲張り

色々と業務上はかどりそうなので、頃合いを見てマカーになろうと思います。さらばthinkpad。赤ポチとの別れは厳しい・・・。thinkpadの中身がmacだったらそれが最高なんだけどなぁ。


最近思うのですが、物欲というのは基本的に研究欲が出ないときに出てくるもので、ひとたび面白い話を見ると物欲がおさまります。二つとも僕にとっては「知りたい・使ってみたい」という意味で似たような欲なので、代替の関係にあるのですね。多分。

欲張って生きたいものです。

2011/04/27

社会派ヒーロー

小説に関する雑談をしていたらサルトルの話が出てきて、ふと大昔に現代思想の解説本を読んでいたときに、サルトル扮する社会派ヒーロー「アンガージュマン」がニーチェの「超人」と対決するという果てしなくアホな妄想をしたことを思い出した。当時はフランス語を知る由もなく、「アンガージュマン」の「マン」が決して「man」ではないことに気が付いていなかったのだった。アホすぎる。

うーん、最近修論の研鑽とお仕事に追われて、新ネタをじっくり考える旅になかなか出れていない。夏までに終わらせないといけないお仕事だからしょうがないんだけど。


ところでふと気が付いたんですけど、五年間留学するという事は、その街の写真集を作れますね。二ヶ月に一回でも週末写真散歩でもすれば、最低30回撮影が出来る計算に。友達が少なくなる分、写真撮影は捗りそう。そういう風に、ある程度は必要な息抜きの時間を使ってガチで息抜きするのもいいのかなと。まぁそんなたわけた事を考えてるとレンズ沼にはまりそうなので、物欲は抑えつつ。ただでさえ生活費高そうでお金ないし。でもツァイスのレンズは一回試したい・・・。


しかし今になって18の時の上京に似た、あのワクワク感が再び味わえるのは嬉しいです。環境を変えること自体が結構好きなのかもしれない。

2011/04/23

よしなしごと

4年くらい履き続けているスニーカーの底がすり減り過ぎて、とうとう本体が露出してきた。これはそろそろ寿命か・・・。

一週間くらい液晶画面とにらめっこしてコードを見る生活を送るとどうやら心身ともに摩耗するようで、今日は死んだように寝てた。もうちょっと生産的にしないとなぁ。

半年後どういう生活スタイルになるかが分らないと、色々と物を買うのをためらってしまう。iPad2とか欲しかったけど、pcを持ち歩く生活だったら別に要らないっちゃ要らないし、うーんどうなることやら。早く寮とか申しこんでおくかな。つーか行く大学に計算機室的なページが見当たらないのが恐ろしい。

今日は後はデータを整理加工して、簡単な資料を作るお仕事をして寝よう。

2011/04/20

パッケージ

しかし自力でコードを継ぎ足していくのはしんどい・・・。特に当初想定しなかった形での改良がしんどい。あっ、そこをいじったらあそこも直さないと、とかやってると間違える。

そんなこんなで昼夜逆転、勿論数学の勉強も英語の勉強も進んでいません。経験・投資と思わないと、こんな事は出来ません。

統計パッケージ屋さんというのはそういう意味でものすごく貴重な存在だと思うのです。冗談じゃなく、私の生活はstata無しには想像できません。普段そうやって楽しているから、統計パッケージに入っていない分析をしようと思った途端、ハードルがぐんと上がるという側面もありますが・・・。実証分析のクオリティを平均的に上げるには、そういったパッケージの更新速度が重要なのだと思います。ほんと。

僕の場合は分野的にstataとmatlabを少々なんだけど、補完するにはRが良いのかなぁ。新手の統計手法がガンガンとアップされているイメージがあるんだけども。

2011/04/14

選択の科学

ヒトの死体を見ると、精神とか心とか、そういうものがそこにあったのかと疑わざるを得ない。それがあったと考えたいものだから、たとえ人が死んでも精神こそが本質であってそれがどこかに漂っていて、肉体はその受け皿として考える人がいてもおかしくはないが、仮にそう考えたとしても、精神がその応答のために動かすことが出来ない肉体ほど対面して辛い物はない。

