2011/11/11

俗世の話

学力と研究力が圧倒的に足りないのか、それと実績が無い事から自信の無さなのか、最近もやっとすることが多い。力は伸びてきてはいると思うんだけど、成長率が大きいわけではない気がする。undershootする前に一気にsaddle pathに乗せたい笑

一つ思うのは、僕の場合根本的に「何が面白い研究なのか」って所がそこまで強力にかっちりと決まらないんだよなぁ。趣味はそれなりにあるけど、それ以上は研究だって所詮は商売というか、同業者たちが面白いと言ってくれればそれで良い気もする(そうするとついつい安易な分野間arbitrageを目指しがちになってしまうのはあるのだが・・・)。一方でジョブズじゃないが出されるまで何が面白いかなんてわからんのだよ、というスタンスの人もいる。

変な話だけども、小さい頃は人里離れた所で仙人のように心穏やかに過ごす事を夢見てて、でもどうやらそれでは退屈そう、どうせなら俗世のためと思いなおし研究の道を志して今ここにいる訳だけど、三つ子の魂百までというか、どうも自己主張がそこまで強い人間でもなくて、ついつい価値判断を他人任せにする癖があるのが研究者として改善すべき点かもしれないと思う今日この頃。このまま、この世界では生き残っていけないか、良くて死に体になってしまう気がする。もっと力強い生活をこの手に。


最近興味を持ってる金融論(俗世中の俗世ですね笑)のテキスト。雑多なテーマがいっぱいで全体像が掴めないイメージがあったので、こういう学部上級~大学院レベルのテキストは助かる。ここまでくると逆にそういうテクニカルな事よりもリテラチャーの把握の方が気になるのです。しかし金融って凄い発明だよな・・・。リンゴとミカンを交換する事は直ぐに思いつくけど、明日のリンゴと今日のリンゴを交換する事が果たしてすぐに思いつくのか・・・。

Microeconomics of BankingMicroeconomics of BankingXavier Freixas Jean-Charles Rochet

The MIT Press  1997-10-17
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