色々と業務上はかどりそうなので、頃合いを見てマカーになろうと思います。さらばthinkpad。赤ポチとの別れは厳しい・・・。thinkpadの中身がmacだったらそれが最高なんだけどなぁ。
最近思うのですが、物欲というのは基本的に研究欲が出ないときに出てくるもので、ひとたび面白い話を見ると物欲がおさまります。二つとも僕にとっては「知りたい・使ってみたい」という意味で似たような欲なので、代替の関係にあるのですね。多分。
欲張って生きたいものです。
2011/04/30
2011/04/27
社会派ヒーロー
小説に関する雑談をしていたらサルトルの話が出てきて、ふと大昔に現代思想の解説本を読んでいたときに、サルトル扮する社会派ヒーロー「アンガージュマン」がニーチェの「超人」と対決するという果てしなくアホな妄想をしたことを思い出した。当時はフランス語を知る由もなく、「アンガージュマン」の「マン」が決して「man」ではないことに気が付いていなかったのだった。アホすぎる。
うーん、最近修論の研鑽とお仕事に追われて、新ネタをじっくり考える旅になかなか出れていない。夏までに終わらせないといけないお仕事だからしょうがないんだけど。
ところでふと気が付いたんですけど、五年間留学するという事は、その街の写真集を作れますね。二ヶ月に一回でも週末写真散歩でもすれば、最低30回撮影が出来る計算に。友達が少なくなる分、写真撮影は捗りそう。そういう風に、ある程度は必要な息抜きの時間を使ってガチで息抜きするのもいいのかなと。まぁそんなたわけた事を考えてるとレンズ沼にはまりそうなので、物欲は抑えつつ。ただでさえ生活費高そうでお金ないし。でもツァイスのレンズは一回試したい・・・。
しかし今になって18の時の上京に似た、あのワクワク感が再び味わえるのは嬉しいです。環境を変えること自体が結構好きなのかもしれない。
2011/04/23
よしなしごと
4年くらい履き続けているスニーカーの底がすり減り過ぎて、とうとう本体が露出してきた。これはそろそろ寿命か・・・。
一週間くらい液晶画面とにらめっこしてコードを見る生活を送るとどうやら心身ともに摩耗するようで、今日は死んだように寝てた。もうちょっと生産的にしないとなぁ。
半年後どういう生活スタイルになるかが分らないと、色々と物を買うのをためらってしまう。iPad2とか欲しかったけど、pcを持ち歩く生活だったら別に要らないっちゃ要らないし、うーんどうなることやら。早く寮とか申しこんでおくかな。つーか行く大学に計算機室的なページが見当たらないのが恐ろしい。
今日は後はデータを整理加工して、簡単な資料を作るお仕事をして寝よう。
2011/04/20
パッケージ
しかし自力でコードを継ぎ足していくのはしんどい・・・。特に当初想定しなかった形での改良がしんどい。あっ、そこをいじったらあそこも直さないと、とかやってると間違える。
そんなこんなで昼夜逆転、勿論数学の勉強も英語の勉強も進んでいません。経験・投資と思わないと、こんな事は出来ません。
統計パッケージ屋さんというのはそういう意味でものすごく貴重な存在だと思うのです。冗談じゃなく、私の生活はstata無しには想像できません。普段そうやって楽しているから、統計パッケージに入っていない分析をしようと思った途端、ハードルがぐんと上がるという側面もありますが・・・。実証分析のクオリティを平均的に上げるには、そういったパッケージの更新速度が重要なのだと思います。ほんと。
僕の場合は分野的にstataとmatlabを少々なんだけど、補完するにはRが良いのかなぁ。新手の統計手法がガンガンとアップされているイメージがあるんだけども。
2011/04/14
選択の科学
ヒトの死体を見ると、精神とか心とか、そういうものがそこにあったのかと疑わざるを得ない。それがあったと考えたいものだから、たとえ人が死んでも精神こそが本質であってそれがどこかに漂っていて、肉体はその受け皿として考える人がいてもおかしくはないが、仮にそう考えたとしても、精神がその応答のために動かすことが出来ない肉体ほど対面して辛い物はない。