陸前高田の市長の話を耳にしました。決して彼だけの話ではないのがまたしんどい所です。



ふと本屋で見かけて衝動買い。

選択の科学選択の科学
シーナ・アイエンガー 櫻井 祐子

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教育のくだりは思わず笑ってしまった。うちの両親は割合アメリカ的な教育を施したようで、僕自身はめでたく?個人主義的な人間となっている。


最後までまだ読んでいないけども、「選択」の価値の文化差や選択そのもののパターンなどに面白話を交えつつレビューがされている。各分野について専門ではないので学術的な真偽は全く評価はできないが、まぁ単純に面白い本。なんとなく「選択」というキーワードにひかれた方は勿論ですが、もっとマーケティングなどに応用したいといったビジネス的な意味で興味を持っている人にも良いかと思います。


そう言えばこの前デュアー・ファレスという中東のモデルさんが宗教的な圧力でミスイスラエルコンテストを辞退せざるを得なかったとかいう話をテレビで見ましたが、彼女はその後どうなったんでしょうか・・・。

2011/04/12

修行の身

実証には構造推定派と誘導系派の二種があって、構造推定派になると一本に費やす時間がかなり増えて論文の数自体は少ない(だからと言って業績に乏しいという意味ではない)、と俗にうわさされているが、今回その構造推定をしようと思ってモデルを書いてコードを書こうとした途端その所以が分った。というのも、経済モデルを正直に書いてしまっている以上、ちょっと推計しづらい定式化でもゴリ押しする必要がある可能性がある上に、事前に計算時間が読めない、もしくは何らかの理由で収束しないかもしれない可能性もある。挙句の果てに、転がっているプログラムは自分の持っているソフトとは違うかもしれない。これはなかなか大変だ。やる前から落とし穴が見えているのに、進まなければならん、そういう状況。


理系のプログラマー的力量も必要なんですね、実証屋さんは。とほほ。

2011/04/11

結婚パーティーその二

まるで再婚したみたいですが、結婚も離婚もしたことがありません。


この前の土曜日に隣人の結婚パーティーがあった。僕はお嫁さん側のコミュニティなんだけど、お婿さんのコミュニティ側に濃い感じの人が結構いて面白かった。ちなみに結婚パーティーといっても大きい結婚式的要素は「二人の馴れ初めスライドショー」(この動画のセンスは好きだった)だけで、殆ど普通の立食パーティーだったが、ああいうフランクなのは好みかもしれない。立食だと気になった人とは話せるし、疲れたら外に出て休めるし。

二次会三次会は段々と濃くなっていって、最後は近くて遠い人たち、つまり他分野研究者の人たちの集いになっていました。つーかお嫁さん帰っちゃったし、既に結婚式要素は皆無・・・。


最近二週連続で結婚関連イベントに出たわけですが、出席者としては最年少に近い所があって、スーツをピシッと着て高そうなネクタイを締めた30手前の「結果を出し始めて地位を確立しつつある」的な人たちの雰囲気を感じつつ、「ああ、いつの間にか博士だわ」という焦りと「あれでも俺まだ全然若いぜ」という無駄なバイタリティーを感じている今日この頃でした。

2011/04/06

都知事選

さて、そろそろ都知事選なわけだけども、ぶっちゃけ誰に入れるべきかさっぱり分からない。というか、都政が何を決めているかさえ知らないのだから、誰を選ぶべきかなんて分るはずはない。そもそも都政で何を決めるべきか、という話はさておいても・・・。東京の成長にとって、一番良い候補者は誰なんでしょうか。主義主張的には小説家さんはご免蒙りたいが、居酒屋か宮崎か共産党かといわれてもなぁ。うーん、いくら経済学を勉強してもだれに投票すべきかは分りません(笑)

