2011/09/01

夏の無い国

ロンドンに住みだしてまだ二週間だが、もう街は長袖のシャツ一枚では寒いほど冷え込んできており、イギリスの人が太陽を求め夏に地中海に行くというのが本当なんだ、という実感を得つつある。僕は元来夏がそれほど好きではないし、毎年海に行ってキャッキャウフフするタイプでも無いが、それでも一年中こんな感じだとたまには太陽が欲しくなってしまう。

日本では「若者のすべて」では「真夏のピークが去った」「それでも未だに街は落ち着かないような気がしている」と歌い、「茜色の夕日」では「短い夏が終わったのに今 子供の頃の寂しさがない」と歌った人がいて、当たり前のように季節の移り変わりとそれに伴う物事の終わり始まりやその儚さが文化的にある程度共有されている気がするが、果たしてこの国ではそういう感覚があるのだろうか。あるとしたら、どういう原風景と主に記憶されているものなのだろうか。僕らがススキを見て秋を思い、サクラを見て春を思うように、彼らは何を見て何を思うのだろう。


つまるところ、フジファブリックが聴きたいです。

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