陸前高田の市長の話を耳にしました。決して彼だけの話ではないのがまたしんどい所です。
ふと本屋で見かけて衝動買い。
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教育のくだりは思わず笑ってしまった。うちの両親は割合アメリカ的な教育を施したようで、僕自身はめでたく?個人主義的な人間となっている。
最後までまだ読んでいないけども、「選択」の価値の文化差や選択そのもののパターンなどに面白話を交えつつレビューがされている。各分野について専門ではないので学術的な真偽は全く評価はできないが、まぁ単純に面白い本。なんとなく「選択」というキーワードにひかれた方は勿論ですが、もっとマーケティングなどに応用したいといったビジネス的な意味で興味を持っている人にも良いかと思います。
そう言えばこの前デュアー・ファレスという中東のモデルさんが宗教的な圧力でミスイスラエルコンテストを辞退せざるを得なかったとかいう話をテレビで見ましたが、彼女はその後どうなったんでしょうか・・・。
2011/04/12
修行の身
実証には構造推定派と誘導系派の二種があって、構造推定派になると一本に費やす時間がかなり増えて論文の数自体は少ない(だからと言って業績に乏しいという意味ではない)、と俗にうわさされているが、今回その構造推定をしようと思ってモデルを書いてコードを書こうとした途端その所以が分った。というのも、経済モデルを正直に書いてしまっている以上、ちょっと推計しづらい定式化でもゴリ押しする必要がある可能性がある上に、事前に計算時間が読めない、もしくは何らかの理由で収束しないかもしれない可能性もある。挙句の果てに、転がっているプログラムは自分の持っているソフトとは違うかもしれない。これはなかなか大変だ。やる前から落とし穴が見えているのに、進まなければならん、そういう状況。
理系のプログラマー的力量も必要なんですね、実証屋さんは。とほほ。
2011/04/11
結婚パーティーその二
まるで再婚したみたいですが、結婚も離婚もしたことがありません。
この前の土曜日に隣人の結婚パーティーがあった。僕はお嫁さん側のコミュニティなんだけど、お婿さんのコミュニティ側に濃い感じの人が結構いて面白かった。ちなみに結婚パーティーといっても大きい結婚式的要素は「二人の馴れ初めスライドショー」(この動画のセンスは好きだった)だけで、殆ど普通の立食パーティーだったが、ああいうフランクなのは好みかもしれない。立食だと気になった人とは話せるし、疲れたら外に出て休めるし。
二次会三次会は段々と濃くなっていって、最後は近くて遠い人たち、つまり他分野研究者の人たちの集いになっていました。つーかお嫁さん帰っちゃったし、既に結婚式要素は皆無・・・。
最近二週連続で結婚関連イベントに出たわけですが、出席者としては最年少に近い所があって、スーツをピシッと着て高そうなネクタイを締めた30手前の「結果を出し始めて地位を確立しつつある」的な人たちの雰囲気を感じつつ、「ああ、いつの間にか博士だわ」という焦りと「あれでも俺まだ全然若いぜ」という無駄なバイタリティーを感じている今日この頃でした。
2011/04/06
2011/04/05
紛らわしさ回避
隣人が入籍したらしい。僕にとっては、旦那さんが知り合いで、別に何かが変わるということはないのだけども。前別の友人が言っていたが、カップルの双方とも知っていると結婚しても別に何かが変わるという訳じゃないらしい。それは言えてる。結婚で生まれるのは社会的責任と認知、およびその副次的効果、というわけか。しかし週末には結婚パーティーである。先週といい、めでたい事が続きますなぁ。
今日は午前中駒場の数理研に行ってみた。久しぶりすぎて、なんだかよく分らない感じだったけど、とにかく若い子が怖いので隅の道を歩いて数理研まで。帰りに寄った菱田屋は、相変わらずおいしかった。しかし数理研は雰囲気が経済とは違う。なんというか・・・。
あんまりタイトルに結婚式だの入籍だのと書くと、さも自分がしたかのように見えるので、ちょっと気をつけてみた。