2011/04/05

紛らわしさ回避

隣人が入籍したらしい。僕にとっては、旦那さんが知り合いで、別に何かが変わるということはないのだけども。前別の友人が言っていたが、カップルの双方とも知っていると結婚しても別に何かが変わるという訳じゃないらしい。それは言えてる。結婚で生まれるのは社会的責任と認知、およびその副次的効果、というわけか。しかし週末には結婚パーティーである。先週といい、めでたい事が続きますなぁ。

今日は午前中駒場の数理研に行ってみた。久しぶりすぎて、なんだかよく分らない感じだったけど、とにかく若い子が怖いので隅の道を歩いて数理研まで。帰りに寄った菱田屋は、相変わらずおいしかった。しかし数理研は雰囲気が経済とは違う。なんというか・・・。

あんまりタイトルに結婚式だの入籍だのと書くと、さも自分がしたかのように見えるので、ちょっと気をつけてみた。

2011/04/02

結婚式

呼んでもらえるうちが花、と思い、今日は慕っている先輩の結婚式に出席させてもらった。幸せそうで何よりだったが、本人たちはもとより、披露宴で両家の両親4人が同じテーブルに座って談笑していたのが印象的だった。


しかし世の中にはいろんな人がいるんだなぁと会場を見渡しながら思う。でも積極的に人脈を広げようなんて思わないのがネクラな所なんだろうな。

2011/04/01

マルチタスク

一度に色んな研究をしている人に聞きたいけども、どうやってマルチタスクするんだろう。個人的には何か気になったらそれをガッとやらないと気が済まないんだけども。それはまだまだ研究を仕事ではなく娯楽としてとらえている証拠か・・・。

悪いのは、新しい事が気になりだすと、楽しかったはずの前の仕事がつまらないと感じてしまう事があること。何という浮気性。しっかり前の仕事もこなして完成させないとな。

まぁ言うほどつまらないとは思ってないんですけど。

2011/03/28

肉食

調子を一か月前に崩してから、体力を復活させるべく肉食化計画を進めている。今日は焼肉に行ってかなり肉を食べたけど、無事お腹を壊さずにいられた。着実に計画は進行中である。

この前、肉食女子・男子(こちらは恋愛という意味で)の方々ととある会で一緒になった。かなりカルチャーショックに近い感じだったけど、それはお互い様なんだろう・・・。

2011/03/25

現状整理とこれから

トラブルやどんでん返しが無ければですが、夏から「ろんどんすくーるおぶえこのみくす」の博士課程に行こうと思います。新天地で改めて自分の壁を突き破ろうと頑張るわけですが、それが同時に経済学の壁でなければなりません。ほほほ。


整理のために今の所ちょっとでも気になっているアイデアをざっくりと。

・social learningのモデル達のテストと構造推定(どんなlearningなのかをテストするっていう論文は知らないしなぁ
・intrahouseholdモデルの動学+子供を入れたバージョン(教育投資と夫婦の交渉力の話はempiricalにはあるけど、フォーマルなモデルは知らない。子供が入ったバージョンはあるけども、教育投資を入れるためには動学化する必要があるはず。けども動学化されたモデル自体はあんまり見たことがない。
・insuranceなどの金融の導入がリスクシェアリングwith commitmentに与える効果。(似た研究は既に幾つかあるが、index insuranceの話ではまだないし細かいセッティングがちょっとずつ違う。ちょっと研究テーマ的に保守的すぎるか・・・。一応これでとあるグラントは取れたんだけどなぁ。
・同じくリスクシェアリング+hyperbolic discounting(多分データから見られる傾向はうまく説明できる気がするが、異質性を入れたら普通のモデルでokって論文が出た以上ちょっと微妙かな
・roy modelと構造モデルの接続。roy modelだとD=1[Y_1-Y_0」だけども、経済学的にはD=1[u(Y_1)-u(Y_0)]としたいと思うのが人情。何が起こるかまでは考えていない。
・hyperbolic discountingの消費データからの推定値と仮想質問からの推定値の比較。これは重要だと思うが、まぁ違うとなるとどっちが正しいのかという話にはなるな(笑)


