2012/07/22

渋谷

最近更新していないですね、と言われたのでたまには更新してみようと思う。やはりtwitterを始めると、どうも短文で意味のないつぶやきを垂れ流すことに慣れてしまって、長文で意味のないことを発信するのが億劫になるのだろうか。

昨日友人と会うために渋谷に行った。渋谷で飲むこと自体かなり久しぶりで街の雰囲気を忘れていたのだが、1時くらいの渋谷駅周辺の様子には正直面食らった。 僕の頭に描かれていた日本というものは、あくまで僕の周りの世界や、せいぜい僕がふれる情報の中の日本であり、生身の人間と言った時でも少しでも付き合いがあったせいぜい1000程度オーダーの数の人間のことを指すのに過ぎない。そのことをついつい忘れてしまいがちではあるが、渋谷の深夜の喧騒は自分と付き合いのない人間・気が合わない人間が腐るほどいることを思い起こさせてくれる。

しかしそれは一方で社会としては良いことなんだろうという妙な考え方もある。自分とは全く違う種の人間、渋谷でナンパをする若いニイちゃん(あ、そういえばひとり知り合いにもいたな)や六本木をハイヒールで歩くネェちゃんには、あまり好感を持つものでもないが、まぁ自由にやってくれ、自由を存分に謳歌してくれ、都市の空気は人を自由にするんだ!という気分になる。そう考えると、むしろ終電後の駅広場で恥ずかしげもなく騒いでいる人たちがいることは嬉しくもあり、逆に言えば、普段街を歩いていても特に気にもならない人たちは実は様々な人間関係に抑圧されていて自己を発露できないのだ、という状況のほうがよっぽど僕にとっては気分が悪いのかもしれない。


「かれこれそんな社会観で4年くらい生きているが、今のところこの路線は堅持しているんだなぁ」と思った1時過ぎの渋谷駅には、工事中であることを示す看板が目立ち「地図に残る仕事」という某ゼネコンの広告が風に波打っていた。渋谷は嫌いだけども、たまには訪れたい街である。