全体的な方向性としては、開発経済的なトピックを念頭に置きつつ、マイクロデータを使った経済理論のテスト+推計屋さんになりたいという感じです。近いうちに何かの理論に特化する必要は出てくるとは思いますが・・・。理論自体や推定量自体の開発も必要に応じて出来ればこの上ないという具合ですが、そういうスタンスだと多分出来ないまま終わるので、限界を感じるまで出来るだけ積極的に行きたいと思います。今すぐできる事よりも、まだ出来ないけど面白そうなテーマにチャレンジするのが、大学院生の役割だと聞いたので(笑)

2011/03/22

生活群像

・東京の大学を出て、今は名古屋在住の銀行マンである同級生と話をした。曰く、ここは動きがない、時が止まっているかのようだと。確かに東京の目まぐるしさに比べると、そう言われてもしょうがない。

・親戚の家に顔を見せに行った。今度から高校生になる従妹がいたのだが、ピアノを弾けるというので少し聴かせてもらった。トルコ行進曲を弾いていたので、手元を凝視していたのだが、なかなか動きが素早い。個人的にはクラシックというよりもジャズを弾いてほしいのだが、そういう洗脳欲はぐっと抑えた。・・・keith jarrettのアルバムでもテロ的に送りつけてみようか。

・googleを使っている人とyahooを使っている人の割合はおよそ半々だと思っていたが、某地方公共団体勤務の人に言わせると圧倒的に後者が多いらしい。

・うちの両親はパソコンが出来ずpdfで送れと言ってもキョトンとする一方で、親戚の爺さんはクラシックCDやワインをアマゾンなどのネット通販で仕入れる情強(笑)である。technology adaptionの異質性の好例だが、どこでどういう差がつくのだろう。能力の差というよりも、其処から得られるベネフィットの差の方が大きいか。

・実家に帰ると、自分の生活がいかにストレスフリーなのかに気が付く。基本的に経済学の事を考えていればokで、不必要で面倒なことには巻き込まれない。が、世の中はそうではないようだ。

2011/03/21

シャツ屋

名古屋に出て高校の同級生と久々にあってみた。なんかの拍子で、子供ができたとしたら自分の高校、もしくは名古屋の高校に通わせたいか、という話になって、あぁそういう年になってきたかと。なんかプレ○デントとかに載ってそうな話題だな・・・。個人的には、名古屋でさえ東京に比べるとかなりの違いがあると思っているが、実際東京の高校に行ったことがないのでよく分らない。自分の高校は、まぁマイペースや頑固な子なら良いけど、流されやすいタイプだと結構リスキーだと思う。

長年着用していた白シャツが破れてしまったので買いに出たのだが、ふと良さそうなシャツが目に入って入った店の店長がえらくしゃべり好きで、いかにその店の白シャツが素晴らしいかを楽しそうに話していたので、つられて其処で買ってみた。曰く、白シャツを目当てに来る客は珍しいのでついつい話をしたくなったと。楽しそうにお仕事をしている人を見ると気分が良い。

しかし名古屋駅の喫茶店はどこも混んでいる。不景気や地震なんてどこ吹く風・・・。


p.s.
昨夜は月が大接近だったそうな。それとは知らず、「moonlight magic」を聴いていた。

2011/03/19

4c

かなりどうでもいい事なのだが、ボールペンの替芯にはいわゆる4c規格とかいうものがあって、違う会社の替え芯を使う事が非公式?にできるらしい。というか互換表もある。(4cってのがどれだかはよく調べていない)
http://www.jwima.org/pen/index.html

あのペンほしいけど替芯が高いからなぁとか、持ち心地は良いんだけど書き心地がなぁ、って時に芯の部分がどういう規格になっているのか調べると良い事があるかも。愛用している三菱ジェットストリームがメジャーとされる4cで出ていないのが残念だけど、ゲルインクならパイロットLHRF-20C4ってのがあるらしい。


んーなんだか研究が詰まってる。やっぱ理論がない研究はしない方が良いな・・・。データいじるだけならまぁ誰でもできるし、自分が得意で尚且つしたいことをやらないと。一時期ガチ理論にちょっと嫌気がさして迷走したけど、あれは間違いだった。反省。

2011/03/17

西へ!

ちょっと用があったり、東京が不便(研究室に人がいない、そもそも研究棟が立ち入り禁止、買いだめのせいでコンビニにパンがない)だったりしたので、実家に帰ってみた。一週間くらい滞在予定。

ところで、愛知県のコンビニも何故か節電していて看板が暗い。中電から東電へは周波数の問題で電力供給能力が限られていて、節電には実質意味がないはずなのだが、まぁ世の中にはそれを知らない人がいてもおかしくなくて、それを予期した店としてはイメージを悪くすると困るってのは分る。「本当」のことなんてどうでもいいのだし、店としては当然の対応。

しかし東京から原発に恐れをなして逃げ出す人がいるとかいないとか聞いたけど、夜の新幹線はガラガラだったぞ・・・。


追記
某大学にちょっとした質問メールを送ってもまだ返事が来ないのだが、なんとその状態で向こうからさらなる勧誘メールが来た。いわく、他の大学はどこが受かっているのか、etc。・・・。質問を質問で返すなあーっ!! 疑問文には疑問文で答えろと学校、否大学で教えているのか?

2011/03/07

ノイズ除去

調子を崩したり色々と大変だったのでしばらく更新できずにいた。

ノイズがひどいのでUSBサウンドカードを買ってみた。綺麗に消え音質向上。半信半疑だったけど、まぁいいでしょう。

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ドラムが気持ち良い。


今度の出張の飛行時間を使って、教養を深める一環で?クラシックに参入しようかなぁと思ったり。
・クラシックは全く聞いた事がない
・ジャズは好き。Return To Forever、Jaco Pastrious、Live in Hambrug (E.S.T.)、The Koeln Concert (Keith Jarrett)、Fly with the windなどが好み
なんだけど、いったいどのあたりからかじればいいのかしら。とりあえずどういう宗派、ならぬ流派があるのか把握しておかないとな・・・。

2011/02/26

修行の旅

ありがたいことに、某大学から合格を頂いた。納得できる大学なので、仮に他にどこにも通らなかったらそこには行こうと思う次第。

ということでまぁ何もトラブルがなければ、9月から五年間修行の旅。それが地獄への道かどうかは、五年後には分かる話し、という感じで。

2011/02/17

知識と常識

知識がないと言われると非常に悔しい思いがするけども、常識がないと言われてもあんまり心に響かない。勿論近い人に迷惑をかけたりするのは、しまったなぁ、とは思うけども。

まぁ社会に順応するか、個として文句を言わせないほど輝かないといけないんですね、多分。

2011/02/15

京都2

写真をアップしてみた。興味のある方はどうぞ。kyotoのリンクをクリックすると他の写真もみられるはず。

From kyoto

銀閣寺

From kyoto

清水寺前

From kyoto

大原・宝泉院

From kyoto

河原町界隈・志る幸

2011/02/12

京都

というわけで、観光を兼ねて旧友に会いに京都に行ってきた。以下雑多な感想。

・食事がおいしい。関西風に味付けは性に合っている。お金を払えば美味しいものなんていくらでもあるとは思うけども(*ただし日本に限る)、漬物やちりめん山椒が当然のように美味しかったのと、なんてことはなさそうな居酒屋(名前失念)で食べたおでんが風味がよかった。ちりめん山椒は小さいころから好物なので、感涙。

・祇園あたりには雰囲気の良さそうな店がたくさん残っている。せっかくなのでと思い泊った宿、田舎亭も八坂神社の南の石塀小路にあったが、京都らしい感じでよかった。

・藤井大丸と大丸って違うのか。

・大原にある宝泉院は気にいった。あの額縁庭園はもう一回行ってもいいと思うほど。血天井は怖いけど。

・同じく大原にある三千院では大根の炊き出しをしていた。見事に釣られてほくほくの大根を頬張った。

・京都と言うと和風なイメージだけども、洋風喫茶店もちらほら。河原町の御多福珈琲は隠れ地下バー的な雰囲気とマスターのもみあげ、同じく河原町の築地は「はいからさんが通る」クオリティーがそれぞれ印象的だった。

・地下鉄よりもバスの街。バスは頻繁に来るので、観光客にはありがたい。

・池田屋がパチンコからはなの舞になってて笑った。

・さらに近江屋跡地や御陵衛士屯所にもふと遭遇。京都は歩くと歴史に出くわすって感じだな。

・一方買い物はそれほど興味が出なかった。小物は女性向けのものが多いし、良いなぁと思うもの(御椀とか)は超高級品で買っても使わないようなものばかり。なので、御土産用の和菓子以外の商品がちょっと弱いかなという印象。あぁ、今思えば和服とか買えばよかったのかも。

2011/02/08

早とちり

イヤホンからノイズがするので断線的なものかと思い新品に換えたら、実はパソコンからのノイズだった。早とちりしてしまった。

安心したので二回またこれを見た。


「車窓から流れる町の灯は
俺など構わずに流れて消えた」



今日は一日ノンパラ漸近分布に苦戦。だめだ、まるっとOp(1)とかop(1)とかにまとめる能力が足りない・・・。

2011/02/07

さいかい

最近こっちにあまり専門的な内容を書かないのは、基本的に反応が欲しい内容はついったーに書いているからで、別に普段研究や勉強をしていなかったり、見知らぬ推定量に妄想を抱いたりしていないわけではない。

今度久々に高校時代の友人らに会う。二人とも院生(のはず)で、楽しみ楽しみ。懐かし話も勿論だけど、研究の話とかも聞きたいところである。

基本経済学以外には興味ないと言って憚らないけど、他の分野でも研究内容そのものとその背後に流れるディシプリンには興味があるので、飲み会の話題の足しにはちょうどいいと思っていたりする。飲み会でもそういう話かと言われるとあれだけど、まぁFunnyよりはInterestingをという具合。



しかしここんとこ基礎体力の拡充に努めていて、なかなか研究そのものは進んでいない。まだ投げちゃダメだ、下半身を鍛えろ!と言われているプロ野球選手のキャンプ、という感じである。そして、早く投げて結果を出さないと一軍に残れない!早く投球練習を再開したい!という意味でも一緒なのだが・・・。

2011/02/02

親と収入と子の教育水準・東京の空

親の収入が子供の教育に影響があるっていう話の実証研究はどうなっているんだろうな。単回帰的には相関があるみたいなんだけど、理由として素人的に考えただけでも(僕は専門すら良く分っていないので、専門外の事には尚更素人です)

・借入制約があるので教育投資するのが合理的でも出来ない
・そもそも教育の期待リターンが収入が低い家計ほど低い(教育の効果を分っていない、もしくは逆に収入の高い家計が教育の効果を過剰評価しているなど)
・というか情報が少ないので判断しようがない
・親の能力が受け継がれるのであって、収入そのものはあまり関係ない
・子供の数が所得の低い家ほど多いとすると、一人当たりにかけられる額が少ない
・収入が低いタイプの職業では、高等教育はいらない。親は家業を継がせたがるとすると、教育はあまり必要ない
・所得が低い田舎から都会の難関大学に行かせるためには別途コストがかかる。よって実は単純に地域をコントロールし忘れただけ
・そもそも子供に高い教育費を出そうと思う親はよく働く。逆因果?

個人的な感覚からすると、二、三番目の話は無いとは言えないと思う。人間の判断のもとになる情報の入手はどうしても周りの環境に依存しがちで、皆が留学する経済学研究科にいるとそういう情報がたくさん入るのである程度状況を予想して留学出来る。僕がこの大学にいるのも、思い返せば高校が進学校で皆東京やら京都やらに出てきてたし、僕の親だって元は進学校出身だったり、子供を進学校に行かせる友人がいたはずだ。極端な話子供がそこまで能力がなくても、親がそういう環境で育っているといわゆる教育ママみたいになって、たまたま東大に来るかもしれない。

日本のデータを使った実証分析、どうなっているんでしょうかね・・・。社会学系の人も興味ありそうだけど。



Youtubeに「もしも願いが叶うなら」が上がっていて、久しぶりに「東京の空」を聴いた。無人島に一枚持っていくものではないかもしれないけども、エレカシには欠かせない一枚である事は確か。

東京の空東京の空
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深い情景を表現する、そんなロックバンド。昭和歌謡曲の後継者と巷で言われているとかいないとか。


しかしライブDVDとか、リッピングするのも面倒だからiTunes経由でばら売りしてくれないかな。そうすればいつでも見れるし。

2011/01/31

ルートn

最近ちょっと太ったかもしれない。お腹周りが少したるんでる。運動不足なので、外でも走ってくるかなぁ。寒いけど。


最近はもっぱら計量理論を勉強している。実証論文をぼかぼか書くためにも、ツールをため込んでおかないと。勿論何を推計・テストするのか、という大きな問題はあるんだけど。計量理論屋さんになるつもりはあまりないけど、必要ならば自分の文脈specificな推定量を開発できるくらいになりたい(それでもかなり要求水準は高いけども)。

というわけで、ちょっとこれを気合い入れて読みなおしている。

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分厚いので、もう一冊頼んでpdfにしてくれる業者に頼もうかと考え中。辞書的に使う事を考えても検索できると嬉しいし。

2011/01/27

無題

しかしフジファにしてもE.S.T.にしても、好きになってこれから聞こうと思ったのに死んだり、すでに死んでいたりするのは勘弁してほしいな。生きていて、創作活動に打ち込んでいてほしかった。

僕自身としても生きている間は何かしらに打ち込んでいたいな。んで、作ったものが褒められたりすると嬉しいんだろうな。それが当面は経済学だってぐらいで、本当は何でもいいのかも、なんて。

2011/01/23

トップ3

アイスクリームのトップ3は、上から順にラムレーズンとエスプレッソアフォガート、抹茶だと思うんだよな・・・。

2011/01/17

憂き世離れ

まぁ無駄に話長いし、全くまとまってないんですけど。


僕の理解できないものはそれこそ高度な理論やら源氏物語の面白さやら古今東西多々あるけども、生活レベルで言うと、それは幾つかの類の障害と老い、それと宗教だ。それぞれを抱えている人の事を、僕は全く分らないし、避けている。

例えば知的障害や視覚障害のような、知的活動や情報処理に関わる類の障害は職業柄?避けたいと思う。仮に僕がスポーツ選手だったら身体的障害を嫌っただろう。老いてきて死が着実に近づくのも素直に怖い。僕は出来る事なら食事をしてコーヒーを飲んで、本を読んだり散歩をしたりして、日々楽しく浮世に生きていたい。

宗教の類もなるべくなら避けたい。とある人の台詞を借りれば、とっくに神は死んでいるし、まぁそれでなくても少なくとも僕の脳内に神なんていない。学問も宗教みたいなものかもしれないが、僕の知っている限り経済学は僕個人の行動に対して「○○すべし」とは言わない一方、「○○すべし」と言ってくる神や信徒はいたりする。

そして避けているものは理解できない。

しかし一方でこういう考え方が一種偏屈で差別的なのも理解しているつもりだ。だから内心よく分らんと思いつつも、そういう人が実際いるのはいるんだし、まぁ僕がそれなりに生きているように、その人はその人なりに生きているんだろう、という程度に思っている。しかしいざ自分がそうなったり、自分の周りにそういう人が突如現れたりすると、訳が分らん、どうしよう、と慌てふためく。例えば、自分の子供が重度の知的障害を持って生まれてきたら、どうするか相当に迷うだろう。自分の決断が一種独占力を持っているのだから尚更だ。


僕はものすごく狭い世界に生きている研究者のたまご(仮)だ。それは人里離れた工房で修行している芸術家や、年末に東京に集まっているオタクのようなもので、そこにいる限り果てしなくエキサイティングで愉快だ(外からはそうは見えないかもしれないけども)し、運と才能によっては素晴らしいとされる作品が作れたりする。まぁそれはそれでいいんだけども、基本自分の好きな事しかしていないという意味で憂き世離れと言われてもおかしくないのは確かである。


多分あと十年とか、数十年とか経ったら、考え方も変わってくるんだろうけども、少なくともこの数年ではあまり変わらないな、という記録でした。

2011/01/16

サークルの人たち

とあるページを見て驚いた事

1:先輩が夫婦ブログなるものを作っていた。結構シリアスな内容だった。

2:就職が決まっていたはずの同期が修論を提出せず、留年するつもりらしい。・・・まじで?

2011/01/10

武道館公演

武道館公演に行ってきた。「売れてるロックバンド」的な演出が多くて(大体登場であんなにピカピカしたり、途中で映像演出が入ったりなんて多分初めて)、ストリングスも入った事により段々武道館は「豪華なお祭り」感が出てきている。野音の「学園祭」感とはまた別の興奮の仕方。石君のギターがいつもより輝いていた気がする・・・。いや、僕、音楽の良し悪しなんて全く分らないんですけどね。分るのは好き嫌いだけなんです。



新アルバムからの初披露曲が多くて、かなり満足感の高いライブでした。moonlight magicが特に良かったかな。あの明るい曲調と陰鬱な歌詞の組み合わせが良い。ただ「悪魔メフィスト」はもうちょっと丁寧でもよかったかなぁ、と。わざとかもしれないけど、もともとテンションが異常な曲なので丁寧でも良い。


いろいろあるけどドーンと行こうぜ、というメッセージは伝わってくるし、其処が好きな由縁でもあるのだけども、それを歌にしていく気持ちっていうのはどういうものなんだろうとふと思う。もっと言えば、どこにドーン!と行きたいんだろう。決して「共有したい」「伝えたい」という外向けの矢印ではなく、自問自答系(と僕は感じる)の歌詞が多い中、抽象的には共感できるんだけども、じゃあ具体的にはどういう事がしたいんだろうなぁ、と。

結局のところ自分が納得できるような、自分が感じるものを表現できるような良い曲を作る、ってことなんだろうな。それが好きだと明言してる。


翻って、僕は自分が納得できるいい論文を書かなければいけないという事か。ほほほ。

p.s.
横の方の席だったので、ある程度観客席が見渡せたのだけども、あれだけの人数が自分たちだけを見て、歓声をあげたり拍手をしてくれるのだから、さぞかし気分が良いんだろうな。あんまりそういう欲望は無いけども、なんとなくその快感が分る気がした、そんな南東ブロック。

2011/01/07

修論終わり

修論を提出した。でも「本当の戦いはこれからだぜ!」ということで、頑張って最後はどこかに出したいな、と思っていたりする。テーマが小さいから、良いところは無理だろうけど。それにしても、色々勉強させていただいた、という感じがする修論だった。

今日から色々と研究を再開させたいけども、その前に習得すべきものが色々とあるのでそちらもやりたい。特に数値計算のあたり。むっちゃ早くなると聞いたからなぁ。

仕事1:研究1:学習1ぐらいの割合で明日からも頑張ろう。やっほい。

2011/01/01

年越し

昨日はサークルの面々と高円寺で焼肉を食べながら年越しをした。そのまま電車で靖国に向かい、初詣。齢23にしてちゃんとした?初詣はそれこそ初めてだった。意外と人が多くて、皆イベント大好きなんだなぁと再確認。交通安全と学業成就を何故か英霊にお願いするという、なんとも申し訳ない気持ちだった・・・。


うー、しかし24時間営業のスタバ的なものが欲しい。雰囲気のいい所でコーヒー飲みたい。